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日本酒感想日誌

【1010】澤屋まつもと 守破離 五百万石 うすにごり 29BY

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これもそろそろやっとくか。
おなじみ澤屋まつもと
生はあんまり出さない蔵で、しかもうすにごりなので買っておいたのですが冷蔵庫の肥やしになってました。

この蔵は最近は山田錦ばっかり飲んでますが、五百万石はけっこうお得意の蔵。
それでも南砺てのがさすがのところでございますが。
守破離シリーズで磨きは非公開になってるからたぶん65とかなんじゃないかなあ、何となく。






めんどくせえし攪拌していくか。
うっかり開ける前に攪拌しちゃったのもあるけど、ガス圧わりとあるな。
噴くほどじゃないが一瞬焦る。
にごりはうすにごり程度ですが、クリアーさを好むこの蔵としてはイレギュラーなくらははっきりとは薄濁り。

おっ。
少し硬いけど甘いバナナもあるセメダインと柑橘。
この蔵らしからぬ香りではあります。

さすがですね。
あんまり持ち上げ過ぎたくないんだけど、生で8か月寝かせてまず何も破綻がないというのが相変わらずの凄み。

クリアーで張りのある酸味。
しゅわとろ、程よいクリーミィさと、生来のクリアーさ、ドライさのバランス。
うめえな。

普通の蔵の、1月とかくらいのレベルで味わいは出ていますが。
生にごりで8月とは思えんなあ。
むしろ旨い。

しっかり酸味があって、ややチャーミングに甘みが来て。
うすにごり純米的な少し硬いお米の旨味があるんだけど、それもうるさすぎない。
するっとクリアーに、ややドライにフィニッシュ。
余韻はバナナ的な純米感を残しつつ、硬さとかビターさ、雑味ノイズギスギス感。
そういったもののノイズキャンセリング具合がやっぱり他と一段も二段もちゃうなと。
これより雑な年初の濁りが9割5分。
さすがっすなあ。



2日目。
ガスははっきりとあり、やや大きめの泡。
にごりとセットで強めのガスのわりに、含んだ時にしゅわとろな感じ。
ラムネに、濁りの分ややエキス多めなのと、少し硬い純米みたいな雰囲気があるのは五百万石だからかも。
ただ細部の所が全く違うんでね。
僕がいつも飲んでいる澤屋まつもととは少し違い、ある意味で普通の純米っぽくもあるのですが。
クリアーさ、ブライトに輝きのある抜け感。
ややまったりとした味わいも、少し粉っぽく硬い雰囲気も生で半年寝かせても、完成度高くまとまってしまう。
艶、鮮やかさがいつもよりマシマシな酸味も光りますね。
ガス感のつける粒立ち、すこーしドライな立体感は変わらず。

少なくともこの蔵は目指すところはどこよりもはっきりしてるし、その目指すところに対する感性の厳しさというか。
完成度がすごく高いですし、これだけ本数飲んで( ,,`・ω・´)ンンン?と思ったことが無いですね。
好みはあると思いますが、腕がたつということは間違いないでしょう。

ここまで書いて、改めておりを攪拌しても全く破綻ない。
むしろ上澄みを書いてた時よりもいい。
やや甘いラムネ、いつもよりはっきりとした酸味、濁り・五百・熟成でややマシな普通の純米感。
それが吃驚するくらいまとまっちゃうし、とろしゅわからの、大きめの泡といつもよりも柔くゆっくり優しくスローに広がるミネラル感。
切れた後のミネラル香と味わいの残滓は、やや酸味優勢でチャーミングでもありえきすーな旨味がちょうどよい。
ほんとにこんなにほめ過ぎたくないんだけど感覚や造りに対する厳しさがずば抜けてるとしか言いようがない。
だから半年たってもこんなふうに纏まってくる。
ほんとに凄い。
好みの違いは理解してるけど、それを差っ引いた上でのこの蔵の凄みがわからないのはハッキリ言ってアホ。
これ別に俺そんなに期待してなかったし、なんならレマコムじゃなしに普通の冷蔵庫に突っ込んでただけなんだけど。
それでここまでやられちゃうとどうしようもない。
差が浮き彫りになってしまう。








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