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日本酒感想日誌

【1219】文佳人 リズール 純米吟醸 30BY

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この辺をちゃんとやってなかったんですね。
この辺というのはアリサワさんとか美丈夫さんとかね。

結局僕もスタートがはなーびだじこんだという世代でああいうのが美味しい日本酒だというバイアスがあって。
そこから抜け出すのに随分かかってしまいました。
これなんか火入れで茶瓶の通年商品だみたいな感じでいかにも地味だもんね。
でも今はこういうののほうがハマるはず。

詳細なレシピは非公開で磨き50の純吟。
火入ですが全量瓶燗&瓶貯蔵らしいです。






いいですね、さっぱりしてちょっと酸味も感じるような立ち香です。
これは良い予感。


高知の系譜で、ちょいモダンにまとまってるって感じでしょうか。
舌触りはしっとり滑らかで、やや味わいも詰まっているかなという感じ。

甘いお酒ではないです。
含むとジューシーに酸味が来て、軽く柑橘や少しラムネ系のような含み香。
味わいは薄いという感じではなくて、酸味の奥に適切にお酒の美味さが潜んでいてます。
程よいエキス感や軽く渋みなんかも感じさせつつ、ややとろりと滑らかで。

ああ、ごめんなさい、香りはこれ白ブドウ系ですね。
酸味のジューシーさ、輪郭の円さ滑らかさ、適度なお酒っぽい旨さやほんのり漂う甘い雰囲気。
ライト系とかっていうわけではなくてしっかりボディもありつつ、酸味とミネラル感でキュッともするんだけど嫌みなく。
すーっと清涼感くらいの感じで気持ちよく伸びて、ラストはちょっとビッと。
また余韻にお米の味わい的なものが残るもの、いやな感じにならず良いですね。


インパクトはなくとも安定感のある秀逸なお酒。
1本手元にあると安心するタイプですね~。
もちろん酸味がきりっとしていて、この少し熱暑い時期に冷やでやるのも良いんですが、こなれてきてぬる燗というのも良いんでしょうね。
ジューシーさやハリ感とかきりっとしたたたずまいもあるんだけど、程よく円さとかボディもあって、1升瓶ゆるっと追っかけてもよくなっていくかもしれないなあというような味わいでしょうか。


うーん。
飲み進めていっても安心感があって良いなあ。
かなりジューシーに酸味もあるし、いわゆる辛口感もあるけど引っかからない。
ビリビリきすぎたり、硬い粉っぽいようなものが過度に来たりすることが無くて。
ちょうどいい具合に乳酸的な味わいで懐やふくよかさ甘やかさも感じさせつつ、やっぱり爽やかさがある。
スッと爽やかだけど甘いような抜け感と、ほんのりドライなテイストと、じんわり残るお米味。
なんかこう、なんでも合うし、あーあういうのもいいんじゃないとインスピレーションも湧いてくる。

なんかいかにもな今っぽいラベルじゃなくて、こういう火入れで茶瓶で地味でしょ?みたいなお酒こそ、ワイングラスで出してみてほしいなあそんなお店がいいなあなんて。
いや全然グラスじゃなくて器でも良いんですけどね。
すごくインパクトのあるお酒じゃないんだけど、良い雰囲気のとこ出されるとしっくりきそうだなあ
いや良いですコレ。
乳酸っぽいけど重くねえ、この時期合うんだよねえ、気持ちよく染み込んでいく。
常温くらいのほうが良いのかもなあ、自然な甘み。














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