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日本酒感想日誌

フィリップ・パカレ アンディジェーヌ2005

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てけとーに買ってきたら珍品だった。
やってしまいましたなあ。

ロマネ・コンテ社の醸造長に誘われたけど断ったというフィリップ・パカレさん。
これコルトンシャルルマーニュらしいんですが、この年だけAOC取得できずにヴァン・ド・ターブルになっちゃったという大失敗作らしい。
日本酒に例えるなら特A山田錦35で出品酒造ったけど大失敗して普通酒としてしか売れませんという話。
これはキツイ、日本酒なんかより単価も高いし。
当時ほとんど日本に入荷したらしいのですが、多少割安とは言え全然安くはないし、そもそもそれって現地で売れずに日本人ならこれでもいいだろ的に売りつけられちゃったんじゃ……?
しかし2005って超当たり年に何やってんだよって感じですが。






まずまず美味しそうな香りしますけどね。
リンゴ系からちょいトロピカル系の香りに、少しバターっぽいようなのと。

含んでみるとどうでしょう。
さらっと飲めるけど凄みはないな。
価格考えたらどうなんだろうという話になってくると思う。

含むとほんのりバターっぽいというか、樽系のニュアンスなのか?も香り。
ほんのりとした甘み、おそらく熟成で出てくるんだろうけど、これは結構好き。
するっと流れる中で清々しい甘露的な雰囲気が感じれます。
甘露っていうか朝露だな。
少しミンティだったり。

一方でどうなんだと思うのはするっと行きすぎちゃうところ?
もっとコッテリ感でもパワーでも鋭さでも何でもいいけど、要するに雰囲気がない。
ミネラル感はあるんだけど、チリっとくるのと、最低限のストラクチャがあるくらいで。
もう今はゆるゆるですよ。
熟感は良いんだけど、酸とかミネラルがもう少しバシッと決まってってほしいなあとは思うんだけど。


酸はどうだろう。
フィネスとかそういう感じじゃあないと思うんだけど。
どっちかってと乳酸っぽく旨いなという感じ。

いやー悪くはないんですけどね。
ただ2万ってのがどうなんだと。
これなら1erの1万台でいいんじゃないかと。
自然派というか、こういうするっと飲めるような仕上がりは元からなのかもしんないけど。

いや味はうまいのよ。
ちょっと酸化感強いけど、果実味、バター、うっすらとしたスパイス系。
程よい甘ウマでスイっと飲めるけど。
雰囲気がね。
余韻も味は残るんだけど、雰囲気がね。
いや僕素人なんでわかんないですけどお、パワーがね、ストラクチャーがね。
まだ2005だしもう少しビシッと来てほしんですよ。
なんかふわっとまとまっちゃってるような。


うーん、こんなもんなのかなあ。
決して不味いとかそういうわけではないんだよね。
寧ろいい熟成具合で飲み頃なのかもしれない。
花とか、華やかさ、リッチな香りも感じてきたし。
ミネラル感も酸味もある。
味わいもある。
普通に飲んで味はおいしいとは思うんだけど、なんかこうもう一つハリが欲しいなあ。
なんかこうちょっと緩いなあ、ぼやけてるなあ。
そんな気はします。
まったり華やか系なのか?
でももう少し凝縮感は欲しいなあ。
温度高めの開いた状態で飲んだら案外日本酒ファンは気に入るかもしれない(笑)
いやなんかもうでも悪くない気してきたw















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