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日本酒感想日誌

【1143】醸し人九平次 うすにごり 黒田庄産 山田錦30BY

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『甘美な時間を予告する』
この品は生洒です。それゆえ、 限られた季節の中で輝きを放ち、天地のリズムと共に、まだ瓶の中で息づいております。
自然の摂理と造り手の清謡な思考から生まれるこのFUSION (融合)は、皆様を、きっと日常から解き放ちます。
そんな生まれたてのSAKEをお楽しみ頂ければ幸いです。



よくこんな痛々しい文章書こうと思うよなあ。
蔵元の人、こんな痛々しい能書きの書かれたブランド品をあなたは買おうと思いますか?
ルイヴィトンでもロレックスでも、あるいはDRCでもいいけど、天地のリズムだの静謐な思考だのわざわざパッケージに書くと思いますか?
そんなのが書いてあるのは鼻で笑われる新興の二流品三流品じゃないですか?
まして完全予約商品なのに、わざわざこんな頭の悪そうなこと書く意味がわからない。
なんかずれてんだよなあ、ほんと止めてほしい、バカ丸出し。


という話はともかくとして味は期待しています。
スペックは非公開らしいけど黒田庄に生まれてとはまた違うのだろうか、あれは50だったか。
九平次は去年は協田とカマルグで1勝1敗だったかな。
協田は2年連続で凄く良かったが、カマルグは前年のが嘘みたいに酷かった。






にごり分も多くないようなので攪拌して。
うーん、どうだろうなあ。


ややカプいか?
一瞬こないだ飲んだ而今山田っぽいと思った。
いつもより香りも味わいも少し華やかさを+という感じなんでしょうか。
個人的にはその辺が余計に感じられて、普通にしてくれればいいんだよ、という感じ。


気になるのはややシャバシャバしつつ、生の分軽くビターがあるあたりですね。
良い意味での水っぽさ、軽いミネラル感もあってそこは良いんですけどね。
軽くマンゴーちっくなエキゾチックフレーバー。
バニラっぽいニュアンスは深く素敵に出ていると思います。
キレ感も軽く出て、マンゴーっぽい余韻も少し。
昔のあべを繊細にまとめたようなのもたとえとしては近いか。


まあ悪くはないと思いますよ。
好みの問題で、こっちのが評価されるのかどうか見てみたい気持ちはあります。
僕としても悪くはないけど、イマイチ細部が決まらないなあという印象。
なんかJKがやや厚めに化粧してるようなイメージなんですよ。
最低限のミネラル感とかはあるけど中はシャバシャバしてボディ感が弱く味気ない。
表面はバターをたっぷりまぶしたような嘘くささ。
狙ってるのか狙ってないのかは知らないが、バランスの取れてるポイントに理屈をつけようと思えば付けられるんだけど。

うーん、協田のみたくなりますね。
なんだかんだ九平次は路線としては嫌いではないので、もちっと色々飲んでみたいとも思うし。
まあ僕が求めるとことコンセプト違いだと思います。
たぶん、お好きな人も多いと思いますよ。

あとはたぶん石数おおいだろうから、コントロール利いてるかどうかで。
結局ロットの限られ、かつ米が少なくて小仕込みのキュベが美味しくなってきちゃうんだよね。
もうここまで来たら、杜氏の監修具合でラインを分けて価格をバッサリ買えたらいいのにとも思う。
キチンとタンクごとに責任者書いてさ。
それができなきゃもう全部混ぜて3アイテムくらいに絞れよ。



2日目。
あらためてガス感もグラスつく泡として見えますね。
まあまあまあ。
美味いか。
新酒だし深みとか繊細なとこで勝負ってお酒じゃないもんな。

バナナにマンゴーとかあるいはグァバ。
トロピカル系の香りがふんわりと。
そんなに嫌みないですよ。
香り面でいえば、笑四季とかをお上品にしたような感じもある。

そんなに味の多いお酒じゃなくてスッキリ、ミネラリーな酒質はさすが。
やや表面にお化粧を乗せたという感じ。

含んだ一番最初に少しカプっぽさを感じるのは軽い苦みとかその辺かなあ。
エキゾチックな香りは、やり過ぎ感もなくいい具合に優しく熟れてます。


なにって言われると困るんだけど、もう一回りボディとか、酸味があってもいいかなあとは思う。
ちょっと上っ面の厚化粧がたつんだよねえ。
でもまあスイっと飲めるクリアーさとミネラルなストラクチャ、酸ももう一回りほしいですがきらめきは与えています。

最近九平次を飲んでいない人にどうぞというような、やや華やか目に媚びた酒質は狙ってだと思うので。
まーしゃーないですね。
らしさも十分に出てはいるし。好みの違い。
たぶんそれこそ今年の而今の山田うめええ!とか言ってるやばげな人は飲んでみてください。

あ、協田まだ売ってんのかあ。
どうなってるか拾ってみてもいいかもな。

いいなって時もあるんだよな。
甘さとミネラル感のバランス。
一方で少しバターっぽく重いんだよなあ。
もすこし酸ほしい、ちょっとなんだけど。

3日目。
おっ、熟れた香味は良い感じに。
最初はすかっとした感じもある。
やっぱり少し味わいが干渉するとこがあってもう一回り綺麗ならいいんだけどなあ

意外と難しいんじゃないかこれ。
流行りが好きな人には微妙なとこがわからんし、舌が肥えた人にはどことなく今一歩感。
悪くはないのですが。









4 Comments

kt says...""
僕もコレ予約して、明日取りに行こう…と言うタイミングなのでどうかな?と思って読みました。
う~ん、逆にこれは飲んで確かめなくては、ってところでしょうか?
個人的には、九平次って普段火入れなので、そう外さない…という印象で、以前コメント書かせてもらった通り、久し振りに飲んだら「こんなに良かったのか!」となった銘柄でしたので、結構今回のうすにごりに期待している部分もあるのですが…。
「九平次では久々の生酒」って所が、逆に難しくなってしまったんでしょうか?あと、完全予約受注制にしてしまった事もハードル上げてるような。思ったよりも多くの店で予約受け付けてたみたいだし、相当の数になってるんじゃないかと不安になる部分もあり…。逆に「数量限定」ってなってれば、造りもまた違ったのかなぁ?

いずれにしても、これは早く確かめてみなければ!と言う気になりました。二日目以降の感想もよろしくお願いします。
2019.02.16 23:05 | URL | #IQn4OT2I [edit]
日誌係 says..."Re: ktさん"


これはそこまで悪くはないですよ!

らしい酒質でもあり、流行り銘柄が好きな方にも満足いただける華やかさもあるというお酒です。
華やかさもそんなにやり過ぎてはないですが。レギュラーに比べるとちょっとくどいかなと。
一方でまだ新酒なので芯のところは整ってなくて。
微妙なチグハグさといったところでしょうか。

こういう言い方は良くはないですが本質を求めるなら期待外れですし、上っ面だけなら気に入る人も多いと思います。
季節ものとして飲めば十分ですね。

生だからといって特に造りが変わっているということもないと思います。
僕はこの蔵なら火入れのほうが好みでしょうが、こっちのが世間的にはウケるんじゃないでしょうか。
九平次であればもっと凄みを見せてくれるだろ?という期待料込みの評価です。
それこそ今年の而今山田なんかと近しさもありつつ、それよりも全然美味しいですよ。

甘さとキレですごくいい瞬間もあるんですけどね~。
もしかしたら3日目4日目と上がっていくかもしれません。


2019.02.17 02:03 | URL | #- [edit]
kt says...""
飲みましたよ!まだ残ってるけど(^^;)
初日は唯々「若い」「未熟」な感じでした。二日目からはそれなりに楽しめてます。
う~ん、それでも、いつもの九平次ほど伸びがないかなぁ…九平次って、火入れなのに二日目・三日目の方が楽しめる様な完成度の気がするんですが、今回のは「長~い期間かけて、飲み頃を楽しんで」と、ベストのタイあミングを飲み手に託されちゃってる感じが強いです。逆にいつもの火入れの方飲みたくなってしまう。ただ、このリベンジだと別誂とか、グレード高いの行っちゃいそうで恐いですが(^^;)難しいですね。
九平次のレギュラーに生酒を加えるまでには行かない…と言う印象を持ちました。
2019.02.23 02:39 | URL | #IQn4OT2I [edit]
日誌係 says..."Re: ktさん"


飲みましたか!

どっちつかずな感じでしたかねえ。
九平次好きな人には、物足りない出来だと思いますし。
九平次なんて今さら……と思っている人に良さが伝わったかどうか。

新酒の時期に1本くらいは生のウケそうなやつ出すのは良いと思いますけどね。
今回受注生産みたいな風にしたのが意味があったのかどうなのか……あれでハードルあがっちゃったような気もします。


2019.02.23 22:52 | URL | #- [edit]

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醸し人九平次 うすにごり 生
家飲み記録 醸し人九平次 うすにごり 生     愛知県名古屋市のお酒です。  かなり飲んでいる印象ですが、ブログでの登場はなんと二回目、やはり外で飲める銘柄は後回しになりがちですね。    こちらのお酒は、通常品としては長らく生酒を販売していなかった萬乗醸造が、7年振りに復活させた商品らしいです。   (ちなみに私は以前九平次の生酒自体は飲んだことありました(記事下写真...