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日本酒感想日誌

【1026】澤屋まつもと 守破離 ID1502 28BY 1年自家熟成ver.

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月イチ澤屋。
月に一度は飲みたくなるというか、安定感なんですよねえ。
新酒で飲んでいいし、特別なものでなくとも適当に買いあさってレマコムに突っ込んでおけば1年2年は伸びる一方なのが最高です。
特に秋酒とかひやおろしとかの時期であんまりそそられるものがなくなってくるとね。
まあ松の司ブルーのある程度レギュラーに近いリリースととか、別に天明でも九平次でもその他でもこういうお酒が増えてるからありがたいですけどね。
飲みなおしてみればこっちかあ、ってのは他にもあると思うので、もっと開拓していきたいですね。
石鎚とかも久々に飲んどきたいなあ。
あとはやっぱり会津娘の良さげな商品とか。
それでも澤屋が特別なのは火入れの1年熟成くらいじゃ100パーガス感あることでしょうか。
この刺激感がたまらなく気持ちが良いんですよね、味わいがシンプルなだけにね。
一応言っとくとビールのどごしじゃなくて、舌への刺激感です。


昨年から始まった田圃違いのシリーズ。
去年はこれしか買わなかったんだけど、今年はいくつか買っとくかなあ。
ID1502ははせがわの限定で早めに切れたはずだったのだが、長谷川の野郎このタイミングで出してやがる。
なかなかやりますなあ。
自分で寝かせた必要ないやないかい。
1502は中東条地域岡本のお米だって。






まだまだ全然若いですね。
そういう味わいを求めていたので全然よいのですが。

ガス感から、シンプルな味わい。
仄かな甘みが湧いてきますが程よくきれいに出てるなって感じ。
うん、それなりに甘み旨味出てきますね。
割かし甘く、すこしメロン系のような香味を感じます。

あとはそっけなく少し硬いくらいで微かに苦みなんかも感じさせながら。
当然のにミネラル感はやや石灰の粉っぽく、そこからクリーミィな旨味が感じられる。
それほど強くズバッとくる感じでもないですが、しっかりミネラル感のキレでいって余韻が旨い!

甘いというのは前言撤回?
甘みもあるのですが、旨味が複雑性を感じます。
やや野趣があるような旨味感で、notitleあたりが近いのかなあなんて思います。

ラムネとか酸味は抑えめなのかな。
微かなバニラっぽさなんかはある。
でもわずかなのですが明瞭に明るさ、光って輝いて透ける抜けるようなブライトネスもあるのがね。
旨味もクリーミィさの表現もつまってるんだけどね。
何を言っても俺が好きだってことしか伝わらないか(笑)
他のも空いてるしちょこっとで済ますつもりがあっという間に2合いっちゃうからなあ。
イマイチなのは半合でええわってなるんだけどね。
まあでもいい仕上がりだし、長谷川さんの本気押しは外さないと思うから、なんか他に買うのあって澤屋挑戦してみたいならいい機会ですよ。


まったく文句なく美味しいですね、さすがです。
さすがにこんだけ毎月飲んでるし、たぶん澤屋まつもとわかってる人世界ランキングでベスト100には入ってるだろうから驚きはないけれど。
それでも最高です。
こんだけ飲んでもうめえなあってなるからね。
畑の違う人が飲んだら味がしない香りしない辛いなんだこれで終わりそうですけど。
あとは明らかに松の司の先日やった山中なんかは同じ路線、近しい味わいでこれは100人いたら99人は納得してもらえると思います。
感じ入るポイントは色々あって、そこまで特Aに迫っている竜王町の山田錦の凄みとか、あるいは造り手の山田錦の良さを引き出す両者のテクニック、美意識。
違う部分もありながら、あきらかに通じるところがあるというところが素晴らしいですね。
明らかにこのあたりが今の日本酒の一つの頂点だと思います。

※ちなみに日本酒の頂点は山々のピークのようにいくつかあるという考えです。
どこが一番高いというのは野暮で、エベレストの高さと、富士山の高さ美しさは違いますよね?
つまり甘く蕩けるような系統の頂点や、純米お燗の頂点や、そういった色々があるという考えです。
とはいえ十四代を飲まずして日本酒を語れないように、このあたりを飲んだことが無い、あるいは良さを素直に感じ取れないで日本酒を語るのは経験が足りてないんじゃ……って気はしますけどね。
僕は最近は好みがこっち系に移っていますが、それでも出来の良い華やか系はそれはそれできちんと評価していますので。

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