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日本酒感想日誌

モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザンVV 1993 ドミニク・ローラン

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ドミニク・ローランはもとパティシエという異色の経歴の有名ネゴシアン(今は自社畑も持ってる)。
ところがこのワインに関してはドミニク・ローランのものではなく、中身はすでに引退したペルナン・ロサンのワインらしい。
この人が引退するときに畑を託したのがペロ・ミノ。
こういう良い畑が見込んだ生産者に継承されていくのってなんか良いですね。

モレ・サン・ドニはジュブレ・シャンベルタンと、シャンポール・ミュジニーの間。
モン・リュイザンはクロ・ド・ラ・ロッシュの上。
というか3つの小区画に分かれていて、それぞれACモレ・サン・ドニ、1er、そして最下部はクロ・ド・ラ・ロッシュになってるみたい。
白も造られてる、というか白がメインとかなんとか。
ジャパンインポートシステムの輸入になってます。






どうだ?

香りは楽しい気がする。
味わいはさっぱりめで綺麗な酸味、あとは割とタニック。
明らかにリコルクしてある風なのと割とまだ元気なのでちょっと怪しい感じはするが。


香りはさすがに良いな。
キューンと来る感じでないけど。
なんだろう、ローズ系の香りっていったらいいのか。
あるいはイチゴやラズベリーに綺麗に微かなスパイス感やプルーンが溶けてるというか。
ケモ感や心地よいミント感もあるかもしれない。
少し土や豆?
黒糖やみたらし?

含むと少しポートワインのようなニュアンスもしつつ、ほどほどに爽やかさも。
味わいはやや枯れ気味なのか、薄旨の出汁系?
甘みと酸味がそれなりに。
ちょっと梅風味?
ややタニックな収斂性はある。



あっ、そりゃそうだよなという話なんですが、ちょっと時間をかけて飲んでやるとグッと良いですね。
ムンムン、あるいはムワッとした熟成感もありつつ、まだまだ健在というような感じで長命ですね。
それも当然の話で、クロ・ド・ラ・ロッシュはブルゴーニュで最も長命とか言われたりなんだもんね、これもそうだよね。
味もぐぐっと出てきます。

妖艶な香りも素晴らなんですが、なんというか爽やかな石鹸みたいな感じがスッと入ってくるタイミングがあって。
含めば酸味がまだいきいきチェリーやラズベリーのような感じもありつつ、鉄分やミネラルを強めに感じる収斂性のフィニッシュ。
ミネラル感なんかは程よくほろっと崩れてきますが、それをやや血っぽいような鉄分のタンニンがささえる感じ?
その中に柔らかい甘さとともにビターさが味わえて、焙煎したコーヒーのようなニュアンスもありますね。




2日目。
窒素に念には念を入れてパラフィルムで保管して。

うまいな(笑)
ぶわっと来るほどすごいわけはないけど。
別なワインの後ってこともあるんだろうけど甘みも感じるし。
妖艶さといい味わい的に文句はない。
ただし官能に訴えかけてくるレヴェルではない。













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