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日本酒感想日誌

【1110】風の森 純米しぼり華 秋津穂65 特別栽培米 30BY

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年に1本くらいは風の森も。
問題はその1本に何を選ぶかなのですが……最近は当たりはずれ大きいから。

今回は篠峯と合わせて奈良限定の商品で行ってみることにしました。
地元で無農薬栽培した秋津穂を使った商品ですね。
去年あたり、笑う門には福来るという名前で売っていたものかな?










ああ、これ結構良いかもしれないなあ。

少し酸味が高くて、酸っぱい雰囲気もあるんだけど。
ハイトーンで明るく、テンションが高いというかエネルギー感がありっつ刺激的でなくいい。
それで65ってことなんだと思うけど少し酒っぽいぽちゃっとした味乗りもあるんだけど、そことのバランスがいい。
強くないガス感でシュッと行く中でブドウっぽい香、軽めの甘み、なんとなく気分的に無農薬っぽいクリーミィさ。
香りが華やか目になってないってこともあるんでしょうが、良いバランスで仕上がってるなあと思います。

立ち香から少し酸がたつんだけど、わずかに花梨とか洋梨のようなニュアンス。
含むとブドウ、洋梨、シトラスなど。

うん、改めてのんでみてもおっけい。
クリアーさと軽いミネラリーで、まとまってくると良い具合のモダンテイスト。
きゅんとくる酸味とお米の味わいが良いバランス。
ややビターを感じさせつつ、シュッとキレて、クリーミー&ミネラリーな余韻が気持ちよい。

最近の風の森の傾向と同じく、いささか都会的に振り過ぎなとこもあるんですけど。
これは結構好きだな~。
何だろうね、クリアでしょクリアだよね?都会的~みたいな主張がやや強く感じるんだよね風の森は。
まあ時代のすう勢だよね。
昔は無濾過無加水で果実ジューシーで売れてたわけだし。
そっちのが魅力的だったけど、ここはこの水とガス、搾りがあるからね~。
これなんかもタイトさもあるんで、ちょっとガス飛ばしたくらいの、数日置いたくらいが楽しいかも。
かといって芯があるお酒じゃないから、寝かせはNGなんだよなあ。


結構刻々と、あるいは合わせるものによって表情を変えます。
ガスが飛んでピュアさが目立つ瞬間があったり。
甘みは控えめだけど、それなりにポップに甘みが感じられるポイントがあったり。
あるいはいい意味なんですが、純米酒、お酒っぽいエキスが感じられたり。
酸味とか、あるいは酒っぽいんだけどクリーミィで繊細な味わいとか、表現力はありますね。
ちょっと気になるのは、ちょっと袋香とか樹脂っぽいようなオフフレーバー的な香りがするんだけど、お酒っぽいニュアンスがミネラル感とともに鼻に抜ける感じなのかな?
ハマったポイントだと、すんごく美味しいなと思います。

甘すぎなさと、透明感×クリーミィのバランスと、ガス感だけに頼らないシュッとしたキレ感と余韻と。
全く文句ないですし、ピュアでスレンダーな飲み心地で進みます。
スレンダーだけどお米味もするのがバランスボディでいいのかな。
あのー年初年始に飲んでも後悔のない、満足感のあるお酒になっていると思います。

まああれだよね。
凄く期待したり
自分のイメージを押し付けたりするとあれなんだけど。
スタイルは出てるし、ハマればちゃんと楽しめるお酒なんだよね。
昔と変わってるってのもあるからね。
変わってるなら変わってるってちゃんと言ってくれればいいんだけどね。
酒のみのとってはその日の気分に合わせたお酒を飲むのが肝要なので。
気分に合わせて期待した味じゃないとマイナス査定入っちゃうから
期待しまくってそれにちゃんと答えてくれるお酒は限られてる。


2日目。
あーやっぱ面白いね。
こてっとした艶っぽい、酒っぽいような味わいや、ちょっとゴツっとしたとこもあるんだけど。
そこにきゅっとした一転集中力のあるハイトーンの酸味と、絶妙にうっすらさくっとしたくちどけの甘みが入ります。
ガス感も強すぎず程々で、でも最近の都会風風の森の雰囲気も。
キレた後の鼻に抜けるミネラル香もくっきりで好みですねえ。

風の森ファンにウケるのかどうかは変わりませんが、これ面白いと思いますね。
この時期のものにしては十二分なくらいにお米の味も出ている。
クリーミィさとか、全体の仕上がりとか。
1杯だけ飲むならわからんけど、ゆっくりお酒とお話ししながら飲むと良いなあと思いますよ。

3日目。
カウンターパンチがハマっちゃってるだけな気もするけど。
このちょい雑っぽいエキスっぽいぽっちゃりと、酸味が凄くハマってるんですよね。
ミネラル感も決まってるし。
やや俗っぽいですが、コレ好きですよ。
義侠→櫛羅→の流れで見ても好きなんですよ。
一歩間違うと破綻しちゃいそうなんだけど決まってる。
酢エチっぽいようなニュアンスとかが味わいになってる。
今の風の森にこの再現性は怪しいとは思うんだけど。
狙ってこれならそうコメント出してほしいなあ。
最近のばらつき見ると、ガスと硬さは蔵癖のデフォで、味の出方を醪コントロールできてないように感じる。
香りはある程度は狙ってできてるのかもしれないけど。
狙うとこが蕩け果実感きゃなくてフラワリーモダン感になってるとこもあるし。
少なくとも若と、蔵人に任せまくりなとこは無能だと思うけど。
その点十四代は甘いのが好き嫌いはともかく、恐ろしく正確に状態を利いてコントロールしてる感じはする。
そんな酔っ払い素人の戯言。













2 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2018.12.30 23:49 | | # [edit]
日誌係 says..."Re:"

コメントありがとうございます!

まあ蔵元からしたら素人が何言ってやがると思っているでしょうね(笑)
蔵元の好みも変わるし、飲み手のほうも変わるし。
つい昔の良かったと思う味わいを追っては、あれは味が落ちたとか言いたがるのがオタクの性ですが慎まないといけません。

松のあらばしりはまだ飲んでないんですよね~。
今一時的に松の記事を全部落としてて、なんかわかりにくくてスイマセン……。
というか今年はあらばしりは飲まなくてもいいかと思っていたのですが、リクエストが来たので発注しときました!
1月中にはやれると思います。

去年は買ったはいいけど寝かせて飲んだので不問ですが。
一昨年飲んだ時は圧倒的なものがあったので、さもありなんという感じです。
どれも美味しいですが、3本に1本くらいは時を止めるような世界観を見せてくれるイメージですね。
期待が高まります、情報感謝です。





2019.01.01 02:02 | URL | #- [edit]

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