日本酒感想日誌

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【1022】天明 MITSUGO 「金」 山廃純米80 29BY

日本酒
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時を遡ること24時間ほど……。
インスタのほうでずいぶん前にポストした土佐しらぎくにいいねが来てました。
コンセプト・ワーカーズ・セレクションというところで、広島の酒商山田さんのPBブランド。
土佐しらぎくナチュールという商品を出したみたいで、それでタグたどってきてたみたい。
見ると、他にもなかななかいいセレクトをキメてますな~。
そして奇遇にも、昨日絶賛した天明の低精白で山廃のが出てるやんけやりおるな……。
というのが昨日までの話。

そして今日。
たまたまうえも酒店さん方面に行く用事があったのでブログを見ると、山縣が入荷してた。
うん、これ昨日のコンセプトワーカーズなんちゃらになかったか?
つーか山縣ってどっかで記憶にあるような……つーか土佐市しらぎくナチュールも入ってるやん!

というわけで行ってきました。
土佐しらぎくナチュール2種も山縣も、そして天明も入ってるやんけ。
あーんもう最高通販する手間が省けた!!
というのがあらすじでした。

どうもうえもさんにも営業に来て取り扱ったみたいですね。
問屋(酒屋だけど)が間に入るとこうやって特約銘柄じゃなくても扱えるってのは良いかもね。
あとさ、やっぱ目端の利く人はセレクトがちゃんとわかってるわけですよ。

とどろき酒店さんの洒落衛門にかなり近いコンセプトと思われる土佐しらぎくナチュールとか。
昨日絶賛した天明の低精白系とか。
山縣アートラベルは2年前にやってきちんと絶賛してるし。
もうこのわかってる人たちと、オリジナルでもクソみたいなチョイスしかできない奴の差よ。

というわけで3本買ってきたので今日の夜にでもどれかやりますか、という予告でした。
もしかしたら全然違うのになっちゃう可能性も微レ存ですが……。






20180829_170750~01


で、天明から行くことにしました。
山廃純米生80。
雄町みたいですね。
お米のことに関するあれやこれやはWEBいにいろいろ書いてあるのでググって。
瑞穂黄金86とも一部重複する話があると思う。

さあここまでさせておいて外すなよ。
香りはシンプル系で無臭といっていいような、ごくごくわずかに柑橘とか。

おっけーおっけー。
デキたらやっぱり直汲みで出してほしい気持ちもあるけどね。
シンプル系でミネラリーです。
洒落衛門でも感じたような硬水っぽさといえばいいのかな。

流石に雄町ということなのか、控えめながら味わいもしっかり出ています。
ふんわりとベールをまとったような滑らかさとミルキーな雰囲気。
メロン系の甘い含み香も仄かに感じ、そこに柑橘系のニュアンス。
やはりがっちりした、コクって程でもないけどそういう旨味はあるかなあ。
ミネラリーでビターなのと、生もとっぽい掠れ具合か、ミネラル感がぐわっと口内に張り付くような感じはありますね。
スッキリがぶがぶ行ける硬水がベースなんだけど、やはり柔らかくまったりとしたエキスも感じて。
その余韻は長く。

酸は1.6で強く出るタイプじゃないが、やっぱり生もとですね。
ヌケと、乳酸っぽさがやっぱりあるから、それが味わい旨みなんかにも関与してくる感じ。
すこしもったりもたつくなあとも思うんだけど、その分ミネラルもバリっと立っていろんなニュアンスをたてる。
ゴリっと噛み応えのあるテクスチャというか、リアルに噛んでみてください。
表面のタッチは滑らかですが、するっとさらっと飲むお酒じゃないかも。
噛んで飲めってなかなか新機軸だな笑

まあ比べちゃうと瑞穂黄金86の直汲みになっちゃうんだけど。
瑞穂黄金86も普通の本生あるいは火入れはこれくらいの可能性はある。
方向的には確実に同じでしょう。
どんどん造ってほしいですね、こっち路線の天明


ほお、カラフル。
酸味の色彩感がキュートになって、そこにミルキーさが絡む。
これは酸味そのものがってより香りとか甘みとかでの味付けなのかな。
やはりバナナ系のやや南国的な甘い雰囲気が漂いだすか。
マスクメロン。
この辺は十六代の愛山なんかもちょっと思い出しますが。
とはいえ極めてソリッドに、鋭くミネラルで切らして。
炊いたお米のほっこりとした甘みのようなものがキレの後の余韻として残ります。
なるほどねえ。
芯のとこはシンプルな旨味とか酸なんだけど。
やっぱり溶けやすいお米てのは出るなあ。
たぶん本当に数パーの磨きの差も違うんだと思う。

まあさ、でもさ。
わざわざオリジナル商品で出すなら、やっぱこっちだよねえ。
俺が言ってるんじゃないんだぜ、いまでやも酒商山田もこっち選んでるんだぜ。
やっぱり千葉のバカとは違うぜ、プロは。
なにが食いしん坊ボトルだよバカ、死にさらせ。

あーやはり完全に同じ路線。
生もとっぽさもあるけど、そんなに差異はないように造ってある。
シンプルなエネルギー感とか、ミネラルの程よい引っ掛かりとか。
立ち香も落ち着いてきたところでは、ほの甘いミネラル香で素敵ですね。
うめえなあ。
生もとの分、やや酸とタニックさで、ミネラルと干渉してきゅっとくる感じ。
収斂性、舌もそうだし、口内、ほっぺの裏にぎゅっとね。
でもそんなきつくないので、自分に良いとこ探して飲んでみてください。

インスタで8月10日の時点でこれと瑞穂黄金86直汲みを比べてる猛者がいるのにはなかなかビビるな。
ガチオタすぎる。
しかしこれが一言で表現してしまうと、スッキリ辛口というひともいれば、頭のとこで甘口といってる人もいるのはなかなか難しいところだ。







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