FC2ブログ

日本酒感想日誌

【1200】黒澤 純米大吟醸 金紋錦2016

  0   0


経緯は好きな人に迷惑かかるかもしれんから伏せるけど、偶然にも、第三種接近遭遇したのがこれ。


黒澤はモウカンさんとこに任せてますが、そこでちょうど数日前になんか言ってたやつじゃん。
純大の28BYと29BY。
でこれ出荷日シールが張ってあって蔵元で寝かせてたやつみたいですね。
裏書見ると28BYのほうは低温貯蔵となってますが、29BYのほうは氷室貯蔵となってます。
へーそんなのあるならなかなか面白い感じになりそう。
もしかしたら28BYのほうも氷室だったりするのかもしれない。

つーかこれ1年前に飲んでんだよな。
2019.02出荷で生暖かい常温で置かれてたので状態は何とも。






まあまあ色ついてますけど冴えというのか何となく光沢のあるような見た目。
立ち香はビネガー調の酸を感じるでしょうか。

あーなるほどなるほど。
まあ変わり種なんでしょうが良いと思いますよ。
こういうと怒られそうだけど、やっぱり最近飲んだ中で系統としては木戸泉のアフスシェリー樽とかになるんじゃねえのかな。
それか花巴の商品を選んで寝かせるとか。

これまだ若いかもね~。
さらっと飲むならこれくらいなんでしょうが、もっとコテコテしたほうが魅力はわかりやすいのかも。

含んだ酸味はビネガーはあまり感じませんので大丈夫です。
ほんのりビターな熟成感、複雑さの中に、あの黒澤っぽい甘みがまだまだ生きてます。
それが引き立つような感じですかね。
そんなに酸っぱくもなくて。うっすら複雑さを帯びたシックな普通の黒澤ともとれるのかな。
らしい甘さもあるし、一方でらしい硬さもまだまだある。
蕩けてきてるのは表面だけ。

フィニッシュも面白い。
少しタニックなようなビターさに、酸味が絡んで少しお酢っぽいニュアンスも少々顔をだしつつ、まだ微かに果実感が出るとこもある。
そんなにバキっとあるわけじゃないんだけど、やっぱりミネラル感があってふにゃふにゃしない、しゅっとしたスタイル。
軽く粉っぽいような品のいいミネラル感と辛味、薄くタニックな渋み、黒澤のあの甘み。
ミネラル感、硬さなんかは飲んでいるうちに強く出るタイミングもあります。


美味しいですね、進みます。
震えはしないけど、わかるようになるとコレたまに飲みたくなるな。
酸味が特徴的でかつ熟成なんで、いやな人は嫌でしょうがハマる人はまるでしょう。
やっぱでも洋酒系の人のほうが好きだと思うけどね~。
らしさはこれじゃなくても、普通の当年もので十二分に味わえると思いますよ。
だからこれは本当に好きな人向けかもね。
俺もだから最近ワインも美味しいなーと思って良さがわかるような感じでしょうか。
別にdisるわけじゃなく甘々でシュッとのが好きなら、鼻につくところもあると思う。
そういう人は信州亀齢がよかったからそっちやってくれ。

コクとか甘みのとこなんかは山泉と通じるとこもあるので、あっちの熟成も期待かな~。
長期やるにはこれくらいの磨きと酸が必要なのかもしれんけど。

しっかし強いお酒だなあ。
まだ粉っぽさとかクリアーさとか出るもんね。
てろってるとこはてろりはじめてるけどまだまだ。
ぶよぶよ乱れずにまだドレスを着こなしてます。
これが蔵元自ら継続的なヴィンテージ展開というのはかなり朗報でしょう。















Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/2883-8c1dc686