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日本酒感想日誌

エシェゾー・デュ・ドゥシュ グラン・クリュ2003 ジャイエ・ジル

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アンリ・ジャイエの従兄弟であるオート・コートの第一人者。
エシェゾー最上の区画から造られるドメーヌのトップ・キュヴェ



だそうです。
エシェゾーはグランクリュの中では40ha近い広さで均質ではないというのは知っていたのですが、小区画がはっきりしてるのは知らんかった。
このエシェゾー・デュ・ドゥシュ(ドゥスュ)はまぎれもなく最上の区画で3.55ha、グラン・エシェゾーの直上なんだって。
1925年にはこの小区画の生産者が他の生産者を訴えるくらいには真のエシェゾーらしい。
グラン・エシェゾーはエシェゾーより品質が上なんじゃなくて、この区画を中心とした昔の真のエシェゾーより大きいからグランなんだってさ。

ちなみに本人ジル・ジャイエさんは2018年の1月にお亡くなりになったようですね。
そして、2017年12月にスイスの実業家にドメーヌが買収されていて、2015ヴィンテージからはエチケットも変更になってるそうです。
残念なことになるのかもしれません。







濃い紫、そして香りが漂う、良い感じ。
ブラッドにケモい感じ、ヴォーヌ・ロマネっぽいですねえ。

含むと割とさっぱりしててエレガントめ?
違うなあ、この間飲んだ赤ってダモワのクロドベーズだったけどはっきり違いますね。
しかしうめえなあ。

前回比較だとこざっぱりしててわかりやすさは控えめなようで、でも繊細だけど各要素はシッカリ。
ふんわりと上品な樽感のお化粧に、滑らかな舌触りからちょうどよいタンニンの力強さ。
ベリーのジャムからダークチェリーやカシスへ。
チューリップとかそんな可愛らしいイメージのお花からローズのようなエロいお花へ。
エシェゾーのケモ感。
味わいの濃さ、パワーもありつつサラッと飲めて、繊細な樽のバニラ感とほんの少しのミンティさ。
あーでも抑揚、広がり、そして締まり。
酸の塩梅とか、あるいはシルキーさ、伸び。
不満ないね。


これちょっと濃いのか?
実はもう少し薄ウマ系だったりするのか、その辺は経験が足りないのでわからん。
たしかにそんな雰囲気も感じなくはない。
エマニュエル・ルジェとかのんでみてえなあ。

いやあ美味いね、十分鳥肌。
この果実味の複雑さ。
綺麗でチャーミングでもあるけど艶やか、そしてケモくてちょっと血っぽいようならしさの与える深み。
それがエレガントにサラッと飲めちゃうからね。
圧倒的ではないのかもしらんが進むわあ。
3万いくらだったと思うが、探せばちゃんと買えるし、裏切らない満足感で答えてくれるのは良いね。
嫌みないし進む。

あとそんな難しく考えなくていいのも。
そりゃグランクリュでそれも飲み頃の年数というハードルは高いが、あとはそんな難しく考えなくても、さっと開けてさっと飲んで普通に美味い。
まだもっともっと寝かせていいんだろうけどね。


頭から美味しい。
ラストの品のいいスッとした感じもいい。
うめえ。
5万だとわりと勇気いるけど3万なら月イチくらいで飲んでもいい。


白もいいけどやっぱ赤だな。
そして最近はすっかりブルゴーニュばかり。
ボルドーもやりたいけど手が回らん。


2日目。
あらあ、2日目もそりゃ鮮烈さは下がってるんだろうけど、まったく不満なく飲める。
おりも99.9パーなくて、最後まで完飲という感じですね。
ほんとによかったですコレ。
100点じゃないかもしれないけど85点90点で安定感あるというか。




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