FC2ブログ

日本酒感想日誌

【1040】吾有事 純米吟醸 山の頂 ひやおろし 29BY

  0   0


毎度ひやおろしは興味ないんだよねー的なことをいいつつの登場です。
というのも一応は理由があって、この時期にやったことのない銘柄を飲もうというのに、ちょっとコンディション的に読めなくて。
それならリリース間際の商品のが間違いないかなあということです。
、ああひやおろしだと、いかにもひやおろしてきな味わいで出してくるとこもあるのでそれがこの蔵の味わいかどうかといわれると微妙なとこもあるんですが。
そこはいい蔵なら光るものの1つや二つは感じられるだろうということで。

吾有事(わがうじ)は今年から見かけるようになったお酒ですが、奥羽自慢の蔵元でしたか。
2009年を最後に休造してたのを楯の川が支援して2012年から再開した蔵なんだそうです。
なんかそういえば今日、同じ山形で同じような話を聞いたな。
上喜元が引き継いだ松嶺の富士の話。
それはともかく。
今年から体制も刷新して醸造責任者は26歳の若者になったとかなんとか。
それにあわせてこの新銘柄もスタートしたわけですが、そのコンセプトはというと……

 ・オール山形県産米を使用し、全量手作り
 ・綺麗で上品な旨味のある味わい、わかり易い酒質への転換

なんだそうです。
わかりやすいというのがどういったものを指すのかよくわかりませんね……。
少なくともイマドキのわかりやすいは、きれいで上品な旨味とは少し違うと思いますが。

まあとりあえず飲んでみましょう。
美山錦55で-5、1.6らしいっす。





どうかねえ。
面白いとこもあるし、だめやなあってとこもある。
まだまだこれからの造り手ということであれば、いつかリピートしようかなあとは思う。

そんなに香るなあって感じのお酒ではありません。
さらっと軽やかに広がるクリームっぽい甘み、これは良いですね。
なんともはっきりというほど明学中折でもありませんが、確かに少し青いメロンも顔をだすか。
そこにやや高めの酸が加わりますが、比較的ビシッと、旨口の酸みたいなイメージになってますかね。

甘みなんかは熟成のせいなのか上品な軽さ丸さがあってよいのですが問題はそこから。
これは辛いって言っても良くない辛味で、口内にぐわっと張り付くような辛味。
渋みが強いとこうなるのかなと思うのですが、ギシギシするタイプです。
硬い水でも使ってんのかな。
ミネラル感っちゃミネラル感のようにも思うけど、やっぱちと違うかな。
ビリビリくるんですよね。
あとはほんのリ熟成感がって、これは演出なんでしょうが、もちゃっとするのを感じるのはマイナス。
これはでも最初だけで抜けるかも。

まあまあまあ。
でも良いとこは良いんじゃない?
あんまり冷やしすぎないで10度15度こなれてきたほうがいいね。
こなれた柔らかさと、青いメロンクリーム。
一方でやっぱり辛味渋みはだいぶ余計なんだけど。
甘みとまあそれなりの拮抗に感じられるときもある、青くフレッシュなきらめきをフレーバー的にうまく感じさせたりね。
あとは中心にある柔らかさと辛味の対比が面白くて。
辛味なんかはミネラルっぽい?とも思うんだけど、中はふにゃっと軟水っぽい柔らかさだよなと。

どこが変が表現したい譲れないところなのかわからんけど。
面白みは感じます。
またそのうちやりたいですね。
初年度なんでね。
来年再来年あたりでまた洗練されてくると注目だなって感じになりますけどね。









Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/2550-8f918321