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日本酒感想日誌

【1064】三千櫻 純米 愛山 ひやおろし 29BY

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久しぶりですね三千櫻、なんか急に飲みたくなってしまって。
愛山のひやおろしということで、この蔵らしさ+どんなふうに味乗りしてるか楽しみです。





あれっ、思ったより閉じてるかな。
もうちょっとチャーミングな味わいかなと想像していたのだが。
とりあえず常温に戻しとこう。

かなり穏やかで、静かなお米の旨味とエネルギー感ですね。
ミネラル的な香りがでて、ビっときれて、余韻も長い。
火入れとはいえこう来るとは思わなかったな。

バナナ系のような甘みは極々控えめで、酸味はそれなりにある。
つるっとクリアーで軽快。
ただやっぱり甘みとかエキスが強く出てくるのでなく、締まった旨味。
リンゴバナナな含み香もあるっちゃあるけどほぼ感じないといってよく、むしろミネラル的な香りがはっきり。
松の司とかそっちを思い出すんですけどね。


好みではあるのだがいささか地味、滋味。
ぐっと腰の重さみたいな深みも静かに、あえて言えば個人的にはもっとズパっと勢い出してくれたほうが好ましいような。
バカの一つ覚えで生ばっかり飲んできた自分が悪いのですが、ちゃんとこういうお酒に仕上げていたのですね。
あ~14号なのか、なるほどねえ。


うん、温度上がってきたほうがいいですね。
すこしキュートさが出てきます。
ふわっとした柔らかさ、軽さが出てきて、つるっとした酸味がジューシーよりに、その酸の中で甘さも感じられます。
そこに一瞬、寝かせたニュアンスも出るんだけど、ミネラル香といっしょになってふっと消えるな。

やさしーい甘酸がすっとしみ込んでいくように綺麗に流れる中で、すこしゴツっとした旨味も感じさせつつ。
ミネラル香や余韻も十分。
いいですよ、ハイレベルですね。

やっぱ絶妙に熟成感もあるね。
味というより香りの部分で、枯れたようなミルキーさというか。
でもミネラル香とあれなんだよね。
ちょっと稲わらっぽいような。

うーん、うめえな。
もうちょいズバッとくる激しさがあったほうが個人的には気持ちよくなれる気もするけど。
旨いっす。
清らかで清澄な中に、キュートとかじゃなくて、少し桃源郷とか幽玄的な甘やかさのニュアンス。
ほんのりとしたモモリンゴバナナ。
旨味、ミネラル、比較的フラットな中での小さな抑揚。
いいお酒ですね。
質感もいいし、ちょっとした細かい表情は色々。
たぶん抜いた後もぐんぐん開いていきそうではある。

原酒かあ。
写ってないけどひやおろししーるの裏に原酒シールが貼ってある。
15度なんだけどほんのすこーし加水してやりたいような気もするようなそうでもないような。

お燗。
お米の滋味というような香り。
のんでもそうですよね。
エキスが甘ウマ~ってよりは。
クリアーできれい、でも酸味がジューシーなのと甘さも出て。
あとは少しビターテイストといっていいくらいの旨味。
うん、でもミネラル的ないい辛味はあるかなあ。

まあ常温でいいかなあ。
冷やから常温へ変化していくなかでの何とも言えない味わい。
ぜひ堪能してみてください。
清らかな心になれます。

いやしかしこんな上級者向けな仕上がりだとは夢にも思わなかったよ。
ってことはこの辺の感覚が伝わってないってことなんだよね。
別に特別ひやおろし的でもないし、チャーミングでキュートな生原酒の三千櫻でもない。
いってしまえば、これ辛口酒という表現になっちゃうと思いますよ。
ただ辛いだけのお酒じゃなくて、各要素しっかりしてますけどね。
かといって酒屋が書くみたいなリンゴがどうのこうのっては、この火入れに関してはうそでしょうよ。
生原酒あふれてる中でこんなものリンゴとか言ってもがっかりさせるだけだし。
この辺の微妙なポジションを伝えきれてないなあと。

完全に燗冷ましでちょっとぬくいくらいだとめちゃ柔らかい一方ですこし熟成感あるな。
酸味と妙に練れた感じになっちゃう。
常温くらいがいいと思うね。


2日目、改めて。
やっぱり、ふんわりと熟成感があり、それが甘さにもなっています。
ボディはクリアーで軽快。
甘みと酸が落ち着いてはいますがかわいらしくはあり。
フィニッシュや余韻がややしっかりというところかあ。

悪くはないけどちょっと物足りない気もする。
これもこれでちょっと薄い気がするんだよなあ。
作、三千櫻とのむとなんかどうも物足りなくて杉錦か天穏のほうでもお燗つけるかあとなる。
綿屋はあれは頼れる奴だがもうすでにない。



























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