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日本酒感想日誌

【958】福知三萬二千石 六歓 はな 特別純米 無濾過生 29BY

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もういっちょやっときましょうか。
この“はな”は昨年末に生貯のものをやっています。
こちらも生が出ていたので“あお”とセットで買ってきました。

同じく地元の山田錦で、こちらは磨き55。
9号酵母です。





いいねえ。
いいんだよね、地味だけど。

酸味のハリがあり、さっぱりとしています。
香りはバナナ系のあまやかさに、ややブドウっぽさでしょうか。

柔らかく練れたタッチ。
さっぱりとしたクリアーさの中に、しっかりと旨味があります。
やはりこれも味の出がいいなあという印象で、この銘柄がこの路線なのかどうかは不明。

フィニッシュはクラシックスタイルでやや不満はある。
すこしビターが強く出て、辛いって程ではないけど、辛口な感じでフィニッシュ。
フィニッシュ後の余韻は悪くはないが、苦いときに微かにくせっぽさ。
これはクセってよりノーマルなシュガー感というか。
田舎の無名蔵の、よくできた純米酒って感じ。

ニュアンスはともかく、その田舎の無名蔵が、ちゃんといい仕立てのお酒つくってますって味わいが最近好きで。
地味だし、なんでこんなんがいいの?って思う人のほうが多いかもしれないけど。
おっさんになってきたってことですかね。


ただやっぱり良いんですよね。
華美ではないけど、物足りなさは感じない。
酸も甘みもきちんと感じさせるし、もちろんうまいし。
うまみもいい~コク感。
スッキリ感とかその辺のバランスもね。
ベーシックな1本だけど、古臭くないお酒として、重宝しそうなお酒です。
今後も楽しみ~。
去年のあおなんかはもう少し今っぽいスタイルだったんだけど、今年くらいだと火入れでまったり育てながらってのがいいかもですね。



4日目くらいかな。
ちょっと飲んで一応変化も書いておきたいかなと。
んーあんまりよくはない。
キリっと、甘みもあるが。
ややもたつくのと、少しクセっぽい。
それも魅力ではあるんだけど、さすがに絶賛するにはそれは逆張り過ぎるし、田舎酒っぽいカテゴリに戻って行っちゃう。
まあ生だからね。
クラシックとモダンのはざまって意味でも、火入れのほうがいいとこつけるのかもしれん。
この辺は個人的には回帰系のムーブメントとして飲んできたいとこではあります。

でもやっぱいいな。
きりっとした表情に、明るさがあり、そこに乳酸的な好ましい甘み、旨味。
まろやかな練れ感。








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