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日本酒感想日誌

【530】十六代九郎右衛門 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY

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すっかり人気銘柄の仲間入りをした十六代九郎右衛門です。

そもそも結構前、日本酒ブログ界隈でも比較的早い時期に飲んでいましたし。
今となっては看板の一つで酵母違いで出すようになった愛山をフェイバリットな1本としてご紹介していた時期もありました。
ところがなぜかそれ以降疎遠で、他のをやりたいなーと思いつつ機会がなく。
とくにこの新酒の時期に出るスノーウーマンとコレの2本組はなぜやっていないんだというくらい毎年狙っていた商品。
つーかなんなら愛山久しぶりにのみてぇわ。

で、さいきんは活性にごりってあんまり好きじゃないので、こっちの無濾過生のほうで。
ひとごこち55、たぶん長野酵母だと。
無濾過生で実際は直汲みなんじないか?みたいな話です。



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うーん華やかな香り。
なんとなくリンゴやパイナポー系な気がしますがどうでしょう。
まあこの辺はそれぞれの人の感覚でどうぞ。
僕はあんまり立ち香って気にしないんでね。

上手ね~さすが。
結構立ち香あるなって印象で、その勢いのまま含んでも一瞬かなり華やかな香りが来るんです。
でこの流れだと、華やかだけど濃くてウっと来そうなちょっとヤバいかなと頭をよぎるんですが。
そこからすぅーっと非常に上品にスレンダーなスタイルでまとめてきます。

すばらしいですね。
少し甘さ控えめにしてんのかな。
軽く可憐で小さい花のような香りが漂う中、程よいスレンダ・スリムなスタイルでノーブルな甘みが滑り込んできます。
わずかにチリチリとガスを感じさせつつ綺麗なきめのタッチで、するんっとくる抑揚が心地よい。
控えめなんですが物足りない程度にしっかりあって、ややシュガー&ミルキーなイメージの甘み。
フルーティ&ジューシーってのとは微妙にちょっと違うかなという気もします。
透明感は十分で、酸も酸基調のお酒ではないですが、小気味よく効いてます。
後半すこしビターなテイストがはっきりめで、砂糖がけの柑橘のような雰囲気も。

ひと心地ついてくると、やはりさらっとしつつも、ちょうどいい甘みですね。
しっかり甘いんですが、サイズ感、ボディラインは絶妙に整ってます。
雪国色白美人のすべすべ肌。
ちゃんとちょっとふにっと。
一瞬少し苦いか?と思ったんですが、少しドライ感があるというのが適切で。
これはガスってことも、なのかな。
さらっとしゅばっと気持ちの良い捌けを演出してくれています。

湯川さんの巧みでち密なつくりが光る一本。
トレンドを意識しつつ、ほっと安らぐ癒し系で、フィニッシュはサクッと。
この時期安心して飲める秀逸なお酒。


2日目。
5度くらい、いつもより少し高めの温度くらいでスタート。
あらいいですね。
ガスが強いタイプではないですがまだ生きています。
昨日よりもややジューシーで、複雑さもあるような第一印象。
甘みは相変わらず素朴ですこし控えめに。
それでもきちんとあるのと、少し酸の光がさして色味がついたというかジューシーに感じます。
ブドウっぽい瞬間も。
昨日よりはという意味ですが。

ちょっと薄濁りか?というようなテクスチャ。
澄み酒なんですけどね。
いい意味で粉っぽい、パフュームというか白粉というかそんな雰囲気。
やや苦味もあって、それが複雑性なのかな。
ミネラル感でもあり、あまり冷やさないで甘みを膨らませてゆったり飲むのがいい。
新酒では珍しいかもしれん。










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