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日本酒感想日誌

ヴォーヌ・ロマネ ヴィエイニュ・ヴィーニュ2012 メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ

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全く開けるつもりがなかったのですが気づいたらということで……今日はワイン。
ブルゴーニュ強化月間なのでもういっちょヴォーヌ・ロマネの村名。

ドメームものとネゴシアンものというのがありまして。
ドメーヌは自分の畑で、自分で育てたブドウでワインを造ってる蔵。
ネゴシアンはほかのとことか農家からブドウを買ってきて醸造してる蔵。
両方やってるとこもあります。
なんとなくの傾向としてはドメーヌのがエライみたいなとこありますが、別にネゴシアンでもちゃんとしたとこのなら美味しいはず。
日本酒蔵って基本後者なので、やたらドメーヌドメーヌ言う蔵がいるんですね、仙禽とか。
でもぶっちゃけワインってあほみたいにブドウ造り、畑の手入れに注力してるから、日本酒蔵もドメーヌいうならそれくらいしないとダメなんよね。
毎日田んぼ見に行くレベルの蔵元がどれくらいあるかな?

よく考えたらブルゴーニュってめんどくさいイメージだけど、日本酒と変わらんか。
畑×生産者でややこしいなあって思うんですけど、日本酒でいう酒米×蔵みたいなもんだし。
日本酒でも、この蔵はこれが代表的商品ってのがあったり。
今年はこの商品はそれがハズレで、あっちのがいいぞみたいなことがあるけど。
その辺も一緒ですよね。

今回のメゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌですがニコラ・ポテルさんのネゴシアンラインということらしいです。
ドメーヌラインもあるみたいですけどね。
なんかそれなりに有名な人っぽいです。
いやよく知りませんが。

ヴィエイニュ・ヴィーニュってのはV.V.なんて書かれたりもしますが、樹齢の高い古木のブドウをつかってますよーってこと。
この人(ポテルさん)はV.V.好きみたいですね、こだわりというか。



20180224_021414~01


どれどれ。
こっちもきちっと香りますが、ラズベリーとかチェリーになめし皮って感じでしょうか。
スミレっぽい香りもあって、なんかこうしっかりめな予感がします。
でも甘草とかもあってチャーミングではあるという不思議な感じ。

旨いっすね。
ちょっと鉄分とか血っぽいようなニュアンスが強めで。
コク感はありますね。
旨い。
それでも酸も程よくきいて下品じゃないというか、端正な仕上がりになってます。
バランスがいいというのか。
うっすいなーってことはないですね、これは絶対に。

タンニンは厚めで、その分ミネラルも少し太くは感じますが精緻ではあると思います。
含んだ香りはチャーミングに華やかで
きちっと滑らかさもでてきて良いです、すいすいいけます。
酸味のとこなんかはすこしハーバルというか梅紫蘇っぽさもあるねーあるけどね。
香りなんかは赤いベリーが軽やかに舞って、思った以上にチャーミング。
それがタンニンやコクと悪くないアンバランス感というか不思議な感じ。


なんだろうね。
タンニンは結構がつっと出てるんだけど、瑞々しくて陽性のジューシーさみたいのが出てきますね。
あーでも全然うまいわこれ。
30分くらいたって開いてきましたね。
甘い雰囲気も出てきて、最近の僕の好みでいえば日本酒比でもこれくらいあれば十二分。
いいわあ。
飲み進めてふわっと湧いてくるような甘みの出方、甘いんじゃなくて甘い雰囲気というか。
これが最近好みなんだよなあ。
あとは甘草っぽいのと、ちょっと樽感があるのかなあ。
それにしても繊細な樽感だけど。

コク感とかパワーもありつつ、エレガントで。
このへんがヴォーヌ・ロマネって感じなんでしょうか。
逆にボルドーよりハマりそうだなあ。

いや濃いなあ、濃いけど綺麗にジューシー。
甘みもいいっすね。
タンニンも厚いけどシルキーで、どっかにあった粘っこいってのがなんとなく。
風格、格調の高さ。
なるほどね~。
畑の違いまでは判らんけど、村の違いくらいならいけそうだな。

徐々にフローラルなアロマも立ち始め、ち密な肉質。
ぞわぞわ来るようなものはないのかもしれないけど。
ブルゴーニュのピノ、ヴォーヌ・ロマネの魅力がわかってくるようなワイン。

うまい、うまいな。
日本酒ブログ卒業か?w
総合酒類ブログでも目指すか(笑)
毎日これくらいの金額払えるなら、別にワインでやっていってもイケる気はするんだけどね
さすがに破産しちゃうからなあ。
ここがボトムってのがワインのつらいとこで。
でもまあなんだかんだ言って僕は日本酒好きですよ。
他の酒類をやることによってより日本酒の魅力を感じられるというか。
ブルピノうまいですけど毎日は無理だもん。


次はどっちだろ。
買ってあるのはシャルロパンパリゾのクロ・ド・ヴージョと、こないだプロフェッショナルに出てた日本人のセレクション古酒。




4 Comments

安ワインの涙 says..."No title"
素晴らしい。ちょとワインというテイスティング、言語化能力じゃないですよ。

>タンニンは厚めで、その分ミネラルも少し太くは感じますが精緻ではあると思います。
含んだ香りはチャーミングに華やかで
きちっと滑らかさもでてきて良いです、すいすいいけます。
酸味のとこなんかはすこしハーバルというか梅紫蘇っぽさもあるねーあるけどね。
香りなんかは赤いベリーが軽やかに舞って、思った以上にチャーミング。
それがタンニンやコクと悪くないアンバランス感というか不思議な感じ。

趣味でやってる表現力じゃないですよ。

ジャン・グリボーのときも感じたし、バルトン96’のときも関心しました。ヴォークランのとき、(必ずしも旨いと思っていた訳じゃなさそうなのに)「これじゃなければダメだという夜がきっとある」という表現にはハットさせられました。僕は「安ワインの涙」なのでヴォーヌ・ロマネを飲める事あんまりはなさそうですが、普段はチリのカヴェルネやピノを飲んでいるので、日誌さんがもしやる気があるならば、モンテスαやコノスルのリゼルバのピノあるいはカヴェルネはブルゴーニュとどう違うのか?ボルドーとどう違うのかをちょっとやって欲しいという期待もあります。

 さてここは日本酒ブログです。なので日本酒につての質問をさせていただきます。ソガールの評論の中で、「火入れであれば」という記述があったと思うのですが、「基本生」党である日誌さんがそう思うのは何故でしょうか?澤屋まつもとのOMATI・YAMADAも火入れして完成するという事なのでしょうか?僕は火入れも生も普通に楽しんでいるのですが知りたい所です。

2018.03.05 19:26 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: 安ワインの涙さん"


いやあ、ワインのほうはお褒めいただいても恥ずかしいばっかりですね(笑)
門外漢、ワイン1年生どころか幼稚園児レベルなので。
それでも最近ようやく美味しいと感じられるようになってきて、すこしずつ違いも感じられるようになってきました。

ニューワールドな安ワインも気になっているんですよね実は。
おっしゃるように、仏の高級ワインとの違いとか、あるいは品種違いの実験にももってこいですし。
夏場、飲む日本酒が減ってきたらやるかもしれません。


さてご質問のほうにお答えを。
これは味わい、特に甘みとか旨みのサイズ感によるものです。
端的に言うと、ソガは味わいがタップリめに出ているなあと感じたんです。

澤屋まつもとなんかもそうですが、ソガはモダンなタイプのお酒ですよね。
流行りの甘くて香るお酒なら勢いだけあればそれで充分なのですが。
こういったタイプのモダンな、ある意味ワンランク上のお酒だと、半サイズの味わいの太さの違いが感じ取れてしまうんです。

ソガの場合、少し味わいが出すぎていて、火入れで半サイズ落としたほうが、このお酒らしさが味わえそうな気がしたんですよね。
味わいもそうですし、そっちのほうがワイン蔵の日本酒っぽくもあるんじゃないかなとか。
実際1年寝かせたものを飲んでみても、味が出すぎている分、熟成の進みが早いんですよね。

澤屋まつもとは逆で、半サイズ細いんです。
火入れのレギュラー商品はやや静かすぎるんですよね。
なので熟成のSHUHARIシリーズを好んでいるのです。
OMATI・YAMADAは新酒ですが生の分、普通の澤屋まつもとよりも半サイズ味が出ていて、それがジャストだったったと。

ソガ>>>澤屋(OMACHI・YAMADA)>>>澤屋(レギュラー商品)
味のボリュームを図で表すとこんな感じでしょうか。
微妙な違いなんですけどね。
あとは好みにもよりますし、生と火入れの差も蔵とか造りによって変わるんですが。
やっぱり火入れは味わいが少しスッキリ細くはなります。








2018.03.05 20:58 | URL | #- [edit]
安ワインの涙 says..."No title"
 返信おそくなってすみません。稚拙な質問に対して丁寧な回答ありがとうございます。
不等式の説明で凄くよくわかりました。なるほど「味が出すぎ」とは、日本酒初心者にとってもわかりやすいです。ソガを飲んで確かめたくなりました。無濾過生原酒については、旨いは旨いんだがちょっと強烈すぎるかなあ、という印象をもつものもありました。これから僕が何を飲んでいくかはは、その時次第なんでしょうけど。大切な基準になりそうです。
  
 九平治ですが、家飲みはした事ないですが、「むろまち加地」の裏日本酒メニューとして、あるいは居酒屋リストとしてよくあるので、スタンダードとして馴染みあります。まあ、旨いかなと思います。カマルグ飲みたいですけどねえ。
 
2018.03.15 19:02 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: 安ワインの涙 さん"

いえいえ、コメントは大歓迎ですよ!


やっぱり自分でも味が出すぎというのがしっくりきますね。
もっと言うとそのせいで、凄みとか作品性、特別感や世界観が感じられなくなっていますね。
ある意味でよくある、カジュアルなお酒というか。
十分に美味しいですが、プレミア酒、なんていって構えて飲むとがっかりする要因にはなるかもしれませんね。

「むろまち加地」さん懐かしいですね~また行きたいなあ京都。
九平次が裏メニューというところが渋いですね。
機会があったら是非飲んでみてください。
九平次は僕が気に入って今後もやると思うので、いいのがあったらご紹介しますよ。

2018.03.15 23:53 | URL | #- [edit]

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