日本酒感想日誌

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【1001】澤屋まつもと Shuhari 山田錦 lot.85 26BY

日本酒
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こればっかやってるので読者さんにとっては特に珍しくもなく。
それこそ新政の亜麻猫オーク樽でもやったほうが伸びるんだろうけど笑
まあせっかく1001回目ですし、あとは前回スペシャルなお酒やっちゃったからね。
昨日やった奥吉川ブルーと松の司愛山21の共通項ミネラル後の固有結界はもう別次元で、並のお酒じゃかわいそうなので。
手持ちの中でもとびきり良いカードを切っていきます。

ちなみに他に1000回前後にふさわしいお酒なんかあったかなあ。
ゆきの美人の1999は開けようかなと思ったけどあれはまた虎の子すぎて。
この流れでいえばカマルグとかかなあ?
木戸泉のなんかでも良かったか。

毎度おなじみの澤屋まつもとの限定シリーズです。
ストックはあるから開けていこうとは思っているんだけどね。
今回は26BYの山田錦で今年の初頭に出荷があったものです。
もっと早く開ければよかったかなあ、これも。

このシリーズの26BYは基本的に間違いはないのですが、蔵元自らその中でもとびきりの2ロットといっているうちの1本。
もちろんもう1本もありますよ。
いつものごとく詳細は不明です。







あれ、めずらしいな。
見た感じガスないですね。
流石にもう4年目で抜けてきてるな~とは思ってたけど。
見た感じ泡もつかないのは初めてかも。

それでも含めば感じますね。
そして最高。
ビンビンきます。

このシリーズの中でも最も静か。
基本的にはシンプルで削いだ世界観のお酒ですが、その中でも甘み酸味、あるいは旨味も熟成のふんわりバニラも控えめ。
白い世界、水墨画の世界のようですが、微かな果実味・ラムネっぽいニュアンスがかろうじて色彩を付けます。

非常にシンプルな味わいに、瑞々しさは健在で、最後まで行かないと熟成酒って感じはしないと思う。
色のない世界にガス感というかミネラル感というかがザっと切り立って、緊張感のある張り詰めたエネルギー感に満ちています。
それがくるっと弧を描くというか、一度膨らんでそのあとにまたズッとキレる。

出ますね~ミネラル後の世界。
短いし静かだけど何とも言えない旨さ。
味がないんだけど美味いんだよ。
最後の最後に少しだけあの妖艶な感じが出ます。

いやあもう書くのめんどくさいな。
これがとびきりっていうのがなるほどね~と思うと同時にすげえなと思う。
明らかに静か。
その分なのかフレッシュです。
それなりに熟してきてるロットもあったけど、これはまだ若さがある。
その分静かなんだけど静かだからこその完成度なのかなあ。
果実味も超密やかなんだけどそれが完璧に決まってる。
味わいも出てないから、だけどほんとにこれ何が旨いんだろうね。
味はないんだけど旨いんだよ、それが完璧に決まってるロット。
相変わらずの引き絞った粒立ちの輝き、美しさ。
ミネラル香とともに、お米の本当に真のミルキーな部分だけ残るような感じ。

ミネラルを活かすってのは他にもあるんだけど。
細かいとこの表現は唯一無二。



もうどうでもいいので記事的にあんまり参考にならないと思います。
あー幸せ。
ちょっと残念なのは本数が少ないので共有できないことでしょうか。
澤屋まつもとの文脈と、この限定シリーズの文脈も踏まえて共有したいんだよな。
いや~最高に決まってるよ、コレ。
瑞々しい、水が甘い程度の甘みと酸。
例のミルキーな妖艶さが出すぎるとうるさいんだけど出すぎずに。
粒立ちの輝きは星の瞬きのよう。
キレの後に残るのは清々しい空気感、早朝の湿原か、もしくは夕暮れ?
それがあーうめえとなるという。

開いてくるでしょう。
甘み、酸味のみずみずしさ、完璧。
熟感が出てこないでそっちが出てくるのかーいという。
うすいのにきらっきらジューシー。
ミネラル感も厳しすぎず、由来の粉っぽさ、クリーミィさも細かく表情あってパフューミィで気持ちいい~。
それが旨味へと。
極々極小なビターさとミネラル感と粒立ちが響きあって気持ちいい~。
ひたすら気持ちいい。
美味しいとかじゃなくて気持ちいい。
ドラッグ。

いやあ凄いね。
すっごいよコレ。
奥吉川ブルーからの松の司愛山21はさんでコレ、たぶん楽しめるのは世界で俺だけ。
うらやましいだろ!
明日の11時以降にウチにくればワンチャン?
数万じゃなくて十数万のワイン飲み比べ並みの力あると思うけどな。


5日目?
すばらしいね。
正直2日目~4日目まで、初日に比べるとってとこがあったんだけど。
味わいがまとまってくる。
ほんと熟成感ねーなあ、4年目だぜ。
ミルキー感とか、透明感のある静かな甘み、酸味。
その辺がまとまってきて旨い。
そしてこの粒立ち感、やっぱこれは唯一無二。
いいか悪いかは別にして、-5度からサーブしてもポテンシャル全開ってのは異次元よ。
これが一番かは置いといて、4年寝かせてもへっちゃらなこのお酒が手元にある安心感は凄い。
これが月イチくらいで飲めたらかなり人生の幸福度あがりまっせ。













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Comments 2

ヤスオ
No title

お久しぶりです。
仙禽秋あがり27by以来のコメントになります。

このまつもとと同じロットのものを飲んだんですが、他の澤屋まつもとと比べて、日誌係さんのような感想には至らずに家族みんなで「甘いね」と言いながら(好みの問題もあります)、飲みきってしまいました。
まだ自分の舌が熟成などについていけてないような気がします。
水をさすようなコメントをしてしまい申し訳ありません。
それでも日誌係さんの澤屋まつもとの記事がアップされると上がりますね。
勢いあまってコメントしてしまいました。
まつもとですが、今日雄町山田の火入れ試験醸造が届きました。あとは高かったので開けられてないですが、秋津山田と愛山の雫2016があります。記事になるのめちゃくちゃ楽しみにしてます!
今回のロットものもそうですが、結構まだ買える状態なのは高いからなんですかね…でも、ちょっと前にブログに出てた澱酒は買えなくて、日誌係さんのブログを読んで悔しい思いをしました。
去年出た雄町山田の生はうまくて3本買って、1本残してます。布教もしておきました。

ここからは報告ですが、九平次カマルグ飲みましたよ!これも正直に言うと、初心者には難しかったっす。でも、ついでから時間が経ったところでだいぶ美味しいと感じるようになりました。
彼の地は自分も前々から気になってて買ってたんですが、宣伝文句にもあったので濃ゆい味を
想像してたら、そうでもなく少し拍子抜けしてしまいました。
他にも九平次は結構飲んだんですが、ソバージュが一番うまいと感じてリピート何回かしてる自分は、まだまだなんだと思います。エントリーから素晴らしい銘柄というのもあるとは思いますが…
ブログを見て協田欲しいと思ったら、もう買えなかったかったり、今はワイン樽熟成があるんですが、もし買う予定があるor買っていれば、これは日誌係さんの感想が非常に気になるところです。

他にも仙禽とかあべも少しずつ挑戦してます。明日奥吉川ブルーが届きます。
ちなみに前回コメントした時のブラックアゾラはまだ開けられてないです。そろそろ飲まないとなと思ってるんですが。


本当にいつもブログ楽しませてもらってます。お体に無理のない範囲で更新頑張って欲しいです!
長々と失礼しました。

最後にこのブログ読んでるとGEMの企画モノ逆に気になります。買わないですけどね。

  • 2018/07/25 (Wed) 22:55
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日誌係
日誌係
Re: ヤスオさん


お久しぶりです!


レギュラーの商品の澤屋まつもとより熟成の分の甘さはあるかもしれませんね。
たぶんこれより愛山なんかのほうがはっきり味が出ていますし、早目に飲んだほうがいいかもしれません。
雄町×山田は生がリリースされた年初の時点でパーフェクトでしたが、あっちのがもう少し今っぽく味が出てる印象でした。
今っぽい分あれが一番人気かもしれませんね。
火入れがどうなっているかは未知数ですが……買うか悩むとこですね。。

九平次ちゃんも最近改めて意欲的にチャレンジしてて目が離せない蔵だと思います。
カマルグ難しい感じに仕上がってました?
1本寝かせてるのでそろそろチェックしてみてもいいかもしれませんね。
でも基本はさっぱり系ですよね~。
協田のほうが上級者向きな仕上がりでしたが、あれもグッドでした。
樽熟成のものは買おうと思っていたのですが、イマイチという情報があり悩んでいるところですw


奥吉川ブルーをほかの方が飲んでどう思うかは気になるところですね。
数日たつと複雑性は出てくるのですがややバランスは崩れてきますので1日2日で飲み切ることをお勧めします。


アゾラは僕も何本か囲ってますが、どうなってるかわからないですね(笑)
松の司はそのうちやりますが新シリーズも出たので楽しみです。
愛山21はかなりグッドでしたが、価格的にお勧めは致しかねます。


千葉さんのシリーズはやめといてください!
少なくともここで上がってるようなクラスの酒を飲んでいる人が飲む必要はないです。
あれなら普通に近場の酒屋で流行りっぽい銘柄を買ってくれば十分です。




  • 2018/07/28 (Sat) 00:45
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