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日本酒感想日誌

【957】福知三萬二千石 六歓 あお 山廃純米吟醸 生酒 29BY

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つーか今年リリースはやない?
去年出会って大変気にしているお酒です。
昨年は6月とかだったはずの生ですが今年は3月。
昨年僕が教えてもらった大阪のハケトケさんではかなり早々に完売してましたね。
都内では逆にまだ手に入りました、ありがとうふくはらさん!
もう今は生貯に切り替わってます。

スペックは変わってないはずです。
福知山市上六人部地区の山田錦60で酵母無添加の山廃。







すこし去年と違うような気もしますがどうかなあ。

けっこうトロっとしていて、しっかり味わいがあります。
今っぽい生もととかそっち系の味わいとはちょっと違います。
ただ美味いです。

やさしーいバナナ系の香りに、少しスッと爽やかな香り。
かすかに白ブドウもありかなあ。

滑らかな口当たり。
やや粒が詰まってる、ち密さ、筋肉質なとこはあってパウダリーな感触もあるがノイジーまではいってないはず。
柔らかさと若々しさが同居するような味わい。
甘みは穏やかだが、生もと・山廃系に感じる自然な乳酸感の甘い風味と、伸びやかさ。
とろっとスローなテンポに、ややどしっと旨味がしっかり乗ってますね今年は。
去年はもう少しライトなイメージだったんだけど、それでこのリリース時期なのかな。

ただししっかりした旨味を甘みとか、あるいはブライトな酸できゅっとジューシーにまとめて。
少し青い香りはちょこっとパパイヤなんかもイメージさせつつ、微かな清涼感程度のキレも出しつつとろっと。
すこーしタニックな苦みというか、木桶っぽいような低精白なようなものも出てくるかな。
そうか、これって木桶のせいでも低精白のせいでもなくて、生もと山廃のせいだったのか?



飲み方にもよってくるのかな。
今日は小杯でまったりなのでまたワイングラスでグイっとは違うかも。
でもこの蔵は外さないなあ。
もう1本買ってあるんだよねえ、生。


少し冷えてるくらいのほうがいいかもな。
味が結構出てるから。
冷えてるほうが、とろみのなかに清冽なクリアーさ。
そのなかに乳酸のある、パパイヤといったようなニュアンスと。
いや普通にラムネっちゃラムネ。
甘み、うまみ、酸味のバランス。

美味いよねえ、ほんとセンスいいなあと思う。
多少味が違ってもやっぱり旨い。
美ボディと書いてあって、違うんだけど思い出したのはツキミズとか、あそこの酒に感じるものを少し感じた。
もう少し薄めてガスを出せばそれこそね。
いや違うんですよ。
違うんだけど通じるやっぱたたずまいかねえ。


大きくない蔵で、このリリーズも地元京都の山田錦使ってくるくらいなので本数少なめなはず。
東京ではたぶん積極的にプロモーションかける気はまだまだないんじゃないですか。
やる気になれば特約店めぐりすればいいだけだからね。
最近でいえば花の香、赤武、加茂錦、寒菊なんかだってそうかもね。
渋いとこだとここ1年2年ちらちら見かけたのは都美人とか。
ここは酒質が流行りって感じじゃないから純粋に頑張っているんだろうけど。
美味い不味いの話じゃなくてね。
でもそんな拡大路線無理にやらんでも売れてるとこではちゃんと売れている。
こういうのが酒屋の仕事なんだけど、昨今はちょっとバランス崩れてきてるかなあ。
なんでもウェルカムだし、じゃないと飽きられるってのもあるんだろうね。

酔ってきたのでこの辺で。
少し置くとまとまって来るらしいので、ちょっとここで我慢します。
うまいっ!




3日目。
まあ辛味の表現なのかもしれないけど“はな”同様少し苦味はあるかな。
柔らかさとキリっと澄んで軽い感じのバランスが真骨頂かな。
基本は旨口の純米酒スタイルな酒だけど、クラシックすぎず野暮ったすぎずというのが絶妙。
“あお”としてはもしかしたら去年より少し落ちるのかな。
去年はもう少しモダンな山廃生もとの雰囲気があったけど、やや今年はクラシックより。
まあ味が出ちゃったってことなんだと思います。

ただ、明らかに即醸とは違いますね。
乳酸的な表現のあまやかさ。
あるいは酸の表現。
視覚的なイメージとして、速醸は上から下に垂直に流れるイメージ。
これは水平方向にというか、やっぱ伸びやかさなんですかね。
香り的には、これ酵母無添加だけど、そんなに9号と大差ない。

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