日本酒感想日誌

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ルー・デュモン レアセレクション フィサン・ルージュ1984

ワイン
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ちょっと前にNHKのプロフェッショナルにも出てましたが。
フランスブルゴーニュでワインづくりをなさっている仲田さんとい方がいらっしゃいます。
まあ本場に認められた日本人的な話で、日本人が一番ホルホルしちゃうやつですね。

基本はネゴシアンスタイルで、最近はついに畑を取得したみたいな話だったけど。
これは彼が造っているわけではなく、彼が買い付けを行った生産者不明の古酒セレクション。
いわば仲田印というところでしょうか。

他のワインを買ったときにたまたま売ってて。
これくらい古いのがどうなってるかなーという実験的な意味合いで買ってきました。
そんなに高くなかったしね。
仲田印で蔵出しということでまあ買ってもいいかなーとはなりやすいですよね。

フィサンはコート・ド・ニュイ、ジュヴレ・シャンベルタンの北に隣接。
当然ピノ・ノワールです。





やっぱこれくらいの古酒になるとコルクがスカスカなんだよねー。
折れたりしつつも、中身には影響ないようになんとか抜栓できました。

もう色味が全く違いますよね~。
赤茶けたようなレンガ色、エッジはオレンジというようなね。

妖艶な香りは、ややシャープな金属間のようなものも感じる中で、キノコや柔らく湿った森の土。
酸味感はあるのでベリーは感じられなくはないが、黒というよりは赤。
含むと少し醤油のような?

まだ飲めるんだろうけど、好きな味わいじゃないね。
つーかNGレベルに苦手。
かなり堅牢なミネラル感に、血や鉄のニュアンスが激しい。
それが酸と合わさって、かなり好き嫌いは分かれるかもしれません。

それでも一呼吸置くと、気にならなくなってくる。
まだ柔らかくチャーミングなイチゴなどのニュアンスが微かに感じられ、古酒のこなれた質感もうまく作用。
優しいおだし的な旨さも感じさせつつ、ぎゅっとしたミネラル感で〆る。

余韻も嫌なものでもないし、変にイロモノじゃなくて、普通に飲めるワイン。
さすがなんでしょうね。
わざわざ僕が飲まねばならないワインではないと思いますが。
やっぱり素人は色気を出さずに王道を行くべきですね。


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Comments 2

めい

お久です。

私見では、コルクの耐用年数は30年ほどだと思ってます。30年を超えると一気に液面が下がるんですよ。
そこからはもう神のみぞ知る領域に…

呑まれたのはややオフヴィンテージですし、枯れた感じだったでしょうね。

まあ、ブルゴーニュはマゾが呑むお酒なので…

  • 2018/04/30 (Mon) 20:44
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日誌係
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Re: めいさん


やはりコルクはこれが普通なのですね~。
この手の話は聞いてはいたのですが、初体験でした。

お味のほうは、すごい美味しいってわけでもないですが普通に飲めました。
そこまで極端に枯れた感じもせずに、その意味では良いお酒だったのかもしれません。

ブルゴーニュのマゾ御用達な感じくらいはなんとなくわかってきました(笑)
自分の中でのブルゴーニュブームはいったん終了ですね。
暑くなってきたので白ワインでもやろかなーと思ってます。



  • 2018/05/02 (Wed) 20:19
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