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日本酒感想日誌

【1271】大信州 純米吟醸 手の内 30BY

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おすすめ頂いたので久しぶりに大信州を。
これ以来ですかね?
これは一部で大好評で、たぶん今飲んだら華やかすぎて無理だと思うけど、大信州は技術力に定評があり昔から割と信用してます。
最近出したハイスぺ3種とかもやってみたいんだけど高いので勇気が必要。



金紋錦の49/55で、無濾過原酒の生詰みたいです。








安定の味わいで、さすがにおすすめが入るだけあってスキのない味わい。
どのお酒飲んでもこれくらいやってくる蔵なのかもしれませんが。

大信州といえばメロン系の香りで、これもややカプっぽさもありますが、綺麗に出ています。
火入ですが、味わい香りとともに生が好きな人でも物足りなくないでしょう。

含むと滑らかで、軽くふくよかさも感じるようなタッチが自然体で気持ちが良い
少しち密なようでもあるが、適度にほぐれ、酸味がしっかり爽やかさを出してる。
リンゴやパイナポーな雰囲気も。

いやこれカプの多めのお酒にある苦みなのかな、それが綺麗にほろほろほどけるようなミネラルっぽさに感じる。
味わいもある程度甘みがしっかりあるんですが、エキス分とか変なミルキーさが強すぎないで、スッと伸びていく。
少し青いようなニュアンスが終始わずかに抜けていくような感じで、フィニッシュも風のない湖面のように静かにサッとさばけるのですが、ピッと硬質なミネラル香のキレ、いいかえれば気品ある薄く研いだ辛味がスッと抜けるようです。
あるていど好ましいものをミネラル感と称しているだけなのですが、ここはアルコール感なのかもしれませんがそれをコントロールして活用してるというとこなのでしょうか実際は?
ここはちょっと解説入れないといけないですねそろそろ。


いや良いですね、これはおすすめ頂いてありがとうございました。
間違いなく万人受けするともいます、もうちょっとという人はいてもダメだという人はいないでしょう。

香りも甘みも出すタイプではあり少し好みのとことはそれるんですが、毎日毎日ズバッとしたのを飲むわけにもいかず、たまにこう香りのあるものを飲みたいなという日にこういうのを飲めばいいんだな~という一つの答え。


テクニックが凄い。
かなり甘いし香るんですよ、個人的にはもう1歩抑えても加水してもいい。
でもその上で、これもう少し出ちゃったら香りがうるさい、ブヨつく、粗いクドイ苦いギザギザ、そんな凡百のカプ酒なんでしょうがぎりコントロールされていて美学がある。
絶妙にふわっと軽くエアリーに溶けるようで、薄すぎないボディがあり、柔らかいんだけどクリアーだね。
香りも甘みも出てるけど、質感はめちゃくちゃ厳しく研ぎ澄まされてるよ。
クリアーでブライト、ゆったりふわりと舞って軽いんだけどじゃあボディが無かったらそれはそれでペラペラなわけ。
でそこで終わってもカプがウザいんだけど、そっけないくらいの旨味エキスのラインで支えて、スッと凛とした佇まいで、国宝級の名刀が和紙1枚切るようなそんなイメージで切れて、ミネラル香でもアルコール感でもいいけどスッと美しく匂い立つと。

うーんでも酸のブライトネス、カプ系酵母の苦みをうまく活用したほろほろ適度な粒立ち、ギリ抑えたウザさをさらに一段上に昇華するスッとした切れ上がり。
うーん文句ないね(笑)
本当に紙一重なんだけど、紙一重の薄さ。
また火入れでこの時期まで寝かせてもダレずにこの香味ってのが、生派にも価値ありなのかな。







2 Comments

こういちろ@単身赴任終了! says...""
早速ありがとうございます!
私が思ったことをほぼ書いて下さいました(笑)

惜しむらくは2点。

一つはバランスが良いと言ってしまえばそうなのですが、そのバランスが非常に不安定に感じたこと。ちょっとどこかに振れたら違うイメージになってしまうのではないでしょうか。
日誌係さんの紙一重という表現もそういう所でしょうか?

もう一つは原酒で16度という所。原酒で17~19度、または割水で14~16度、もしくは原酒で13~14度の設定で飲んでみたかったです。色々難しいとは思いますが…
2019.10.14 23:12 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: こういちろさん"

いえいえ、こちらこそおすすめは助かります。
ちゃんと美味しかったです(笑)

僕の感覚でいうと、これももはやカプ系になっちゃうんですよね。
どこか一つ香りだったり味のボリュームを間違えればちょっとNG入るかもしれないですし、実際あけて2日もすればバランスが……というとこはありますね。



度数も難しいとこですよね。
僕なんかは加水してもいいと思いますが、生が好きな人にはこの少しすむすーさや綺麗さも出した16度は物足りないかもしれません。
蔵元のほうで色々考えたうえでの、この着地点と技術力は本当に見事で絶妙だと思いますが。
大信州で低アルのイメージは無いですが、もう少しわかりやすいものだと新酒の時期にあるかもしれません。
しっかり甘みがあるものと、スッキリ若いものがあるので選択が難しいとこですが。


2019.10.16 01:26 | URL | #- [edit]

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