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日本酒感想日誌

【795】奥 純米大吟醸 夢吟香 DREAM 生原酒 28BY

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は語れるほど飲んでないですね。
なんとなく甘めの蔵かなというくらいですか。
一昨年かな、十年低温熟成のやつ、あれは恐ろしく良くできた熟成酒でした。
あの夢よもう一度、というわけでもないですがドリーム!

夢吟香50の生原酒で、28BYの最終仕込みタンクだそうです。
生熟になるので、どのような育ち方をしてるかでしょうねえ。



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この蔵っぽいややベリーな香りがかるく立ちます。
含んでみましょうか。


はいはいはい、良いんじゃないですかね。
この時期の生酒という感じは全くしないですね。

とろっと果実の蜜っぽい甘み。
そこに軽く酸が入って、香りもあってまさにイチゴという感じ。
熟成感は出ずに、熟成でいい具合にまとまってるなという印象です。


まず香りも味わいも濃すぎない。
当然華やかなお酒ですが、ぶわっと、ウッと感じるような暴力的な濃さではなくて、その手前できれいに仕上がっています。
それでいてしっかりと甘いものを欲しいなという時に、良い重さのあるトロッとで満足感を得ることのできるものはある。
溶け込んだ酸の塩梅が良いんですかね~瑞々しくキラキラとしつつ、とろっと滑ららかつ濃厚過ぎないスムースさ上品さ。
特にテクスチャの部分でのエアリーに、舌の上でスッと溶けるアイスのような仕上がりはやっぱ熟成ですかね。
新酒ではこの質感は出ないなあと思います。
バニラ&ストロベリーのダブルアイス、当然やや強めに冷やしてね。


いやあいい仕上がり。
フィニッシュへ向けての流れもするっと極めてスムースです。
生的なエキスの厚みはわずかで、程よいレベルの押し出し。
雑味はこの時期というレベルではなくて、生ということを考慮すると美しいといって差し支えないでしょう。
温度が上がってくるとその旨みの中に、わずかにナッティなニュアンスがあるかな。
全く気にならないです、うっすらとで表面を美しく彩るイチゴの甘酸をかえって引き立てるもの。
ナッツトッピング→アイス。
フィニッシュはスッと清涼感を感じるようなものですが、余韻に残る旨み感は少し好みが分かれるかも。
はっきりネガティブなものではないんですがここが最後までフルーティな甘さであれば完璧でしたね。
旨み感がのこる余韻なので、ここは生酒、寝かせっぽい唯一のところでしょう。


しかしっていうとこういう味わいを求め飲むわけですが、完璧なものを出してきましたねえ。
この時期にこういったものを出してこれるというのは、やはり例の十年熟成もフロックではないということです。
また10月にここまではっきり、かつ心地の良く、また濃さのあるイチゴを出してくるのはそれだけで価値があります。
新酒だって華やかでも失敗作みたいなお酒が腐るほどあるわけで。
これであれば年明けまで重宝するようなお酒ですよ。
お店なんかだったらこれは置いておきたいなあ。
初心者にもいいし、玄人にもいい。
ほんとにこの時期こういったお酒は希少です。



2日目。
ほんのわずかですが昨日よりは重い、エキスがあるかな。
いや、そうでもないか、いたって良好。
飲み進めて、杯を重ねるほうがいいくらいで、それっってこういう甘みのインパクトのあるお酒では珍しい。
連続して含むことによって甘みが飛んで感じたり、あるいは余計な味が気になるというお酒が多いんだけど。
ちょうどよくきれいに収まっている。
また食べ物と合わせてもしっかりいいところが出ています。
これをこのタイミングで出すってのは素敵な蔵元ですね、わかってますよ。
自分のところのお酒をちゃんと飲んでいるんだろうなって気がします。
そりゃどこだって味見はするだろうけど、消費者以上の集中力をもって1本向き合って飲んでるか。
またほかの日本酒を消費者以上に飲んでいて、比べてるのか。
その辺が明らかにできてない蔵元も多いですよ。

しぼりたてカプエチのような目立つ香り甘みですが、上品でエレガント。
香りも半歩引いています。
きめ細かく滑らかだけど、ツルっと瑞々しさ、光沢、輝き。
わずかに清涼感があり、それと同時にエアリーな軽さもあって、すーーーっときれいに溶けていく感じは秀逸。
入りはとろっと甘い感じなんですけどね、べたつかない残らない。
またこれほどはっきりイチゴ感を感じるのはやはり酸の入り方ですよね。
ストロベリーアイス、今日も変わりなし。
それも100円の合成パチモンじゃなくて高級なやつね。

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