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日本酒感想日誌

マコン・ルージュ キュヴェ910 ジュリアン・ギィヨ

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ブルゴーニュ、マコンの自然派らしいです。
所有するクロ・デ・ヴィーニュ・デュ・メイヌはクリュニー修道院が910年に切り開いた畑ということで、そこから取った910というキュベ。
当時ピノ・ノワール、ガメイ、シャルドネを混醸していたことから、それを再現したワインということでそのせいで毎年味はだいぶ違うよう。






クリアーなルビー色でロゼのようなロゼじゃないような。
華やかに香るタイプで、ベリー系あるいはフランボワーズとかそんなイメージに、わりとピノっぽさもあるなという感じ。
含むと柔らかくてスムースにすっと染みていく自然派らしい味わいで美味しいです。
今日の気分にあってる。
やっぱりさっぱりしたのが飲みたいなって時に、日本酒ファンにとっても良い選択肢になるんだよねこの手のワインは。
この間飲んだムンジョーに近しい。


含むといっぱいにチャーミングな香りが広がり、それとともに軽く甘やかさも感じるかなーという味わい。
少しガスでも溶けてるのか?というような少し舌先にシュッと来るのもいですね。
ガスではないと思うのである種の収斂性か、上記のベリーなイメージに少し香草のような青苦さもあるかな。
ミネラル感がカチッとしたタイプではなく、しなやかにスッと伸びて染みていくような味わいのなかに、自然派っぽいちょっとそっけない酵母感のあるような旨味を感じさせるが、やや塩気はありますね。

思ったよりもエキス感があって旨味たっぷりですが、やっぱりそれに香りを添えて最後までブーケ感のあるような。
またピノっぽい妖艶さもしっかり出ていて、シンプルさもあるんだけど徐々に派手で大ぶりなワインのように感じられてきました。

なかなか面白い。
でもムンジョーのほうが好みだったかな、いやもう品種もAOCも全然違うわけだけど。



自然派ワインについて。
自然派ワインの定義となった時にSO2無添加とか有機栽培的な話が出てくるんだけど、それは売るためのラベリングみたいなもんで本質は違うとこにあると思います。
実際自然派といっても色々なスタイルがあるように思います。

じゃあどういうワインかというとトラッドな様式に縛られない味わいのワインということになるでしょうか。
ブルゴーニュとかボルドーの寝かせてナンボの高級ワインが中心にあって、それと同じことしてたら他の生産者はかなわないわけです。
じゃあそれと違う美味しさを目指そうといったときに、それを売るときのカテゴライズとして自然派、ある種の回顧主義みたいなものを便宜的に利用しているという感じでしょうか。
日本酒でいえば大吟醸や純米酒じゃなくて違う美味しさがあるよね→モダン系の生もと、みたいな。


味わい的にはそりゃいろいろなスタイルがあるのですが、基本的には酸味やタンニンが強くなくて早飲みできるというような感じでしょうか。
その分まだ若いんですが自然な酵母感のあるようなエキス感、ある種の旨味を大事にもしていると思います。

酸やタンニンが少ないということもあって(まだちゃんと赤の自然派ってのんでないけど)、飲みやすくて日本酒ファンにも親しみやすく、日本酒酒屋が自然派ワインを取り扱ってるのも自然な流れかなあとは思います。
まあぶっちゃけ万以上のワインなんて数仕入れらんないし、それを飲む富裕層も限られてるってのが大きいんだろうけど。
日本酒好きにもぜひどうぞとおすすめなんですが、日本酒に比べるとやっぱ圧倒的に高いから無理かなあ。



2日目、すこし残しておいたのを。
あきらかにバラけてきていて確実に初日に飲んだほうがいいのは置いといて。
今日ははっきりシャルドネ分もわかりますね。
これはこれでなかなか面白い。



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