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日本酒感想日誌

【1015】大倉 夏うらら 純米生酒 29BY

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大倉はいっつも期間あいちゃうなあ。
奈良だとつい風の森とか篠峯とか花巴とかほかにもいいお酒が多くて。
なんとなく後回しになっちゃう。

今回は夏酒をチョイスしてみました。
長野県産ひとごこち70で7号、酸度が高いあたりなんかはいかにもらしいですね。
ここのお酒がただのすっきりした夏酒だとは思えないので、その辺期待です。







パイナップルとかそっち系も感じるような柑橘というか。
トロピカルというより、ミルキーなテイストとタニックさがいい具合に潜んでそうな感じ。
少し香住鶴なんか思い出しました。

いただきます。
個性的ですね~。
生酒っぽいトルクはあるけど、一方で抜け感は良い。
酸味は数値からビビるように強く酸っぱい~って感じじゃないのが素晴らしい。
さっぱりとしたハイトーンでヌケよく、それでいてミルキーな甘みを溶かしてる
あとは生だけどもたつかないキレ感も演出してるかな。

甘みはミルキー、トロピカルといえばまあ多少は。
眺めにとどめて味わっていると飴っぽいようなニュアンスが出るので、そこは少しクセっぽいのかな。
コク感といえばコクですしそこは各々の感じ方次第。

ただそこからのフィニッシュは秀逸ですよ。
軽くタニックな感じですが、嫌な渋みや苦みとは全く違います。
口内に張り付くような嫌な感じがなく、旨いですね。
パワフルともいえるし、ドライともいえるけど、個人的には気持ちよい。
いいアクセントになっていて、またただタイトなんじゃなくて、酸味と甘みも程よく感じさせながらなのがぐーですよ。

刺激感というか、響きですね。
心地よい感触が響いて。グレープフルーツを少し甘くしたような柑橘の爽やかなほろ苦みとともに長い余韻。


流石っすねえ。
個性的だけど高レベル。
流行り系の華やかな甘酸とは、不思議ですが全く違ってくるもんです。
編に横に広がらずに、ちゃんと立体感がある。

香りはどうだろう。
うすくリンゴに、やっぱりすこしトロピカルめですかね。
あとは爽やかなグリーン系のハーバルさというか。
そこに飴っぽさを感じるのは香り成分というよりは甘み、コク、味わいの部分なんでしょう。
やっぱりちょっとヤクルト系にも感じます。

いや素晴らしいぞこれ進むわ。
それなりにフルボディなボディラインの生酒をちょこっと加水してうまく延ばしてるよ。
きりっと、ヌケの素晴らしい酸味はそれでいてカラフルで南国ビーチ。
そして絶妙な解像度のタニックさ、アタックが心地よく締める。
しっかり生だけどするする飲める絶妙なライン。

あえていえばコメ!って感じの味わいが出て残る瞬間があるにはあるけど。
まあバカみたいな減点法で飲まなきゃ、それ以外の素晴らしさが勝つ時間のほうが長いでしょう。
ベリーグッドでハマる味わい。

白ワインっぽい酸のようだけど酸がきつく主張しない。
日本酒的なこってり艶のある甘みもある。
キリっとドライでもあるけど、飲みごたえ、トロピカル南国ビーチ。
そのバランス、微妙な色合いをどうかご賞味あれ。
これは楽しいね。

非常にお勧めです。
個性的で、人は選ぶかもしれませんが、杜氏の技は冴えに冴えて炸裂しまくってます。
ユニークネス。

やっぱりちょっと酸のきいた香住鶴って感じはあるな。
いやしかしいいわ。
ヤクルト×ヌケのいい白ワイン酸×素晴らしいタニックドライ、余韻。

進むね~。
理屈をつければワインとかモダンとかカッコつけだけじゃなくて日本酒っぽさとそれらを融合してるってとか。
あえて言えば8月下旬じゃなくて6月末にリリースらしいのでその辺でやってほしい気持ちはあるかも。
こってり感かrなおヌケの良さの曲線は、冷やしたらかき氷っぽいかもしれません。
凍結酒とかしても楽しいかも?

2日目。
ややこってり艶やかに甘みを感じます。
ところがやっぱりヌケが最高ですね。
白ワイン的な酸なんだと思うけど甘みにきれいにマスクされて溶けてる。
そしてさらにスッと美しく流れる引き、タニックさが美しい曲線で捌けて行って余韻が長ーく。
こりゃ傑作。
冷やして飲むとレモンかトロピカルな果実のしずくを含んだ滑らかなバニラアイスのような。
とにかく何でもいいけど良い。

これは茶碗だね。
スパッとミネラル感でるわー。
これは傑作です、非常にお勧め。

やっぱポテンシャルあってミネラル感の鮮やかに出てるような酒は大ぶりのグラスがいい。
グラスというか茶碗。


















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