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日本酒感想日誌

J.バリー ミレジム1998 LMDW60周年記念ボトル

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山和がいまみっつだったので、何を思ったか鍋くいながらラムを開ける男。
目白の田中屋で、上のほうに並んでるうまそうなのから選んでもらっらた1本。

カリブ海周辺諸国を中心に、サトウキビを用いて造られる蒸留酒、ラム。
旧植民地時代の宗主国に基づいて、スペイン系、イギリス系、フランス系の3種があるそうです。
その中でも酒オタみたいのに人気でハマりやすいのはフランス系みたいですね。
J. バリーもそのフランス系で、フランス海外県のマルティニーク島のラム。
とくにフランス系の特徴として、いわゆるアグリコールラム。
つまりサトウキビジュースから砂糖を生成する際に生じる副産物である廃糖蜜を使うのではなく、サトウキビジュースそのものを使う贅沢な製法です。
これはやはりワインとかコニャックとか酒にうるさいフランスの文化から来てるみたいですね。


で、パリに拠点を置く有名な酒類商、ラ・メゾン・ド・ウイスキー社(LMDW)が去年か、60周年で膨大な記念ボトル群をリリースしたのは特にモルト好きには記憶に新しいところですが、これもそのうちの1本です。
ちなみにその中には日本酒も含まれており、あの獺祭が記念ボトルを提供していたそうですよ。
さすがに日本では見かけなかったなあ。
物好きな日本人だから逆輸入してたら売れたと思うけど(笑)




20171127_220126~01


とりあえずがっつり蝋で封されたボトルなんでぽろぽろ崩してね。
あけて注ぐとこりゃすごい香りのラムですね。
ラムなので味わいはドライというか、そんなに甘みが強いとかそういうものではないんですが。
香りの爆発はこれやばいです。

なんだろうね~この香り、麻薬的。
エキゾチックなコーラというか、良い意味での薬品感。
プルーンやバニラっぽさに、少し焦がした醤油、ライム、いや杏っぽいか。
百合のような怪しいフローラルさ。
ランシオっぽいややねっとりとした香りも出ますね。

味わいは揮発するドライなフルーツの甘みに、ローストしたナッツとバニラ、ジューシーな酸味、タバコの香り高さ。
品の良いタンニンを感じるフィニッシュ、飛び切り複雑で長い余韻。


これはモルトにも負けない素晴らしいパワーのあるラム。
まだまだこれから多彩な香味が開いていきそうでクラクラします。
逆にもうパワー全開でワンショットで十分な満足ノックアウト。
とにかくエキゾチックで、ラムレーズンでイメージする香りとはまた一味違います。

個人的な好みでいえば、モルトとかカルヴァドスのが好きですが。
たまにはいいもんですね。
うめえわ、クセになるクセ。


2月上旬。
あけてもう2か月~3か月になるのだが、全く落ちないお酒がこれ。
むしろラムっぽさに、コク感もでてきてフツーに旨い。
全然モルトに負けないし、結構コロコロ表情を変えるモルトに比べるとずーっと安定して徐々に上がっている感。






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