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日本酒感想日誌

【1176】澤屋まつもと 守破離 試験醸造 岡本村山田錦2017

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ついつい買っちゃう澤屋まつもと
基本的に、勝手に手抜きラベルと読んでるこのシリーズはそんなに飲まなくていいと思ってるんだけどな。

兵庫県産東条岡本村の山田錦を使用し、1年熟成、29BYですね。
より滑らかで上質な口当たり、らしいですがどうでしょーう。






へー。
第一感はいつもよりマッタリ、味が乗ってるなという感じがします。

もちろんガス感はある程度残っているが、純粋に発泡感自体は弱めっちゃ弱めかもしれないね。
まったりめにお米の味わいが出ているけど、あくまでも澤屋まつもと流の味わいです。
少し熟成も感じますが、まだラムネ感も感じるかなというところで、きちっと酸味も感じるし。

やっぱまったりリッチ、やや大ぶりのボディというとこではないでしょうか。
滑らかさはあって、テンポもスローめ、少しオイリーに舌に感じられるようなテクスチャ。
その代わりに、ガス感は澤屋の中でもそこまで強いとは感じないが、やや辛口めにミネラル感はシッカリ。

澤屋の中ですっげえ美味いなとは思いませんが、安心と信頼の味わい。
あくまでも澤屋流のなかで、また違った味わいを見せてくれます。

熟成でしか出ない味わいありますよねえ。
まったりはんなりとした味わいもあって、しかもちょっと夜の和服京美人みたいなさらっとした綺麗さ美しさもイメージされる一方で。
微妙に和のハーブ的な野趣も感じるか?
何となく九平次の協田なんか想起させるような味わい。
いや次第に出てくるこの含み甲というか甘いミネラル感は抜群で、味わいの出かたとか龍力の奥吉川とかあの辺も浮かぶか。
程よい酸味がつないで、ビッとした背筋の通ったフィニッシュ。

良いですね。
好きです、これが2000円で、限定とか言いつつ2000本出てくるあたりが凄い。
伏見の老舗で、それなりの規模感もあって、そのおかげで原料調達力もありますしね~助かりますよ。
頑張ってほしい、こういうとこに良い米卸してほしい。

いや、つーかすげえ旨くなってきたぞこれ。
このミネラル感からくるような上品な甘美さ、この甘やかさえぐいから味わってほしい。
というかこれわからないと、俺と日本酒のハイエンドの話、成立しないと思う。
俺の感知する限りでは、この感じがあの地域の山田錦を使う、それも一部の銘柄しか来ないんですよ。
てかの感じになると、ぶっちゃけ龍力とコレだけじゃないか?
あーでも松の司の甕とか甕分多めだがこんな感じだったなあ。
龍力のお亡くなりになった前社長の研究がいう、スメクタイトのせいなのか。
これがあるのがいわゆる特A山田錦な地域と、魚沼の一部とかその辺くらいらしいって去年龍力の会で聞きましたけど。
仕立ては龍力とは少し違いますけどね。
スッと、ともすればグイグイ飲めるようなちょいモダンな仕立ての中に表現されるお米の甘み、旨味。
嫌みもないしね~うっとり陶酔。

やっぱこの蔵は立ってるステージが違う。
ちゃんとしたブルゴーニュの1級で、それも飲み頃熟成のものと、まったく遜色ないお酒としての戦闘力。
どう見てもそうなんだよね、弾力とか、舌への絡みとか。
自腹切ってボトルで買って7年ちょっと、1200本弱、それで言ってるんだから間違いないよ。
じゃあ今ピュリニー1erのせめて2008くらいのそれなりの生産者のヤツ買おうとおもったらまあ頑張って16800じゃない?
それもそれなりに苦労して探さないとだめよ。
それが2000円、買うしかないっしょ。
家で寝かせてもなかなかこうはならないんだよなあ、それが日本酒のめんどくさいところ。












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