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日本酒感想日誌

【1043】ヒミツのお酒

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このあたりも勢いで買ったはいいが全然やってないじゃん。

これは今年の4月下旬に買ってますね。
純大のおりがらみで直汲み、中取り。
無濾過原酒の瓶燗火入。
越端麗50だそうです。

いや、それの一年熟成ですね。
僕じゃなくて向こうのほうで。
評判は大変よろしかったそうですが、どうでしょう~。







薄濁りくらいかなあ。
瓶底指一本ってよりは2本。
ほんとに薄いのじゃなくてほどほどに濁っていますが。

まあこんなもんかな。
悪くはないけど、別に大評判になるような驚くべきポイントもないといったところ。
この蔵は普通にこれくらいはやりますので。

あと火入れですが、やっぱりちょっと熟成のニュアンスが出てるからね。
まだ全然フレッシュさもあるので、全体にというよりところどころ。

さっぱりと、柑橘やブドウなんかも感じるライトなフレッシュさ。
おりや熟成の分しっかりとした甘みも出てくるのですが。
ベースは淡いマスカットなテイストくらいだったのかなーと思います。

ことしのハローなんかを思い出すといえばいいか。
程よい酸味、ガス感もぱちぱちと生きているようで程よいしゃきっとドライなテイスト。
おりのシルキーさもありながら、その辺が健在で気持ち良い。

そのあとはやや甘みも感じつつ、ビターで熟成で育ってしまった部分が出てきます。
それでもちょっと落ち着いて、熟成感が抜けてくる(あるいは自分が慣れて感じにくくなる)と。
淡い果実味と、苦みが紅茶のようなイメージでとらえることもできます。
またしゃきっと、しゅぱっと、ガスからミネラルのもそこに拍車をかけているというか。
何とも言えない重層的な複雑性が、何とも言えない甘み感を演出しているというか。

まあ半年近く前の状況とかその辺がわからないのですが。
これも一応冷やしてはいたけど5度だったし。

うん、やっぱり出てくると良いっすね。
マスカットティー感。
そら多少はあるんだろうけど熟成もそんな気にならんし。
こりゃいいね、この深みの表現は貴重ですよ。
ネガティブなオフフレーバーもそら神の舌もちなら鼻につくんだろうけど、加点法のお酒ですね。
熟成で育った甘みに仄かな渋みが深みをつけて、でもそれを明るさのある酸が延ばすという

やっぱりマスカットティーでもグレープフルーツティーでもアプリコットティーでも何でもいいけどそんなたとえになりますね。
タニックな渋み、ミネラルが1年熟成の深い甘みをさらに際立たせるというような。
いい世界観のお酒ですね。
半年まえ、もう少しだけ余計なものがなかったとしたらそら凄いでしょう。
とはいえそこそこ上級者むけにはなってるので、大反響ってのはどこのお店なんだろ。






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