FC2ブログ

日本酒感想日誌

【1258】春心 生もとつくり純米酒 theハルゴコロ 30BY

  0   0


お初の銘柄です。
石川県小松から春心

そうとうに小さい蔵のようで、現蔵元の祖父がやっていたのを平成8年に別資本へ経営譲渡、それを平成26年に買い戻したとかなんとか。
蔵元杜氏の方は、こだまさんのとこによると、都美人のととことこお友達でともに農口さんの弟子らしいですね。

どれが柱になるような商品なのかちょっとわからなかったのですが、クラシックよりの商品が多いのと、無濾過生が多い?
今回生もとの純米火入れというのがあったので買ってみました。
掛米がコシヒカリ、麹米が五百万石で精白歩合は7割となっています。
市内のこだわり系のコシヒカリで酵母無添加の生もとのようです。






常温、お燗がお勧めされてますが、とりあえず冷やしたとこからね。
ただ写真撮った後冷蔵庫から出しておきました、ほんの10分とかですが。


おお、良いじゃないですか!

まずかなりゴリゴリ、石系にミネラル感がびびっとあって、この時点では速醸っぽい。
そして少し古色のあるような、藁っぽいようなニュアンスを軽く感じるかというとこですが、これは健全に育った熟成のようなコシヒカリだからのような?
いや少し酸味のクセっぽい感じがでてくるのはコシヒカリ+生もとって感じだな。
白木久とかで感じるようなニュアンス、穏やかめで古民家のような鄙びたニュアンスも少し感じ、なかなか面白いです。
白木久はやり過ぎなんだけど、これはいい塩梅にコントロールされている。

逆にこれは常温、あるいは温めると面白いニュアンスとして膨らみそう。
やっぱりこれがだんだん出てきて、プラムにプルーンとかチェリーとかも感じるような、酸味とタニックな感じですかね。
洋酒の雰囲気もありつつ、いい意味で田舎臭い古っぽい感じが漂うのが心地よい、滋味深い。
あーーあれか、仙禽のナチュールとかそっち系な雰囲気だな。
モダン感、田舎感、ほっと和むような甘み味わいも感じさせつつ、大吟の系譜のビッとしたミネラル系のキレ、ストラクチャも徹頭徹尾はっきり。
これもしかしたら凄いヒットかもしれない。

お燗。
温度が上がるにつれ酸味がはっきり出てくるのはやっぱり生もとだからか。
ジューシーさを感じ、やっぱりほんのりついたニュアンスが魅力的。
酸味から、ミネラル的にドライな切れ上がりが少し収斂性をもってタニックという感じだけど、あっためるとやっぱ生もとっぽいスッと染みる軽さとか、乳酸的なニュアンスも感じるなあ。
少し枯れたというか田舎の臭い、炊いたお米のようなほっこり感が控えめに。
でも生もとナチュール的な酸とタニック、ニュアンスがも逆にモダン感。

これ好きです、楽しみですね。
もっと寝かせてはっきりさせてもいいし、でも今が良いバランスだね。
各ニュアンスがうるさくなくて、すこーし冷えた常温くらいのとこでワイングラスなんかで出したら超オシャレだし。
僕のいうとこのパフューミーというか、さらっと適度に粉っぽくてドライ感だったり。
田舎感、艶っぽさ。

鴨にオレンジを使ったソースというのを合わせると不思議なほど合う。
オレンジ感がつながってくるような。


これあんまり売ってないけどぜひ飲んでみてください。
かなり楽しみですね。
あとは都美人も改めて良いの拾ってみたいところです。



2日目。
ほぼ常温というような温度で。
昨日は徐々に温度を上げていく中でだったんですが、今日ははっきりと酸味を感じて、こういう酸味の主張でいいうと花巴とかそういう系統のジャンルかもしれません。
ただそれが適度に穏やかなのが凄く魅力ですね。

あとはスッと少しハーブというかミンティさもありつつ、酸味からキュッと収斂性が入って、やっぱり少しタニックということなんでしょうか。
渋みともとる人もいるでしょうが、これもひどく強いと壊れるんですが強すぎないし、やっぱり個人的にはミネラルっぽさも感じる。

その上でふんわり適度な柔らかさ、お米の味わい。
乳酸っぽい味わいもあるけどそれもくどくなくて、程よくドライな風合いも出たり。

とにかくいろんなところのバランスが良いです。
たまたま偶然、日本最強クラスの飲料総合バーだと思ってるとこが今日別な商品をインスタでほめていて、やっぱり良いお酒はちゃんと広がっていってるんだなあと思いました。
そこでは茶色系の出汁や旨味を感じるといっていましたが、これがおそらく僕が昨日言っていたいい意味で鄙びた田舎っぽいニュアンスで、状態や商品によってはもう少し膨らむかもしれません。
でまた膨らんでも嫌じゃなくて面白いと思います。

お料理とのことで少し浮かぶと、お隣の福井に舞美人があって、あれなんかもちょっと似てる味わいなんですよね。
もしかしたらこういうお酒が合う文化があるんですかね~。
あうかは知らないけど蟹、それも刺身で蟹酢の酸味なんかも思い浮かんだり。
あとは昆布や鰹節ではなくてシイタケ、というのはなるほどなあと思いました。
お肉系の鴨とかそれこそ中華の金華ハムとかも面白いのかもしれません。

お燗にしても良いんだよねえ。
クリアーさやドライ感がいい具合に立ったうえでの酸味とか甘みとか。
ギリギリやり過ぎてないし、細かいニュアンス感とかも酔っていけるお酒。
ただ酸味を出してるとか、だたカプで甘くてガスのあるお酒をっていうんじゃなくて、世界観に酔っていける。
ちょっとほめ過ぎかな、とりあえず次は速醸を。











Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/3049-4d5ea768