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日本酒感想日誌

【942】恵那山 純米吟醸 平成30年岐阜県県知事受賞酒

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ぎふぎふしちゃうぞ。
中津川市のはざま酒造さんの恵那山
中津川ってーと中央本線で木曽のほう、塩尻のほうにいく長野寄りの岐阜という認識ですがあってますでしょうか。
中山道の宿場町で、まあそりゃあいかにも酒蔵なんかありそうなとこです。
まったくお初の銘柄。

1回もう酒造りをやめていた蔵を、(株)マルト水谷という名古屋の食品卸が買ったって感じなんですかね?
買収というか復活させたというか。
蔵自体は400年ほども歴史があるそうですが。
(株)マルト水谷自体はけっこうおっきな会社なんですが、そもそもの創業が酒類の販売だったとか。
で杜氏になったのは親会社で普通に仕事してた岩ヶ谷雄之さんで、社長さんのコネで東洋美人の澄川さんが指導したようです。
今の体制になったのが2015年からだそうですが、澄川さんのかなり献身的な指導があったようです。

しかし上川大雪なんかもそうですが、こういう話がこれまでもあったんでしょうが、今後はさらに増えていきそうな気もしますね。
設備とかはしっかりしてくるんだろうし良いことなんでしょうけど。
個性があるかどうかなんですよねえ。
美味しけりゃ文句は言わないけど。

まあ経緯だけ聞くとあんまり期待できなさそうな話だけど(笑)
今回は県の鑑評会で岐阜県知事賞受賞ということで。
純米吟醸部門で、ということだそうですが仕込み17号、受賞したそのものということです。
山田50で火入れなんですね、ろ過もあり。
基本的にはやはり東洋美人に近いようですっきり甘い味わいが目標らしいがどうなっているでしょう。





でも岐阜ってもともと酒に関しては濃醇なのが好まれる文化なんですかね?
岐阜のそれも山のほう行くとそういうお酒が多くなるイメージ。
百春とか射美なんかもそんな系譜なのかもしれませんが。

香るね。
ガチガチのカプ。

うーん、悪くはないけどちょっと困る。
これが岐阜の推す味なのか?
これだから嫌なんだよなあ、大手の資本がはいるとさ。
結局てっとりばやく今っぽいお酒をってことでカプカプになるでしょう。

出来はさすがに悪くはないんです。
香りはしますが、嫌な感じはそんなになくて、少し南国フルーツもちょこっと感じる。。
もちろんカプの不フローラルともいえるような香りがベースなんですが、濃すぎはせずにそこまで嫌みない。
ただ火入れろ過でこれじゃ生はキツイかも。

うーんでもまあごく普通だね。
王道を上手に造っているんだけど何も伝わってこないんだよなあ。

カプ的な甘みがはっきりと。
それでも火入れろ過で、過度にブヨついたりひっかかって嚥下しにくいということは避けているようです。
すこーし渋みとエキスがあるかなあという感じはあるけどね。

あとはそのまますーっと甘みが伸びて、程々に酸味もあり。
ビターさも感じさせつつフィニッシュというところ。
甘みは普通の中なんかと比べてもそん色ないくらい出てて、ややスッキリ飲めるかなくらい。
ネガティブな要素もだいぶ抑えてはいますが、やりテンプレカプ酒という印象は否めない。
すーっ流れるところで酸を感じさせるのだか、その中にエキスっぽいにごりとビターさがある。


まあ細かい話しても無駄ですわこれは。
悪くはないけど語ることもないし、ここで細かい質感の話しても意味ないでしょう。
その土俵に乗ってない。
べつに杜氏が色んな酒飲んで勉強したって造りたい酒が造れるわけでもないんだろうし。
火入れでこのレベルが普通にスパーとか地元のなんてことない酒屋に並んでるとしたら日本酒のイメージ改善に果たす役割はあるかもしれない。
その程度ですね。
がっかり。











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