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日本酒感想日誌

【999】龍力 菖蒲谷 生もと 特別純米 生原酒 29BY

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本田商店×君嶋屋のPB商品。
銘柄的には龍力になります。
去年絶賛した奥吉川のバージョン違いというか後継になるのかな?
生は相当少ないみたいで買った直後に売切れてましたね。
火入れはたっぷりありそうですが。

ことしは米の出来は悪くはないという話なので、正規の奥吉川が出るか期待していたのですがどうでしょう。
あえて奥吉川ブルーで出さずに違う米で出てきたとこを見ると期待してもいいかもな。
ついで言えばこれも生もとで磨いてないとこを見ると去年の奥吉川の造りには蔵元も酒屋も満足だったということでしょうきっと。

今回は磨き65で前述したように生もと。
東条の少分谷というところのお米だそうで、それを転じて菖蒲渓としてるんでしょう。
酵母なんかはいつもの通りですが、酸2.0なのと日本酒度も上げてきてるので味わいは違うかもしれません。








どれどれ。

あーなるほどやっぱりね。
数値通りの味わいに仕上げてきてます。
たぶんこっちのほうが純大の奥吉川に近いんじゃないのかなあ。
これだとちょっとワイン的でもあり、君嶋屋さんの影も見え隠れする。
去年の奥吉川は今にして思えばかなり異端な気がしたもんねえ、はっきり甘いし。

これは澤屋まつもととかそっち系。
火入れでもうちょっと育てたほうが面白いのかもな、確かに。

かなり不思議なお酒に仕上がってます。
香りは仄かに香る程度。
甘さもほぼ感じないというような構成で、酸味は非常に豊かです。
そこにお決まりのミネラル感が膨らんで、旨味を表現します。
きりっと澄んではいますが、すこしだけ生っぽい芳醇さがあり、きめ細やかなタッチに舌が包み込まれます。

そこからもう一歩、酸が染み出す。
ハッキリとしてますがピュアですね~。
ミネラル的な辛味と生っぽさの加減なんだろうけど、少し苦味のようなものがあって、それはやや余計。
ベースがシンプルでともすればそっけない味わいの系統なだけにちょっと気になる。
うまくなくはないけどワイン系。
この辺のちょっとしたとこは難しいなあ。


おれは飲んでるから、凄みが伝わってくるんだけど。
やや物足りない仕上がりですね。
これなら生じゃなくて火入れが多いのもわかるかな。
まあゆっくりやっていきます。


2日目。
はてこっちはどうでしょうか。

香りからして全く違うもんなあ。
同じようなレシピでこれだけキャラが違うのは意図的にやってるんでしょうが。
これが日本酒の面白さ。

ああ、でもやっぱり通じるとこも出てきたなあ。
とろっとした質感。
ミネラルのキレ→ミネラル香→そこから広がる感じ。
そのあたりでは甘みも感じます。

違うのはやっぱり酸度2.0。
滴る柑橘の果汁でその流れから、後半は甘みも感じさせてくれる。
香りは柑橘系がもちろんあるのだが、少し熟れた果実の甘みなんかも出てきた。
その辺でちょっと飴っぽい雰囲気もある。

昨日とはずいぶんと変わってまいりましたね。
お米のミルキーな甘みがしっかり出てきます。
これはまだまだ面白そう。
ゆっくり行きます。





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