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日本酒感想日誌

サンプル:若葉、光琳、岐阜酒二題

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そういえば半端ものあったわ。
サンプルが来てました。
はやめにやっとかないとね。

若葉 特別純米 無濾過生 大いばり青ラベル(五百万石60)
光琳 純米吟醸 無濾過生 (ひだほまれ55)





まあまあ飲んでみましょうか。
若葉からね。

おっいいねえ。
バナナ系にちょっと乳酸の甘さ、さらにブドウも感じるような香り。
香りいいですよ。

まだまだっぽいですが嫌いではない味わいですね。
さらっと上品なタッチ。
バナナ系の甘さが広がる中に、うまく酸味のジューシーさがインしています。
ジューシーですね、この辺がちょっとブドウっぽいってとこに出てきてるのかな。
クリアー感もあって好きな酸味だね。
ジューシーなところでそれなりのボリュームを感じさせつつも、そのあとはまたさらっとするっと薄めに消えていく。

ややクセっぽいニュアンスがあって、言ってしまえば田舎っぽさはあるが、そこまでじゃない。
余韻にも少し嫌な味わいが残るかな。

だが総じて悪くないお酒であり、サンプルであるがゆえのコンディションも考慮せにゃならんので。
全然飲んでみて悪くないし、面白いところもたくさん見えるお酒。
ちっちゃい蔵みたいなんで、もう少し細部のとこが上がってくればぐっと魅力的になるのだが。
その辺は何とも言えません。
たださらっとした優しいバナナな甘みと、程よいクリアーな酸の入ったジューシーさ。
これはけっこう魅力的なバランスになってます。


光琳。
岐阜羽島の千代菊で、ここは老舗のそこそこ大きい蔵みたい。
9号らしいけどこれまた不思議な香り。
なんだろうねえ。
セメ系だろうけど酸なのか?
少しパフューミーなような、白い花のような。

不思議と似たような味わい。
完成度はこっちのが高いかもな。
面白いよねえ、こー味が似てくるとことか。
岐阜の酒ってなんかいい意味で田舎臭いのが多くていいな。

あんまり生っぽくないようなさらっとしたきれいな流れです。
滑らかなテクスチャ。
軽くバナナ系の香味が甘く入って、そこに酸。
酸も激しく入るわけじゃなくて、クリアーさとかうまさを引き立てる。
ジューシーさもあるが、その点では、若葉のほうがあるかな。
ただ余計な味わいはこっちのがさすがに大きい蔵なのかなくて、嫌なとこは少ない。
フィニッシュで少しじんと来ますが、アクセント、飲みごたえレベルですね。
あーでも酸のクリアーさがはっきりあって、そこからほのかに香る香りはバナナ一辺倒じゃなく、可憐で清楚な小花のようなイメージも。


どっちも全然悪くないですね。
なんかどーんとインパクトのある今っぽい酒ではないけど。
その辺に慣れてると逆にいいなあと思うあたり。
地域特性も出てるし、おおむねつくりも悪くない。
こういうお酒、全国にいっぱいあるんでしょうね。

特に光琳はちゃんとやってもいいかなあと思いました。
美味しい。





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