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日本酒感想日誌

【1236】龍力 純米大吟醸 米のささやき 上三草

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龍力のこの辺の商品は、デパートとかに来てるときに試飲して買ってください。
都内であればかなり高頻度でやってますし、ちゃんと次期蔵元とかが来てます。
ロットとかタイミングによって結構印象も違うので、その時もってきてるもので飲んでみて気に入ったものをどうぞ。


今回でいうと6月に伊勢丹に来てて試飲したんだけど好ましい仕上がりだったので買ってきました。
上三草もおそらく数年レベルの熟成もの。
一緒に吉川米田かな、ものんだけどそっちは29BYだったかで、まあ普通という感じだった。
あとはフレッシュなものが良きゃ30BYの斗瓶取りとか荒走りにすれば?という感じでしょうか。

ちなみに去年の龍力の会資料によると
上三草……
加古川の近くのため堆積により礫が多い。
水はけがよく根が深くまで伸びにくい。
経験則にのっとると香り穏やかで柔らかく、まろやかさと味わいの軽やかさが特徴。
だそうで。








うん、やっぱり良い仕上がりですね。

熟成感が行き過ぎていなくて、むしろまだフレッシュ感があるな。
熟成年数そこまでじゃないか?と思うくらい。
もっと妖艶に熟成の艶っぽさが出てもいいと思いますが、飲みやすいかなあ。

熟成的なバニラっぽさに、微かにラムネ系の香りとか。
それでも資料通りに香りは高くない感じですね。
吉川米田なんかは酸味を感じやすく、かつその分香り高めになるらしいけど。

あとは確かに軽い柔らかさを感じて、粘土質とかはまた違うのかなあとか。
この辺は松の司の土壌別なんかももっと飲んでいくと感覚が深まってくるかもしれませんね。

軽いんだけど、しなやかで密度感もしっかりと感じさせ、伸び感。
この辺のまとまりが熟成によるものなのかなあ。
これ好きなんだけど、試飲の奴はもう少し熟成感あるイメージだった。
温度にもよるかな。

まあそれにしてもラストのミネラル感の展開とか。
上質感、スケール感、ストラクチャなど文句なし。

やっぱりもう少し熟成感きても良いかな?
それにしてもベースの軽やかさも感じるんだけど、オイリーなくらい絡んでくる滑らかさや密度。
ラムネっぽいフレッシュさとともに、乳酸的というか生もとっぽいような味わいや伸び感、極々ほんのりミルクチョコでもあるような風味?
確固たるミネラル。

まあ美味いなあ。
今日は正直あんまり舌の調子がいいとは言い難いけど。
それにしてもこの世界観は素晴らしい。
とにかくこういう商品が単発でなく安定供給されてんのほんと素晴らしい。



2日目。
やっぱも少し熟成感ほしいのかな。
でもベースがライトな感じするから、あんまり出し過ぎちゃうと分離してくるのかなあ。
なんかやっぱ松の司の土壌別における、砂礫系の感じありますね。

でもいろんな表情が出て懐があるなー。
さっぱりしたり、オイリーだったり。


3 Comments

みりん says..."試飲販売があったので"
日誌係さま

龍力さんの試飲販売があったので行ってきました。上三草の試飲も出してくれたのですが、何が悪いとかは無いのですがどうもしっくり来ずに、以前に飲んだ時よりもさらに良いと感じた“天神地祇”の方を購入して来ました。天神地祇も一応は二年以上の熟成と言っているらしいですが、蔵の人によるともっともっと寝ているんじゃないか・・・とか(笑)こういう老ねが全く無く綺麗に熟成した味わいと言うのは市販酒ではなかなか出会えないのですが、龍力さんの上級酒では割りと出会えるので、本当に有り難いです。以前は超吟や石田屋がこういう気持ちを満たしてくれる商品だったのですが、今では個人的には今回の天神地祇や神功、秋津等の良い状態の物の方が上質に感じます。本当に稀に他の蔵でもこうした味わいに近い商品がありますが、それがちゃんと高額酒として販売されていると、品質について解っている蔵だなあと嬉しく感じたりします。
2019.07.25 23:01 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: みりんさん"

毎度です。

その時の感覚でフィットするものが良いですよね。
そういった意味でも頻繁に試飲会をやって、それも高価格帯もきちんと飲ませてくれる龍力はありがたいです。
唯一懸念点があるとすれば昨年会長がお亡くなりになったことくらいでしょうか……。
後継ぎが『わかってない』ということはお酒の世界ではよくあることなので……。


龍力の古酒は安定感ありますよねえ~。
超吟や石田屋のように、5年熟成とか毎年12月出荷とか定めてないことが大きいのかな?なんて思ったりします。
それに合わせて無理やり出さないといけないですからどうしても当たり外れが大きくなりますよね。

超吟や石田屋も自分でいい状態まで調整できれば美味しいんだろうなあとは思います。
先日日本酒も出すワインバーで超吟を飲んだらすこぶる良かったのですが、口開け直後ではやはりそうはいきませんでした。
そこでは状態を見ながら調節してるそうですが、呑兵衛が自宅で飲むにはいささか面倒がすぎますね。



2019.07.26 01:28 | URL | #- [edit]
みりん says..."No titleTo 日誌係さん"
後継ぎの懸念ですが、龍力さんに関しては暫くは大丈夫かなと思っています。ドラゴンシリーズは正直少し微妙なので、今の次の世代はちょっと心配だったのですが、日誌係さんがレヴューで絶賛されている“奥吉川”(私は飲んだ事が無いのですが)にドラゴンの意匠が使われている所を見るともしかすると大丈夫なのではないかと思ってきています。この意味でも日誌係さんのブログはとても参考になり個人的には悦ばしい発見でした(微笑)
ただ、ここ二年くらいは大吟醸のアル添のタイミングが少し早くなったのではないかと思われ、アル添大吟のほとんどの熟成酒に木香様臭と言われる香りが見られるのが気掛かりです。私はこの香りも或る程度は許容できるのですが妻はこの香りがとても嫌いなようで、ソーヴィニヨンブラン種のワインの或る種のチオール系化合物の香りにフレーメン反応するが如く嫌がります(;^_^A まあ、以前にもこうした木香様臭が強く感じる時期があったので、また正常な状態に戻してくれるとは思いますが、初めての方が現在これを飲んで龍力さんのアル添大吟醸が全般的に苦手だと感じてしまわれないようには願っています。
2019.07.26 20:23 | URL | #- [edit]

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