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日本酒感想日誌

【1202】王祿 超王祿 無濾過直汲み30BY

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王祿は昔すげー好きだったんだけど、好みの変化か最近はちょっとハマらず。
これは頒布会できたやつです。
まあ王祿も色々あるからね。
そこまで飲み切れてないのかもしれない。
個人的な一押しは丈径か、上級の熟成なんですが。
渓はまた違うし、今回の超は俺はよく知らん。
出雲麹屋なんかも良いイメージありますけどね。


王祿シリーズは普通富山県産五百万石ですが、コレは地元産山田錦と書いてありました。
SPなのかは知りません。
磨き60の直汲みで、限定180本と書いてあります。






どれどれー。
シャンパンの後ということもありちょっとよくわかんないですね。
かなりイメージ違います。


かなり辛口。
ガス感もある。
最近寝かせすぎてたのかもしれないけど、王祿っていうともっと味わいたっぷりな印象だったのよ。

いや、エキス感はこれも香ってくる。
お米感、少しのバナナやマスクメロンや絶妙に柑橘。
あるいはほろ苦さ。

それがばっと辛味、ミネラル的なキレで行ってくれるんだけど。
軽いな~ババっと鮮やかに、エアリーなくらいに舞う。
舞うのがそれなりに重みのあるビター&エキスな味わいだから余計に面白い。
こういうお酒こそ一級のお料理と合わせてナンボって感じしますけどね。
単体だといささか面白みに欠けるかも。
また他の王祿とは違う表情かなあと思います。

酸味なんかはフルーティさや輝きを感じるくらいで。
もちろんそれはブドウが原料とは違うんだけど。
直近のイメージに引きずられてることを承知でいうと、シャンパン的にシャンパンに引けを取らない味わい。
キュッとした酸味の締まり、クリーミィさや全体のストラクチャ。
凄く軽さを感じるので、重い、どっしりとは感じさせないけど、ストラクチャしっかり組まれてますねえ。

決して甘くもないし、何なら渋苦い味わいなんだけど、軽さで舞って絶妙な味わい?
それもエキスはあるんだけど、軽さがあるんだよな。
全くビギナー向けじゃないし、単体で飲むのはどうかと思うけど、間違いなく質は高い。
求む上級料理人。

軽いけど気持ちの良いトルク感?
さらっとお燗つけても良さそう。
良くも悪くも王祿はエキス感が1つ重要なファクターだと思うのですが、その中でこの舞う軽さはびっくりしました。

いいっすね。
万人受けはしないだろうけど、やっぱ光る質感あるなあ。
こういう抜け感の軽さ、演出できる蔵ってないんだよ。
しかも元来熟成OK、味わいたっぷりな銘柄でなー。
やっぱ流石っすねえ。

全部わかるとは言わないけど。
ただの後継ぎと、酒が好きで色々飲んで工夫してる蔵の違いってあると思うなあ~。

蔵元の志向と自分の好みと、気に入るかどうかって一期一会なとこあるからハマらないのはしょうがないんだけど。
それでもこの辺の蔵ってのは自分の感覚がしっかりあるってのが良いんですよ。
県の醸造試験場のいいなりって、平均レベルは上がるから消費者とか蔵のボンクラ跡取りにとってはありがたいけど、一方で画一的でつまらないじゃない?
技術的なとこは、時代が進めば皆行きつくとこは同じなわけで。
大事なところは、自分がどういう味わいを美味しいと思うか、その表現と細部の細部なんだよねー。
化学的分析とか成分で語ってるのは2流。
平均値は高いけど、飲んでいくと福島とか秋田とか県のセンターが主導してるとこって画一的でつまんなくなってこない?
技術的なとこの模倣って簡単で、本当に大事なのは感性とか設計なんだよなあ。
とNHKのニュースウォッチ9が鑑評会の福島特集してたの見て思いました。


2日目。
やはりバナナ系+ドライ感。
純米酒の直汲みって感じでしょうか。
ある程度のエキス感はありますが、ブラインドでやって王祿とは僕はわからないと思う。
フルーティな感じではないが、やはり酸味はがある程度豊かにあるのと。
華やかではなくどっちかといえばクラシックでドライなのだが、ブライト、明るさがありますね。
芯はシッカリしてるけど、ぱっと舞う軽さもあるというか。
ハレの日に飲むようなお酒ではないともいますが、レベルは高く晩酌的には満足です。
柑橘っぽいようなニュアンスとか、抜け感は良いけど程よくクリーミィに旨味があって。
正しく酒っぽく美味しいお酒。




















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