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日本酒感想日誌

【1272】龍力 純米大吟醸 米のささやき 奥谷

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龍力の会で得た感覚を忘れないうちにいくつか確認ということで、まずは西武限定の奥谷を。
今年2本目になりますね。

麹米35/掛米40の純大です。
奥谷の場所については少し前の記事でちょっと触れてます。
熟成年数が不明なのですが、3年程度は寝ているのではないでしょうか。






おっ?
すこし熟成感と甘み?
いや最初なんで全然あてになりませんが。

甘いってわけでもないのか。
円やかに程よく練れたというか熟れて、ふんわりエロめのブドウみたいなニュアンスがあってこれはいい具合ですよ、良いときの奴です。
一方でやや高めに酸を感じて、少しラムネっぽいようなニュアンスも残ってます。
今度は逆にまだそっけないかな、もう少しバランス取れてくると良いんだけど。
程よいコク感、とろみからもちろんフィニッシュは鮮やかにビッとね。


うん、同じ熟成年数なら東条と吉川ある程度ブラインドでもわかるかもな、龍力に関しては。
なるほどね~ああこれ確かにもう少し甘みあったほうがいいのかなあ、もう少し甘み乗ったら確かに奥吉川ブルーだ。
こういう味ののり方で、ちょっと早めに乗ってくるのかな。
いい具合にまろく熟れてますが、まだもう少し寝かせても面白そう。


ああ良いわ、安定してくると非常に素晴らしい。
嫌な感じはない。
まだフレッシュさもあって、瑞々しく酸味も。
でもふんわりした熟れた優しい甘みと、少しだけズンと、あるいは少しゴツっと厚みを感じ、また表にも軽くぺたっと(というのがネガティブならフラットに)味乗りしてくるイメージかなあ。
これ東条だと厚みよりもまずシャープにとにかくズバッといく感覚なんですけどね、ただ今のとこの感想としてはなのでもう少し飲んでみないとはっきりとは。
もちろんこれもミネラリーなキレやほどけ感はあるんですが、あくまでも豊満なものをスローに切らすという作用で、いや鋭さも備えてるんですけど、この豊かさ×エレガントさ×凛としたキレある種の厳しさはどちらかというとズドンとした存在感。
イメージでいえば吉川がバタールで、東条がシュヴァリエなのか、知らんけど。


すばらしい。
まだフレッシュさもあるような絶妙の熟れ感、このフィニッシュ、やはり唯一無二の世界感。
間違いなく素晴らしいのですが、まあこれくらいは当たり前だよねっていうののも龍力
あーでもタイミングでかなり最高のバランス出てくるなコレは、うめえ、別格。
めちゃくちゃ良いタイミングあります。


とにかく自分もそうだったんですけど、兵庫のお酒って言うと灘的な変な老舗感があるのと、龍力に関してはああなんかデパートで高く売ってる贈答用のお酒だよねってイメージがあると思うんですよ。
そういうのって逆に忌避しがちなとこもあるし、管理とかもあって微妙なのもあるんだけど。
間違いなく日本酒としてある一つの頂点にあるお酒。



米田もやっぱりちゃんと買って家で何回か飲んでみないとわからんよなー買ってこよ。
ストリートビューとか見ると米田は確かに良さそうですね。
かなり狭く、傾斜がかかって。


1日あけて3日目。
やっぱこの円みのある穏やかな熟れ感の甘みに包まれて、でもそこからビッと。
いいねえ、これは良い仕上がりだと思う。





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