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日本酒感想日誌

【1195】若駒 雄町90 無加圧採り 30BY

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若駒は今年も愛山が良かったので。
お米違いが色々あるのでどれをやろうかというとこですよね~。

今回は雄町90を選んでみました。
面白いのは雄町70もあるらしいのですが、それよりもこっちのほうが高いという。
『溶け度合と技術料と資材高騰の値上げに対応した価格』らしいですが、良いと思いますよ。
というかこれは美味しい!と思ったタンクは倍で売るとかって蔵元が出てきていいと思うのよ、いい加減。

酵母なんかは一緒みたいですが、愛山のほうとどう違いを出してるのかも注目。






見た感じ、おり多めですね。
攪拌していただきます。
かなり黄色くて、混濁タイプのリンゴジュースみたい。

なんかすごいメロンメロン言ってたけど、愛山に比べて特別メロンかというとそういうわけではない。
とはいえバナナ系からくるメロン感とか、こっち系に低精白であるブドウとかやや硬い感じ、少しマンゴーなんかもイメージさせる南国感。
まあいつもの感じ。
ちょっとグレープフルーツとか、あと硬さ多めかな?


あれ、愛山よりも甘さ控えめ?
こっちの味覚の問題かなあ、ちょっとGWずっとピリッとしないもんで。
もうちょっと甘くてバニラアイスな感じがあるイメージなんですけどね、愛山90とか五百万石50とか。

味わいはさっぱりドライめ。
舌触りが滑らかで、甘みなんかが強くはないけど、生っぽい芳醇さを感じさせるようなテクスチャというか。
味が強いわけじゃないんだけど、少し肉厚で弾力があるようなイメージ。

でも相変わらず上手ですよね。
表現のしかたが巧みで、色々飲みたくなってくる醸造家です。
磨いた火入れとかも飲んでみたい。

なんて言ったらいいかねえ。
香らせ方、飲み心地。
嫌みなくふわっとフェミニンな含み香が秀逸で、甘みが控えめな中香りで色を付けるのはもちろん、こーゆらっと漂って余韻まで甘い感じがほのかに残るんですよねえ。
また軽くガスがあり、ミネラリーで、オリもあるんだけど、これまた硬すぎないんだよねえ。
カチッと硬いポイントももちろんあるんだけど。
ふわっと着地するような品の良い飲み心地になってると思います。

雄町だからこうなるとか、そういった明確なものは日本酒にはないんだけど。
やっぱり山田錦や五百万石じゃなくて雄町な雰囲気はうまく表現できてると思う。
あくまでも酵母とか設計のが味に直結するけど、米の品種による違いは微妙にあるよなあ。
ブラインドで酒米わかるとかっていうのはヤバい奴だけど。



あああ。
ごめんごめん。
飲み始めて30分から45分くらい。
グラスや温度との兼ね合いもあるけど、香りが安定してきて、かなり甘くぐ~っと来ますね。
これは確かにマスクメロン強い。
あるいは梨か。

含むとしなやかでフェミニン、大人の女性。
甘みは極々控えめです。
控えめなんだけど、確かに地味な白や紫の小花ように楚々とした甘み感も感じて。
静かにバニラ。
シルキーなタッチというか、細かくて好ましいけど、ほどほどに飲みごたえのあるタッチで旨味。
これはおりなんでしょうねえ、雑味は感じないし、旨味も強いって程でもないけど、エキス感。
それが嫌じゃなくて、酸味でキラッと光って、香りでふわっと甘く。
キュッとしつつ、適度にミネラリーで、かつさらぁっっと。
残らないし食中でも。

まあ飲めばおそらく低精白商品だなというのはブラインドでもわかると思うのですが。
こんだけオリもあって、でも嫌だなと思うような苦み渋み辛味にはならない。
なんなんでしょうね~、ピシッともしてるけどソフト。
磨くのは香りと味わいの問題なのかな。
香りは酵母とか低温でゆっくり長期で出せそうな気もするのと。
旨味感はこれは今は良いバランスで出てるけど。寝かせたら別問題とか。
これ寝かせても硬く痩せてくと思うけど、磨いたのはまたもっと膨らんでくるとか。



何ででしょうねえ。
ガス感もそう強くないし、スローなテンポで、どっちかというとメロー。
まあ美味いですわ、こっち系でも表現の巧みさが一歩抜けてる。
僅かだけどはっきり違って、どの辺なんでしょうねえ。
この商品がベストだとは思わないけど、やっぱここはセンスあるなあとは感じます。









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