FC2ブログ

日本酒感想日誌

【1268】松の司 純米大吟醸 竜王町山田錦 土壌別仕込み 山中 30BY

  0   0


これで今年は4種コンプリート。


栽培者:辻澤明秀
花崗岩からなる鏡山の裾に位置する山中地区。岩盤が風化した砂や砂礫を多く含む水はけの良い土壌は硬質で繊細な山田錦を育てます。そんな山田錦から生まれた酒はタイトなテクスチャーと軽やかさが印象的です。心地良い軽さの中にフローラルでキメ細やかな味わいを感じることが出来ます。








うん、明らかに一番華やかですね。
確かにこのシリーズの中ではフローラルといって差し支えなく、ぱっと飲んだら少し違和感があるかもしれない。
その分一般には間違いなくこれが一番ウケるかな~。

味わい的にはどうだろうか。
しっとり滑らか、香りを深く溶かし込んだように甘み感じる一方で、やや苦みが強めに締めるか。
軽いんですがそれなりにクリーム感があり、酸味が少し低いように感じます。
適度な潤いや伸び、キレは文句なしのこのブルーのスタイルは出ている。

個人的には山之上と比べたら、ある種のソリッドさや厳しさのあった圧倒的に山之上のほうが好み。
どっちかというと前半リリースの林・橋本に対して後半の2つが変わり種という立ち位置なのかな?
また同じ時期に比べたら違うのかもしれませんが。



いや、美味しいは美味しいのだが、想定外だったのでちょっと驚いています。
少しカプっぽい味わいに仕上がっていて、マスカット系の香りに潤いある甘み、逆にキレはやや苦み強めみたいな。
あえて出してるのか、それともこういう風になってしまうのか。
山中は去年もあってここまでじゃないはずなんだけど、それでも少し香りが出るのは共通?
香るんであれば酸高くなりそうなもんだけどそういうわけでもないし。
まさか造りを大きく変えてるってことはないでしょうしね。
土壌による違いが固定されてくるのはまだまだこれからという感じなんでしょうか。

まあでも優れた蔵がこういうのやるのは良いことですよ。
松の司、龍力、澤屋まつもと、会津娘とね。
逆に言うとヘボいとこがやってもしょうがない。
而今や貴、写楽が形だけまねて吉川東条とか雑なことやってもしゃーないしリソースの無駄だからやめてくれ頼む。



2日目。
かなりカプいし甘い。
カプ系の酵母使ってんのか?と思うくらいだけどどうなんだろう、醸造条件を揃えてるとは言ってないからな。
カプいというと過敏なのかなあ、メローにマスクメロン系。
同じ条件でこんだけ違うと驚異だが。
深く溶け込んでの、ズババっとしたキレ感、そのミネラル香や複雑な収斂性、風格はさすが。
文句はないですし、初めて飲むならこれしかない。








Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/3074-2b6575d6