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日本酒感想日誌

【1225】石鎚 純米大吟醸 袋吊り雫酒30BY

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半年くらい鈴木三河屋さんの頒布会をなんとなく取っていたのですが、これでラスト。
石鎚は久々になりますね~地味系ですが昔から良い印象は持っていたので、久しぶりにのんでみてどうでしょうか。

袋吊りはお得意のシリーズで、雄町と山田錦の袋吊りが看板商品だと思いますがこれは松山三井。
磨き50で、この比率だと麹米は山田錦とかそんな感じでしょう。
たぶんこのスペックの袋吊りがSPなのかな?






相変わらず地味だけど良いね。
柔らかさと硬質なミネラル感が同居する。

そんなに香るようなお酒ではない。
含むと穏やかにと薄めたリンゴやバナナなどをミックスしたような印象。
またややミネラリーなというかこれはもしかしたらお米なんかも関わってそうなところだけど軽いビター感もある。

含んで思うのが清々しさを感じるな、ということ。
つるっとした酸味のコーティングもあるし、少しスッとミンティな要素もあるのかもしれない。
うん、たぶん最後まですっとした清涼感はある。

それでいて舌触りには滑らかさがあり、程よくお酒っぽいエキス的な味わいがある。
でもそれなりにリンゴバナナな感じでジューシーさでるな。
カプに毒され過ぎてなければ、そんなに物足りなさも感じず、むしろ個人的は華やかさも感じるくらい。

それでも個人的に秀逸だと思うのは柔らかさとミネラル感。
ジューシーさなんかもそうだけど要素のせめぎあいの中で、ぱっと軽く白粉のように旨味が散る感じ。
それでいて軽すぎもせず、程よい味わいを残しつつ、ミネラリーにスカッと、あるいはビッとフィニッシュ。


んん?
自家培養酵母か。
こなれてくると結構カプというか、明らかにカプ系酵母だと思いますが、本当に絶妙ですね。
甘みとかもそれなりにしっかり感じさせるのですが、絶妙に薄いというか、清涼感、さほど高くもない酸味のスッキリ感。
酸味とか、ビターさとか、旨味とかもいい感じに決まって、やっぱミネラリーなキレ感と。
余韻もしつこくなくビッとしたのが残るのが良い。

うーむ、うまいですね。
かなり進んじゃいます。
飲み進めていくとかなりはっきりカプ感を感じるのですが、絶妙な薄さと心地よいミネラル感の響き。
極めて涼やかな印象がありつつ、カプい甘みなんだけどギリギリしなやかに。
磨き50なんですが、ハイクラスの大吟醸を名乗るにふさわしい大吟っぽいコシのある甘ウマになっています。
それでいてキレ感は秀逸なのでこれは美味いっすわ。

こういうお酒だったのか。
ミネラルとか切れ味は期待通りだったが、カプはこんなにカプだったのか。
それでもちょっと驚くくらいに出来が良いですね。
程よい狙った薄さや心地よい酸味、すっとした清涼感はやり過ぎてなく、ビッとミネラルなキレ。
カプっぽい味わいをギリギリうざったくなく味わいの深さとして生かしてる。
結構なお点前です。

今年改めてもう1本2本飲んでみないとなと思いました。
あるのかわからんけど、9号とかそっち系で、これがこれだけの仕上がりだとね。
ほんと進んじゃう、季節にもあってる。
例えば鮎の唐揚げとか食べたくなってきます。














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