日本酒感想日誌

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【901】初日の出 蔵人いちおし 純米吟醸生原酒

日本酒
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新宿伊勢丹で試飲会をしていたお酒。
なにかが引っかかって、なんだろうと考えてみると。
去年京都に行ったときにおじゃました「むろまち加地」さんで飲んで、良いぞって自分で言ってたお酒ですね。
それが北山の郷でした。

京都といっても山奥にある羽田酒造さんのお酒で、銘柄的には初日の出ということになるらしいです。
京都で飲んだ時はスタンダードな純米酒でしたが、今回は生系。
純米あらばしりもあって、そっちはややもたっとしてたけど、これはきりっとしてた。
なんでも桂川の上流域の伏流水を使っているそうで、ややミネラル分多め硬度130の中硬水をつかってるんだそうで。
蔵の敷地内に祝米の田んぼがあるそうで、つぎはそっちが良いかもしれませんね。

京都産五百万石55の生原酒。
直詰め、たれ口ということのようです。



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あれ、予想以上にきりっとしてるな。
やっぱり試飲とかとはまた温度も違いますからね。


でも悪くないですよ。
ややトロミもあるような整ったテクスチャー。
酸が高めで、最初にからきゅっと来ます。

試飲の時はもうちょっとシュガーな甘みが出てたけど、冷やしてることもあり控えめ。
それでもただ酸味があるんじゃなくて、甘みが強いとかうまみが強いって酒じゃないけど、ボディ・コクがあり濃醇
なお酒。
前述のとろみがこのへんにもかかわってくる。

香りがあるタイプのお酒ではないですが、軽く和柑橘の香りに、バナナじゃなくてこれはちょっとヤクルトっっぽいようなニュアンスかな。
きりっとした酸味が気持ちよく、でも決してライトではなくてトロっとした濃さ、ふくよかさ。
そこに五百万石っぽく、すこしビターなテイストが入ります。
少し硬く、ごつっとしたようなイメージに、やや青く山菜?

フィニッシュは普通。
悪くないけど、スパッと切らす感じでもなく。
ほんのりあじわいがのこる。

こなれてくると、ひそやかに爽やかな甘みがあって好印象です。
その分少しエキスっぽさも出るけど。
嫌いじゃないね。


もしかしたら冷やなら純米のほうが良かったかもしれない。
そんなに冷やさないで、常温に近いとこ~お燗もいけると思う。
この手のはなんでも合いそうで、実は味の薄めのものとは合わないから、やっぱり合わせるなら山の幸系だよね。
味噌系の味付けというか。
山菜を酢味噌っぽく、魚は川魚で、ジビエ、鍋。
海のおさかななら干物が良いかな。

悪くないですよ、好きです。
東京に特約店じゃあ!みたいな流行りっぽいお酒じゃなくて。
それこそ金鶴とかもそうですがこういうクソ地味な地酒もイケるようになってきましたね。
もちろんその中でも出来がいいものに限りますが。
地味な中にある簿妙な違いも分かるようになってきたというか。

あとは地味な中でどう差別化するかなんですよね。
そりゃカプ酵母で演出した邦画違いも分かりやすいわけで。
やっぱストーリーとかペアリングとかその辺もy重要になってくるのかな。

爽やかな香味が絶妙だなあ。
純米的なバナナでもあるんだけど、ヤクルトうっすら、柑橘の爽やかさ。
とろっときりっと良いですね。
とろっとしてるけど、味の幅はややタイトな感じで、育っていくのも楽しそうですね。


お燗。
ほっこり、甘みも出るが。
そこからシャープに行きますね。
やっぱり、青苦いというか、すこーし鉛筆の芯的というか。


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Comments 2

ろっく
やっぱり気になる。。

気になっていた蔵のお酒です。ろっくです。

こちらの蔵、28BYから脱兎という新しいブランドが出てますよね。
29BYで無濾過生原のブルーボトルのが出てたのですが、うっかり買い逃してしまって。
そっちは、たしか純米だったはず。結構直ぐに売れてしまった様です。。


今回のレビュー見させてもらって、やっぱり気になる~が振り返すという。
・・・探してみます。



無濾過生原酒は栓を開けてからも味が変化していくので、面白いやら難しいやら。
濃さや厚みもあったりするので、普通の飲食店では扱いずらいかもしれませんね。

それから、そればっか飲んでると舌がそっちに慣れてきて、普通のお酒を飲むと薄く感じたり。これはあまり良く無い事かななんて思います。 
そんな事を考えているこの頃です。



北の地への旅路、お気をつけくださいませ。
旅のお写真お待ちしております。
では。

  • 2018/03/21 (Wed) 01:46
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日誌係
日誌係
Re: ろっくさん



この辺の酒をきちんとチェックしてるのがさすがはろっくさんですよねえ。
というかろっくさんくらいしかいないのでは(笑)

脱兎のこと全然しりませんでした。
こっちも気になりますね。
何となく商品のコメントを見ると、味わいはそんなに変わらないのかなあという気はしますが。
なかなかイケるお酒なので機会があればぜひ。


生の一升瓶は難しいですよね~。
中には状態が上がってくるものもありますが、基本的には少数派。
やっぱり開けて3日以内のは飲みたいところなので日本酒専門店以外は扱いが難しいかもしれません。

僕も基本的には生派なのですが、最近は火入れのほうに少し好みが移っているかもしれません。
生っぽいフレッシュさを残した火入れもふえて、その辺の技術向上もありますし。
生の鮮やかさも良いですが、たまにに飲むと火入れレギュラー商品のの馴染みやすさみたいなのもほっと安らぎます。

ではではこの辺で。
酒旅ではありませんが、機会があったら飲むこともあるでしょう。
その他の写真も撮ってきますね(笑)





  • 2018/03/21 (Wed) 05:13
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