日本酒感想日誌

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【816】而今 特別純米 にごりさけ 29BY

日本酒
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卒業したといいつつ買えれば買う而今

而今なんてミーハーな!なんて言っちゃう、そゆのは卒業してますよ。
好きだからって而今ばっかり!而今十四代而今花陽浴而今而今而今!みたいな人はバカだと思うけどね~。
そういう人ってたぶんいつも100点のお酒を飲みたい、みたいな人だと思うんだけど。

「いつだって最高のものを求めるのは求道者っぽくて恰好よく見えるかもしれないけど、実際は何を食べても『あれに比べればね』なんて言っちゃうスノッブにすぎない」

と今日好きなシリーズの本の新作がでてたんですが、ほんとにたまたまこんなセリフがありました。
まあ65点のお酒が“全く”楽しめないならもう日本酒飲むのやめちゃった方が幸せですね。
自分のことでいうと、ウイスキーやワインは80点以上じゃないと飲む気しないけど、日本酒は60点でも楽しめるからね。
まあワインは80点の上がとてつもなく広そうっつーか全体が広くてわからんけど。
モルトは80点どころか90点オーバーでいいや、ニューリリースなら。
いやワインなんかより好きなんだけどちびちび飲めるから買うのは年に5本くらいでいいと気づいた。
ワインは逆にランク下げないと買えないからな。
上げても俺ワインはたぶんあんまり好みじゃないんだけど、でも世界は広げてくれる。
とにかくやっぱり自分は日本酒党だなあと思います。
まあ皆さんもあまり100点とか偏差値70とか求めすぎずに、違いを楽しむくらいの心の余裕は持ちましょう。
それが大人のたしなみ。

まーた余談がながくなっちまった。
テンプレート変えてから小話をするスペースがなくなったので、記事に書いちゃうんですよね。
記事はなるべく余計なことをそいで日本酒のことだけにしたいんだけど。
おっさんになって愚痴っぽくなってきたということで。

而今のにごり。
25BY26BYと自宅でも飲んでましたが、2年ご無沙汰でしたか。
特に去年に関してはお店でも飲んでないんじゃないかな。

でちょっとびっくりしたのが、昔は而今のにごりといえば富山県産五百万石だったんですが。
いつの間にか山田錦34%五百万石66%となってました。
何年か前に普通の特純でこんな感じでミックスを始めてた記憶がありますが、最近さっぱりチェックしてないからな。
酵母も非表示になってますね~昔は表示あったのに。
まあスペック関係で而今に詳しい人がいたら教えてください。




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せっかく綺麗に分離しているので上澄みから。
ちなみに1升のほうは穴空き栓なので、適当な空いてる酒瓶から普通の栓に付け替え。
なので明日明後日当たり活性高まらないかな~なんで期待。

なかなかジューシーに酸味のニュアンスを感じる立ち香です。
リンゴというか、もっと酸の高い変わり種系とか、安物白ワインっぽいような。
高い白ワインはまた違う香りすることは勉強しました。

うん、やばいな。
ハッキリ言ってまったく美味しくないぞ(笑)
かっこつけてフルートグラスで飲んでるからか、それともやっぱり濁らせないとだめか。

かなり柔いガス感。
まあ特別くっきりでもないけど最初は酸味を感じる。
そこから甘みが広がるわけですが、わりとぽっちゃりめでカジュアルすぎるというか。
あまり良くない意味でコケティッシュというか。
腰が軽くて柔いような気がするんだよな。
しゅっとしたとこもあるんだけど、もう少しタイトにというか輪郭やキレ感がほしいような。
一呼吸置いた方が活性が出てくるので、まあ楽しめるか。
あれでもこんなだった?
なんか普通の而今に感じるぽさがないような……安くて甘ったるい泡モノみたい。


入念に混ぜ混ぜ。
うんうん、だいぶ良くなった。
粉っぽさがうまく作用して、デブってるのをうまくまとめてる。
少しビターさがでてボディラインをタイトに矯正。
攪拌したことによってガスも多少強く感じられるし。
こんな感じだったよな~というカルピス感。

とはいえとはいえ。
香りはサイダーというか甘いリンゴジュースな感じで、この辺がちょっと最近僕が飲んでた而今からすると派手めで違和感。
そしてやっぱり甘くね?
キュートさを出す程度には酸もあるけど、それに打ち勝つくらいはっきり甘い。
そして別にそんなにキレも良くもなくて結構がっつり残る。

うーんこんなにはっきり甘かったっけ。
だんだんバランスが取れてきて、甘みの深さと真に迫ったフルーティ感は良いと思うけど。
それにしても甘いなあ。
今年甘くね?そんなことない?
かなりまったり甘いよ?

いやもうみんな好きなやつですし僕も店で90ミリ注がれる分にはまったく問題ないですが。
これ1升飲むのは結構きついよ?
3000円で自腹でどっち飲むって言われたら絶対に菊盛しぼりたて選んじゃうよ俺。

いや俺もいよいよおっさん化してきたな。
ぶっちゃけ来年たとえお願いされてもあんまり買いたくないぞ。
残しておいた六歓のお燗に移行したくてしゃーないもん。
而今好きのひととちょっとお話してみたいですね。
吉川だか東条だかの而今は全く問題なく良かったんだけどなあ。
嫌いじゃないし、フレッシュなリンゴ感はほかの而今とは全く違う商品というくらい出てる。
香りもそうですし酸の光も差してるんですけど。
それにしても、にごりだから当たりまえやといわれたらぐうの音も出ないけど、やっぱりかなりマッタリ濃いぃし甘いよ。

これは而今卒業か?w
あれだけフラグを立てておいただけに、おあとがよろしいようで(笑)
しがない安住居ですが飲みたい人いたらおいで、いくらでも無料でごちそうしますよ。
割とマジでいらねえw


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ル・ノーブルとかいう輸入食器専門店のPBみたいなル・ヴァンとかいうブランドのシャンパングラス。
オーストリアのロブマイヤーもつくってる工場にお願いしてるとか。
いちおうヴィンテージシャンパン用のデザインらしいっす。
ちゃんとハンドメイドらしくてLサイズでわりと大ぶりながら、薄く非常に軽やかで品質は文句なし。
脚かなり細いしボトムのステムへのV字の引き込みも美しい、洗いにくいけど。
さらにいわゆるフルートグラスというよりちょっとバルーン型に近いオサレなデザイン。
デザインも秀逸ですし、リーデルでいうとソムリエシリーズにかなり近い質感。
値段は四分の一。
かなり気に入ってます。


2日目。
密封栓にしたこともあり最初から、昨日よりはガス。
冷えた状態だとかなり酸がジューシーにきまりますね、リンゴ様かな。
果実味はしっかりあってビネガーではないですが、思ったより鋭くレーザー光線的エネルギー。
だいぶ昨日よりはバランス取れているか。
甘みのマッタリ感も冷やしていれば気にならない。
冷蔵庫からじゃなくて、レマコム氷点下からサーブするくらいでいい。
酸のさわやかさに甘みと果実感の艶っぽさ、さっぱりめの乳酸菌飲料感に、ガスとややタイトなクリーミィさが程よく締める。
うん、うん、うん良くなってきました~評価も上げときます。
僕の記憶の中にあったものよりは濃厚な味わいなんですよね。
あとは結構酸がジューシーに張るなあという感じですが、泉川のふな口もそう感じて。
僕の思い過ごしだとはおもいますが、この時期鉄板にごりがこうだと、ちょっと今年の傾向として何かあるのか?と考えたくなります。
別に悪いものではないんですけどね。

攪拌して、少し大ぶりのグラスに注いで、荒いオリを沈めて、くらいのが個人的には一番いいですね。
濁った上澄みがとでもいえばいいのか、ミクロで済みもあるにごり部分
溌剌とした酸にリンゴやブドウ的なジューシーさと含み香があり、きちんと甘み感もでてくるし。
甘みもカルピス系から、甘みのニュアンスとして深さの演出がきちんとあって、今日はさっぱり感と艶っぽさがうまく折り合うポイントがあります。
捌けもよくて、ほどほどに甘い雰囲気が残る。
これくらいの濃さに落としてやると飲みやすい。
これは全く意図していませんでしたが昨日のシャンパングラスがいい仕事してますね。
ボトムのVの字にいい具合に沈んでくれるんよ。
こうやって試行錯誤できるのも家で1升瓶で抱える贅沢でしょうか。
昨日はどうしようかと思ったけど今日は進むわ~。
提供の時これくらいしてくれるお店があったらいいけどね。


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これでわかるかな。
荒めのおりを沈めてにごりの比較的クリアーな部分を飲む。


昨日ワインを飲んでしまったので1日空いて4日目の而今。
ちょっとマジで冷蔵庫がやばいので今日これ空けなきゃ。

密封栓なんですがガスはちょっと弱くなったかな、あくまで活性にごりとかってわけではないからね。
味わいのほうはいつもよりも元気で発散するパワーが抑えきれずに漏れてるなという感じがします。
よく言えばいつもよりもフレッシュリンゴ丸かじり感マシマシです。
甘みも艶っぽくややぽちゃっとあるんですが、酸もそれを上回るくらい拡散性があるのでバランスはとってる。
にごりなんでキレがすっごい良いってわけでもないですが、まあ悪くはない。
みんな好きなやつだと思います。
気のせいかな~やっぱワンサイズ、少しだけ味が出てるので、やや飲み疲れするかなという感じ。
2日目は良かったですけどね。
お米の力が発揮されすぎているのか、それとも僕の好みが少し変わってきていることにあるのか。

ミネラリーな良い意味でのシャープな辛口フィニッシュ感も感じます。
そこはさすがに而今っぽい。
それでも甘いなあ、がっつり混ぜて濃厚あままで楽しんだ方がいいんかねえ。
ちょっと飴っぽいようなニュアンスもあります。
いっぱい飲むのはきつい。

12月15日。
瓶は派手にぼふんというけど、ガスは極々微炭酸あるかないか。
もう残り少ない底の部分なのでとろとろですが、白桃っぽいニュアンスがはっきり。
そうそうこの感だよね~。
甘いけどまだ酸も健在だし、程よい粉っぽさで。
これは美味しい。
今日はさすが而今。
ネガティブな要素も全く感じないですね。
ほんとこれ、さすがっす。
最初なんかちょっとあふれるエネルギーを抑えきれないような感じでしたもんね。
これであれば文句なしだし、全くジャンルが違うので悪いけど、米鶴のあとに飲みましたが米鶴のがいいって人は10人に1人いればいい方だろう。







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