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日本酒感想日誌

【15】東洋美人 壱番纏 純米大吟醸 22BY

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もう飽きた。
思えば最近は甘口!23BY!無濾過生原酒!みたいな酒ばっかり飲んでいる。
たまにはもっと洗練された酒を飲みたいのだ、このブログの趣旨に反しても。

そんなわけで本日は東洋美人の最高峰、壱番纏。
よくよく見返してみると中国四国地方のお酒を紹介するのはこのブログを始めて以来初のことだ。
ちょっとにわかに信じがたい。
それくらい中国四国にも旨い酒はあるのだ。

今日取り上げる東洋美人の澄川宜史氏は日本の酒造界を背負ってたつ人物。
醸造家としても一流であるし、経営者としても非常に優れている。
業界への貢献は計り知れないし、これからの時代のスタンダードになるべき考えをお持ちの方だ。



そんな澄川氏の醸す東洋美人の最高峰が壱番纏。
香りはあくまで控えめ。
エレガントな吟醸香だが、他とくらべて控えめで穏やか。
だが香りの質は極めて上質。このただならぬバランス。

なめらかな口当たりが水のよう。
甘やかな含み香になめらかな酒質。
それでいて繊細な米の旨みがふくらみ、玄妙な五味のバランスを味わえる。
湧き出る泉のような透明感。
上品で柔らかなキレ。

素晴らしい。
「稲をくぐり抜けた水でありたい。」
そうおっしゃる澄川氏の理想を体現した渾身のお酒。

ちょっと手に入りにくいしお高いですがぜひ味わっていただきたい一本。
ちなみに手に入りやすい、テロワールの思想を取り入れた番地シリーズもお勧めです。


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