日本酒感想日誌

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【1216】天明 掌玉 mellowness reborn 純米大吟醸3年熟成 27BY

日本酒
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というわけで緊急天明シリーズ。
気になったお酒は確認したほうが良いな、年イチじゃおっつかない。
他の人の感想もあんまあてにならんし。

阿波山田錦30の̠-7度で3年熟成という商品。
8000円なので高いんでしょうが、ワインならココが最低ラインぎりぎりなので安いです。







はて、どういうお酒になってるんでしょうねえ。
立ち香の時点ではそれなりに熟成感があるというか、ほうじ茶とかそんな感じのような。
いや、なんていったら良いんだろうなあ、ちょっと独特。

味わいはどうだ?
俺は嫌いではないけど、人を選びそうな味わいではある。
まあキャラクターの違いは出てるが、似てるのは松の司のかなり行った熟成かなあ。
甘い、香るというお酒ではなく熟成のエレガンスや雰囲気、しなやかな味わいを楽しむお酒です。

ややキリっとしたような香りに、熟成感ののった立ち香。
やや焙煎感があってお茶とか、よく言えばお香のような感じ。
さらに澤屋まつもとの熟成なんかであるあのミルキーな感じも。

あーそうか。
まあ含めば澤屋といえば澤屋か。
結局はこの辺に収束してくるんだよなあ~唯一無二とは言わないが日本酒として一つの最終回答の形ではある。

柔らかくて極めてシルキーなタッチからの入り。
それなりに甘みや酸も感じ、ゆっくりゆっくり綺麗に甘うまく、長く長く味が続く。
そしてそのあとは苦いというか、少し収斂性、あるいは口内で石をなめるようなミネラルといってよいうのかそういったところがありというフィニッシュ。

良いお酒です。
あえて言えば、この手のジャンルの中でも含んでわかりやすくぞっとする感じには欠けるのだが、
ゆっくり味わうほどに繊細で美しいバランス感にうっとりきて、まさにメロー。

まあ澤屋だな、ガスはないけど。
アレの熟成なんかやってる人からするとまさにお馴染みの味わい。
静かなお米の熟成のアロマから、含むとしなやかな甘みに適度に明るい酸味もあって。
深みを感じさせつつ、徐々にピッとミネラル香が出てきましたね~。
ほどけてくると軽いけど深い、色々吟味しながら飲みたい。
いただくならやはり青磁のお茶碗でしょう。

やっぱ天明良いですよね、この後亀の尾29、会津坂下山田とありますのでお楽しみに。
その前に松の司の非公開もはさむけど。
こういうのばっか飲んでるとたまにカジュアルなお酒もやりたくなるけどね~。

少し温度が上がってくるとさっぱり自然なとろみに、蜜っぽさとお米の味わい。
あれも思い出しますね、松の司の生もと甕とか。
まだ酸味もフレッシュなくらいできいていたり。
いいっすねえ。


2日目。
亀の尾29がすこぶる良かったのですが、ここにもどってきてどうだ?

まあ基本線は変わってないよな。
なんだろうヴィンテージの家具みたいな深みっていうのかな。
それでいて酸味はきっぱり、とろみからやや熟成感のある甘ウマというか澤屋のアレっぽさみたいな。



7/25
これやっぱいいな。
チューニングされた超吟に近いとこまで行ってるわ。
物足りなくないけど汚くもない。
高貴な腐り感ともいえるような熟成感に、密っぽさも感じつつ、まだ若いくらい酸のキューンとしたところとしっかりキレ。
さらにそれらが一体感をもって独特の存在感を放ちます。
こりゃあ良いですよ、この手のジャンルの中でもかなりのツワモノです。

やっぱ天明は良いなと思いますね。
色々造れますし、その中でピュアさという意味ではちょっと一段レヴェルが違う。






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