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日本酒感想日誌

【990】土佐しらぎく 洒落衛門 生 29BY

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なんとなく重なるもので複数方面から土佐しらぎくが入荷してます。
相変わらず美潮をやれてないのが申し訳ないですが。

これもとどろきさんのPBなんかな?
そのまま引用するね。
磨き55で、生ver.でございます。

これまで土佐しらぎくがテーマにしてきた「フレッシュ・フルーティ・ミネラリー」の「フルーティ」の部分をあえて抑え、まるでアルザスワインのようにガブガブ飲んでしまう軽やかな飲み口を生み出した。この新たな酒質を実現するために選ばれたお米は、地元高知県産の吟の夢。「その土地ののぶどうの個性を最大限に生かすワインのように米と日本酒を考えてもいいと思う」という仙頭さんにとって、一番身近で、原料として最も触れる機会の多い吟の夢を選んだのはごく自然なことだったかもしれない。こうして、高知県の土の養分たっぷりと含んだお米は、今まで誰も飲んだことがない、心地いい感覚の「これから」の日本酒になった。











ぐいっとな。
ハイ来たこれまた素晴らし~。
すばら&すばらです。

含むと微かに、やや乾いたタッチのラムネ、ブドウといった含み香。
甘みも仄かだか酸味も仄か。
程よい味わいのある、良い意味での水感です。

薄すぎず、くかといってくど過ぎず。
程よい飲みごたえでごくごく飲めるのはやはりミネラル感。
硬水のようなイメージ、飲みごたえでごくごく行けます。
漂う絶妙なクリーミィさとか。
ちょこっとやっぱり生っぽい芳醇さはあって、純米酒てきなエキスもあるんだけど。
それを極力クリアーに、タイトにまとめつつも味がしねえとか物足りねえとかつまんねえとかそういう感じではないのです。

少し温まってくると、ブドウの溶けたバナナ感をはっきり感じるようになります。
甘みとかエキスなんかも感じるのですが、それでも全くもたつかせないのが秀逸ですよね。
酸は低いし、量感も、鋭さも抑えてるんだけど、甘みや旨味の間隙をついて効いてます。
甘やかさのない乳酸感?

そして辛くないんだけど、辛い雰囲気を繊細なボリュームコントロールで。
ボディラインの流れるような流線形。
味があるようで心地よいそっけなさ、ドライな風合いなのかなあ。
滴るような潤いジューシーじゃなしに、からっと乾いた空気感。
旅行に行きたくなってきます。

繊細な香味で勝負するのもいいんだけど。
そこじゃなくてテクスチャっていうか質感っていうか設計っていうか。
根本的なところで勝負してる強さがある。
たとえば麻婆豆腐の爽やかな辛さと飲んで、まったく違和感がない。
お酒のいいとこが消されるってとこがない。

別に夏に限ったもんでもないですが、完全無欠の夏酒としてどうでしょう。
そういうお酒だって好きだけど、ガスとか、甘酸っぱい低アルとか、あるいは辛口とか。
そういうテンプレ的な属性一本槍でこれどーよ?ってお酒じゃなくて。
説妙なとこを巧みな表現でついてくる。
これまでないような設計を提案してくるこの力。
僕としてはこういうのが一番尊いなあと考えています。
とどろきさんのワインなんかもしったるプロデュース×仙頭さんのクラフトマンシップとという感美的感覚と、テクニックと。
素晴らしいですね。
これがプロの仕事。

生っぽさが気になる人は、これこそ大きな氷でロックでも。



2日目。
冬瓜のそぼろあん×一年囲いのあとに。
剣先イカのお刺身×しゅらえもん。
うっめえなあw

はっきりバナナ的な甘い香りは香るし、甘さだってある。
香りは甘いけど、甘さは程よく控えめなんだよなあ。
でそこに酸味。
これも強く主張しないでドライでそっけないような感じなんだけど。
穏やかな旨味、程よいクリーミィさ、酸からのドライな旨味。
このへんを素晴らしすぎるバランスで引き立てる。
ここで香る絶妙すぎる果実感。

ところがどっこい味がうるさすぎず、さわやかにゴクゴク行ける感。
まじで、もちろん最低限の日本酒としての味はあるけど。
硬水のミネラルウォーターを飲んでる感じ。
飲みやすさと、ほどよい飲みごたえ。
控えめに言って神。



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