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日本酒感想日誌

【1005】土佐しらぎく 純米吟醸 微発泡生 29BY

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しらぎく祭りは継続中です。
暑いんでやっぱりコテっとした純米系とか古酒系よりはこういう系統のほうが重宝しますね。
シーンにもよりますが。

僕の中でしらぎくっていうとこれ。
一番初めに飲んでいいなあと思ったのがコレ。
もうブログでやるのも3回目くらいじゃないかな。

あらためて、今飲んだらどう感じるのかなーて。
4,5年前に飲んだものなんか今飲んだら全く受け取り方が違くなってますからね。
改めて先入観を排して色々飲みなおしてみたいなーとは思っています。

今となっては信じられないですが、昔は僕もカプエチ最高マンでしたから。
カプエチは苦手で……て言ってる人見て何言ってんだこのジジイ?思てましたから。
別に今も嫌いなわけじゃないですが、出来が良くないとちょっとって感じはあります。
飲みたいなと思うこともありますが、回数はぐっと減りました。







それはともかくとしてしらぎく。
白菊ってと奥能登もありますね。
白菊対決も面白いかもしれない。
大典白菊とかもあったか。

常温とか攪拌とかしない限りは噴くようなお酒ではないです。
ただガスはしっかりしてます。

上澄みから。
もちろん間違いなく良いのですが、これでも味ちょっとあるなって感じちゃいますね。
洒落衛門効果かな。

とはいえ良いですね。
ラムネというよりは、メロン系の香りが出ています。
ちょっとミルキーというほどでもないですが、甘みもしっかり感じさせますよーというテイスト。
ただどっしり腰を据えるんじゃなくて、ベースとして液体が軽い。

そしてあとはシュシュシュッと流れていってくれる。
相変わらずいいっすね~ドライとかズパっと来るとこまで入ってない。
中にはこれでも辛いっていう人もいるかもしれないけど。
相変わらず辛口テイストなミネラル感の引きが秀逸で、甘みとバランスをとっています。
これが本当にしつこくないように仕上げてくれるし。
かといって、硬すぎて、酸味とかエキスとか干渉しあってノイズが出るってこともない。
本当にこの表現ではスペシャリストというか、プロフェッショナリズムを感じるほどの仕上がり。
ガスも注ぐときは大ぶりにしゅわしゅわ出るんですが、飲むとけっこう優しく微発砲。
この辺も仕上がってるなというか、漫然と出してるんじゃなく狙って造りこんでるんですよねえ。

そんなに多くないですがおり攪拌して。

混ぜてもしつこくならない。
ブドウっぽさが出てくるか。
絶妙なミルキーさ、ブドウの皮の渋みのような微かなタニックさが甘みと調和してる。
酸もキレイに溶けている。

ほんとにガス抑制されててさあ。
頭ではうまく甘みを押さえつけて。
フィニッシュではミネラル感とともに精緻にスプラッシュでありつつ溶けていく。
下に残る心地よい刺激感の美しさ。
余韻に残る甘さとほろ苦さの芸術点の高さヤバいです。
凡庸な酒と比べて全く似て非なるもの。


相変わらず素晴らしいお酒ですね。
今年の夏、生熟だろうと発泡だろうとドライだろうと何を飲んでも外さない。
それが土佐しらぎくでございました。
もう1本co2がありますが。

まあ大人のクリームソーダですか。
これはみんな好きだし、ゴクゴク行けるやつだと思います。
これはこれでいいでしょう。
王道で、流行り酒大好きっこにも万歳してもらえる味わいです。
それでいて、土佐しらぎくイズムへと誘うに十分な1本。
これを飲んだ後に、ぜひ生熟か美潮と、酒落衛門の飲み比べへと進んでほしい。
でこのミネラル感がわかれば、また龍力とか、澤屋とか、松の司の一部とかわかってもらえると思います。

甘いよ、でも酒単体で2合くらいサクッといっちゃうよ。
それでもあえてこれを薬味もりもりなカツオのたたきとどうですか。
意識そんな高くない系の、とりあえず夏だしカツオ、カツオだし土佐酒というようなとこでこそ出してほしい。
美味い酒は難しいこと言わんでも旨い。


もう1合しかないけど2日目。
あーやっぱ、つきこし、似てますね。
さっぱり感と香味、甘さやその他のバランス含めこっちのがキマってます。
値段も半額違いです。
とはいえあれはあれで極めればもっとエアリーさとか出してこれるような気はしているので期待しています。
やっぱりコレ、素晴らしく旨いですね。


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