日本酒感想日誌

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【907】二世古 大吟醸 生原酒 29BY

日本酒
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旅行の話と順番が前後しますが、札幌で少し酒屋を覗きに行きまして。
そうするとほしくなっちゃって何本か現地調達後、宅急便で送ってもらいました。

二世古はその名の通りニセコスキー場の近く、羊蹄山のふもとにある二世古酒造さんのお酒。
北海道のお酒の中だと、都内特約店でわりと目にしやすいお酒じゃないでしょうか。
僕なんかは完全にかがたやのイメージですが。

コメ違いの純吟なんかはこっちでも買いやすそうなのでいつか機会があるでしょう。
というわけで本数の少なそうな大吟醸を買ってきました。
彗星40の大吟、生原酒です。
29BYなのかな?
500本限定とかなんとか。



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実は千歳空港でちょこっと寿司食ったときに、特別純米をすこしやって。
ややビターなテイストながらまあまあかなという感じでしたが。
これはどうかなどうかなー。

おお、香るねw
そして甘いね!

まあこの味わいで28BYの生熟ってことはないな。
うん、いいんじゃないの。
4000円しないくらいだったけど、そこまで高くない中で大吟醸らしいリッチな味わいで満足感があります。

カプ系の香りは鼻が曲がるほどではないですがしっかりあります。
純度の高い甘みが広がるのですが、もたっとせずにフィニッシュに向けてはむしろスカッと行ってくれます。
ややミルキーなテイストもありながら、つるっと雑味も少ないところはさすが大吟醸。

うん、つるっとしていて。
しつこくなくスカッと抜けてくれる。
桃や完熟リンゴといったニュアンスから、巨峰やアプリコット・グレフル・少し青く苦いニュアンスが順に少しずつ。
ある意味パイナポーともいえるかもしれん。
ここがすごくいいんだよね。
カプエチボンバーとは一味違う多彩で重層的なフレーバーの重なり。
瑞々しさ、軽快さもやや感じ、ぶよっともたっとしがちなこの手の香り甘みマシマシ系としては非常に良いバランス。

やるね。
うまいうまい。
段々甘みに、酸味と苦味がでてきて、それが嫌だという人もいるのかもしれないけど。
俺はただ甘いよりも好ましい味わいの重なりだなと思います。
味わいも香りも、ただ華やかなだけではなくて、きちんと表現があります。
甘いけどスカッとしてて、旨い。
余韻も甘いんだけど、香味に深さがある。

この蔵はちゃんと勝負できそうな気がしますね。
これはうまいっす。
あえて言えば少しビターなとこが普通のクラスでどう出るのかは気になりますが。


3日目。
うん、やっぱりまる田と比べると、純度のある甘み。
酸基調のあっちと設計は別ですが、こっちのが良いですね。
あーでもこっちもビター&辛味は感じるので今日の俺の問題かな。
それでもやっぱワンランク上かなー。



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Comments 2

とっすい

ちょくちょく買いに行く酒屋で二世古を近々仕入れるって聞いてたので楽しみにしてるところ、いい感じにレポートが!
以前に国稀の特別純米を飲んで余り好きになれなかったので、北海道には目が向いてなかったのですがここんとこの話を聞いてるとちょっと期待しちゃいます。
地の料理とも上手く折り合いつけながら育ってくれると食べるのも好きな人間としては嬉しいなぁ。

そういえば最近ちょっと面白いお酒を飲む機会がありました。福島は白河の有賀醸造で作ってる生粋左馬です。香りはおとなしく、口に入れた瞬間はサイダーのような甘味のある爽酒、その後辛みが出てきてスパっと切れる。
辛みの部分がちょっと一昔前のお酒って感じもするので好き嫌いは別れそうですが、機会があったら試して下さい。

  • 2018/04/01 (Sun) 01:06
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日誌係
日誌係
Re: とっすいさん


これは我ながらナイスタイミングでしたね!
国稀の特別純米は僕も向こうで飲んできましたが、マニアが飲むようなお酒ではないですね~。

まだ途中ですが、何となく北海道は今っぽいお酒が増えてる最中なのかなと思います。
美味しいですが、凄い個性があるとかまではまだ行ってないような。
ただお米のほうが、酒米も飯米もすっごく勢いがあるので楽しみにはしています。
流行りっぽいお酒ではなくまた入手も大変ですが、やっぱりいいのは北の勝でしたね。

生粋左馬ははせがわで見かけましたね。
とはいえ知らない酒がでてるな、という程度ですが。
面白そうですね~かなり興味津々です!
ありがとうございます、チェックしてみます。




  • 2018/04/03 (Tue) 12:01
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