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日本酒感想日誌

【1097】真澄 あらばしり 樽酒 30BY

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こんなお酒があるなんてぜーんぜん知りませんでした。
真澄のあらばしりといえばこの時期定番の商品ですがそれの樽酒バージョン。
真澄のあらばしりを、酒屋さんが杉樽に詰めて香りをつけたのち、酒屋さんが瓶詰めして売るという商品。
よって木香の付き加減は各酒屋の腕次第。
おもしろい商品ですね。
全国で90店舗もやってるそうですがぜーんぜん知りませんでした。

なので裏には販売店名がついて、手書きで製造年月日が書いてあります。
僕は通販で他のお酒と合わせる都合でいまでやさんだったのだけれど、もっとちっちゃい地元の酒屋みたいなとこが面白そうですよね。
酒屋違いの飲み比べ、なーんてのも楽しいかもしれません。

中身は普通のと一緒みたいです。
大学生の時飲んでうめーと思ったけど、諏訪に行って蔵で飲んだ時はイマイチだったんだよな。
あれは今見返してみると春バージョンで違う商品だったのか。
ひとごこち、美山錦の磨き55でもちろん7号、生原酒。







あっ、だから栓打ってシールはしてあるけど留め金具はないのか。
その辺は微妙に取り扱い注意かもです。

どれどれ。
おっ、確かに木香がついてますね~僕好きなんですよね樽酒。

おーこれは美味しい!
というか元のお酒が明らかによさそげ。
重かったり濃すぎたりせず、程よい甘みがそのまま滑っていく感じ。
酸も程よく、小気味よく。
雑味も特に感じず、最後少しだけピッと行き当たり含めて非常に好印象。
なまっぴさんが絶賛してましたが、おそらく偽りなしと思われます。
もちろんカプじゃないから煩さもないし、酸味はちょっと白ワインっぽいようなキレというかヌケの良さ。
それでいて甘みは物足りなくなくくどくなく程よく蕩け、いい意味でジュースっぽさ。
まさになまっぴさんのおっしゃるまま(笑)


そしてそこに杉樽の香り、味がついています。
これについては僕はめちゃくちゃ好きなんだけど、人によって好き嫌いが分かれるかもしれません。
他も飲んでみないと何とも言えないけど、もう少しつけ具合が薄くてもいいかな?と最初に思いました。

でも杉のニュアンスが何とも言えない深みというかコク感を出すんですよね。
このお酒の甘み酸味とベストマッチで本当に素晴らしいです。
日本酒というより洋酒のような雰囲気も漂いつつ、爽やかです。

一方でやはり少しタニックな部分、収斂性みたいのも少し出てくるので。
微妙に元のお酒よりラストの部分がビターとかはあるかもしんない。
あと樽酒嫌い、木香嫌いな人はハナからこっちくんな状態。
いや木香ってのが僕はよくわからないので、その辺は知らんけど。

とにかくコレめちゃくちゃ旨いですよ。
すきっ腹にグイグイいって早々に酔っちゃうくらいには好き。
他のお酒も開いてるから飲まなきゃなんだけど、バランス的に足早そうだから今日はコレ飲み切る勢いで行くかな。

個人的にこれを知らなかったら後悔してるだろうなという旨さ。
この時期の過去の定番として而今の濁りとか泉川のふな口とかがあって、今年はスルー確定だしなんなら来年もいいやと思っていたけど。
これは来年もやること確定です。
それくらいには旨い。

これもかなり甘いは甘いんだけどね~。
酸味と樽香でバランスはとれてるかなー。
たとえば和牛の割り下+梅+大葉のエセすき焼き風ソテー。
割り下が甘いんだけど負けない甘みの強さがありつつ、酸味と爽やかな風味が引き受ける後半がたまらないね。
つきこしとか含め、真澄は7号で走ると決めだしたっぽいのに甘いよな~と思っていてこれも甘いんだけど。
これに関しては整合性とれてる。


在りし日の真澄あらばしり。
2011年2月9日だそうです。
もう20年前くらいの気分ですが、まだ8年弱ですか。
後ろのウィルコムケータイとか時代感じるわあw





2日目。
いいですね~やっぱこれ好き。
甘さ+杉のフレーバーで何とも言えない陶酔感。
7号的な酸と木香の爽やかさ。
やはりややビターが強めな瞬間もあるのですが、これくらいは別にいいと思いますけどね。
嫌なものが引っかかるって感じじゃないですし。

薄いとコレいかにも昔の酒っぽい感じにもなるんだろうけど、甘く蕩けるのと樽感が凄く会いますね。
他もやったらいいのに。
木桶醸造なんかもチャレンジしてるとこ増えてきましたが、もしかしたら甘いとこのほうが合うかもよ。

全体に嫌みないし、フィニッシュもいいですね。
ピッとした辛口感が仕事してます。
全体に平じゃなくて、きちっとストラクチャーも感じるし、すこしミネラルっぽさも出てる。
これは素直にお勧め。



3 Comments

なまっぴ says..."No title"
こんばんは。
真澄純米吟醸あらばしりの樽酒飲まれたのですね!

丁度私も居酒屋さんで真澄の樽酒を頂き、とても美味しくて印象に残っているお酒です。
私は基本的には樽酒は酒蔵イベントでしか飲まないタイプでしたが、樽酒の世界も面白そうですね。
真澄の樽酒は昔から自然にあったため気に留めていませんでしたが、他の銘柄で樽酒が無いかなと考えても他の長野酒では思い付かないですし各酒屋さんの味の違いも出る改めて考えると珍しい商品ですよね。
果ての無い挑戦ですが、各酒屋さんの違いを楽しむ飲み比べもとても面白そうです。
ベースの真澄純米吟醸あらばしりもとても美味しかったですよ。

宮坂醸造さんのお酒では、「真澄スパークリング Origarami」と「MIYASAKA 純米吟醸 愛山」が軽く話題になっています。私は後者を購入済みです。
2018.12.16 18:44 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: なまっぴさん"
>
タイムリーにニアミスしたので参照させていただきました。
まいどスイマセン……。

自分は樽香好きにもかかわらず真澄の樽酒は全然知りませんでした。
正直真澄にそれほど興味がなかったこともありますが。
なのであまりに美味しくてびっくりしてしまいましたね~。

僕はmiyasakaの熟成が頒布会経由で来るのですが、つきこしやcoreもまた飲みたいですし、愛山なんかも気になります。
甘い甘いと文句を言いつつも今年は飲む機会が増えそうです(笑)

2018.12.16 22:00 | URL | #- [edit]
なまっぴ says..."To 日誌係さん"
いえいえ、ご紹介ありがとうございます。
MIYASAKAの熟成酒羨ましいです。どんなスペックと味わいなのか記事楽しみにしています。
確か愛山も一年熟成だった気がしますので、私も開栓を楽しみにします。
私もCOREは確実にリピートすると思いますし、なんだかんだ来年も「真澄」を追ってしまう予感がします。
2018.12.16 22:46 | URL | #- [edit]

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