日本酒感想日誌

ARTICLE PAGE

醸し人九平次 純米大吟醸 雄町 SAUVAGE 2018

日本酒
  • comment6
  • trackback0

これ8月出荷でもう11月そろそろ限界なので開けないと。
協田と雄町比べのつもりで買ったんだけどちょっと協田がイマイチでやる気を失ってました。

赤磐雄町50で、ここは14号なんだっけ?





うーむちょっとカプい気がするんだよな。

あ、ダメだー協田、あるいは薄濁りと一緒。
いいとこもあるんだけど、この感じは今年の九平次はこっちなんだろうか。
ここのお酒で、火入れ3ヶ月でそんなにダメになるとは思えないんだけどな。

くぐもったエキス感のわりに甘くなくて、でも香りはちょっとカプくて、なんというんだろうバターっぽい感じなんですよね。
もちろんキュートさもある美しい酸味の感じとか、ミネラリーとかそいういうところは九平次のよさとしてあるんだけど。
柔らかさと、まあミネラル感なのかもしんないけど少し野趣があるようなビターさ。
キレた後にピッとくるミネラル香なんかは良いんだけど。

九平次のいいときってこんなだったかな?と思うんですよね。
たぶん口当たりの滑らかさとかは良いんだけど、味わいのバランスがどうにも不満で、もっといいときの九平次ちゃうやろという感じ。
もうちょっとクリアーに鋭くしてほしいなあ。
贅肉がついてぼんやりしてるように感じられてしまいます。
飲んだ3種ともこういう感じがあったので狙ってるのかもしれませんが。











ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下、ケンカを売るような書くのですが、嫌な人はスルーしてください。自戒の意と、問題提起として書きます。
今年九平次について書いた日本酒レビューの記事でこんなのを見かけたんです。

とあるブログその1

『山田錦の方が萬乗醸造にとって多様な味わいをつくる道具としては理想的なのかもしれない』
『醸し人九平次は山田錦がおすすめ』


とあるブログその2

オレはココの「山田錦」には要ナシかな




それぞれ反対のこと言ってるのが一番のお笑いポイントなんだけど、こういう決めつけを安易に言うの、レベルが低すぎないか?
九平次ウォッチャー的に毎年すべての商品を飲んでますとかいうんだったらわかるけど、君たちそんなに飲んでないじゃんっていうとこがまたアホじゃねーのと思うんだよね。
なんでそんなに簡単に断言できんの、神の舌でも持ってんのか?

とあるブログその1の人なんか別な記事でこんなこと言ってるんですよ。

日本酒はワインと違って、つくり方で味わいの大半が決まるので、お米で味が決まることはありません。プロでもティスティングで使われている酒米を当てることはできないので、無視してOK。



えぇ……じゃあ君なんで山田錦がおすすめって断言してんのよ。
タンクや年度やデキが全く違うのがお酒で、まして日本酒は発酵の過程も複雑で、そうとうブレであったり、あるいは造り手のウデの部分が大きいと思うんですよね。
今年のは山田錦のほうが美味しいと感じました、くらいなら良いんだけど安易に上のような断言をするのはちょっとやり過ぎかなあと思います。

かくいう自分も、最近は例えば特A山田錦びいきで、正直やっぱり他のお米とは違うパワーがあるんじゃないかなあとは感じてはいるんですよね。
ただ安易に明らかに特Aは違う!とか特Aは神!とかいうのはちょっと表現に気をつけなきゃいかんなあと、そんな風に考えた次第です。

まあ日本酒ブログなんて所詮は便所の落書き、チラシの裏なんすけどあんまりおかしな話を吹聴するのも日本酒ファンならやめといたほうがいいんじゃないかなあと。
少なくとも安易な断定とか、別に業界人でもないのに訳知り顔で専門的なことを話すのは控えようと思います。
うちのブログは、『素人ですけど僕はそう思いますよ~』くらいだと常に思って読んでください(笑)

あと引用した人、ごめんなさいね。、disってるとかではなくてリスペクトはあるつもりです。
こういうのは集合知みたいなもんでサンプルがあればあるほどいいのでそれぞれ日本酒文壇()を盛り上げていきましょうよ。
まあ神の舌気取りだけはちょっと引くけど(笑)








関連記事
スポンサーサイト



Comments 6

お茶  

いろんな方のブログ参考にして5、6年ぶりくらいに九平次飲みましたが、思ったより味が乗ってて丸い感じがするなと。正直以前飲んだのが前すぎて、美化し過ぎてたのかもしれないです。
でも、2日目以降は渋味酸味が出てきてくれたので飲み切る事ができました。

ブログは色々好きに書いてくれた方が面白いですね。
折角一個人でやってるブログなのに、角が立たないように当たり障りのないレビューやっても勿体無い気がします。

あの人は最近結構控え目に書いてるので、少し前の「俺こそが全知全能の神である」感を全面に醸し出していた頃が面白かったです(笑)

2019/11/10 (Sun) 02:55 | EDIT | REPLY |   
日誌係  
Re: お茶さん



マジですか、俺ももっとオラオラ系で行こうかな(笑)


九平次は好みの変化かもしれませんが、一昨年くらいのものは惚れこむくらい良かったのですが。
去年は1勝1敗、今年は3戦全敗なので、お茶さんにも当てはまるかもしれません。
仕込み本数も多いですし、割と細かくコロコロ変わるイメージでなかなか難しいとこです。
澤屋の師匠ということで、その辺との共通項はあるんですけどね~。

その点、義侠の感想も興味深く読ませてもらいました。
あれも15BYくらいから割と手に入るんですが商品によってかなり違って。
ここ数年のもののほうがハズレはないんですが、高精白だと10年~前のものがずば抜けて良かったりもするので悩ましいです。
路線的には間違いなく好みなのでもう少しストックや飲む本数を増やさなければいけませんね。










2019/11/10 (Sun) 03:23 | EDIT | REPLY |   
お茶  
To 日誌係さん

義侠の情報ありがとうございます!
いや〜、自分のよく行く酒屋では中々数年前の義侠は置いてくれないですね。

自分はまだまだ経験が無いんで、あんだけ寝てるのに淡麗に近い感じに仕上がってるのはビックリしました。ミネラリーなキシキシ感も健在でしたし。
これが完成形なのか、まだ寝かせたりないのか、それとも寝かせすぎて味が飛んでしまったか(そんなことあるのか?)、ただ単にハズレだったのか。圧倒的に経験不足なのでわかりません……

特A山田、希少そうにみえて皆結構使っていますが、田んぼの数がものすごいんでしょうね。一度見てみたいです。

2019/11/10 (Sun) 12:40 | EDIT | REPLY |   
日誌係  
Re: To 日誌係さん


義侠は年に1度、特約店集めて試飲兼受注会みたいのをやったりしてるらしいので、マニアックな商品はお店によってラインナップが違うのが面白いけど厄介なんですよね。、
どこも熟成に理解もあってそれぞれやってたりしますし。

寝かせて味が飛ぶということはあり得ると思います。
ただ経験的には火入れならここのお酒は15BY~20BYくらいなら全然飲み頃という感覚はありますね。
ただその場合でもゴリゴリの熟成系というよりは結構スムースにイケるなあという感じだった気がします。
安パイを選ぶなら2、3年前のものということになりますが。
うーむ、飲みたくなってきました(笑)

特Aは思っている以上にピンキリな気もしますね~。
良いところは灘や伏見の大手にはじまってそれこそ龍力とかがかなり囲い込んでいて。
そこにフロンティア東条21(義侠、磯自慢、黒龍、十四代など)もいますから。
あの辺は食用米より酒米のほうが絶対に儲かるので収量はあるんでしょうが、農協の売っているものと農家と契約して直接仕入れているものでは全く違いますからね。
ちなみに酒屋からちらっと聞きましたが、愛山とか特Aのお米はその辺の酒米と比べ本当にびっくりするくらい高いらしいです。







2019/11/11 (Mon) 04:53 | EDIT | REPLY |   
kt  

お久しぶりです。
相変わらずお元気そうで何よりです(^^;)

九平次は、初めて飲んだのは居酒屋で山田錦の方で、「美味しいなぁ~」と思い、買って飲もう!としたら買いたかった山田錦の方がなくて雄町を買ったのでした(^^;)…で、「…あれ?こんなだったっけ…」ピンと来ないまま終わってました。
その後は結構ブランクが空いて、九平次…と言うのがパターン化。以前日誌係さんが山田錦で良い感想を書いた頃に私も久し振りに飲んで、「九平次って、こんなに美味しかったっけ?」となった事をコメントしましたね。なので、どうも私も 山田錦>雄町 となりがちです…。味の好みの問題なのか、こればっかりは何とも言えませんが…。
私もまたブランクが開いて来たので飲んでみようかな?せっかく話題になっているので山田錦と雄町の両方飲んで比べてみようか…。

…しかし、お弟子さんの方(澤屋…)の方が、買いたくなるモノが良く出るんですよね~試験醸造とか。ここら辺の誘惑に負けなければ九平次2本行ってみようと思います(^^;)

2019/11/16 (Sat) 22:04 | EDIT | REPLY |   
日誌係  
Re: ktさん


こんにちは!
相変わらず元気に飲んでおります。

僕もさほど飲んではいないのですが、いろいろ試しながらちょいちょい変えてるのかなという感じはあります。
大まかなスタイルはブレてないのでらしさはありますが、ハマるときとハマらない時がありますね~。
去年出たうすにごりがまた出るみたいですし、いろいろ選択肢があって迷いますが、機会があればぜひ。

たしかに澤屋の誘惑はありますね(笑)
最近はスポットの限定ものが多く、なかなかマニア心をくすぐってきます(笑)


2019/11/18 (Mon) 15:31 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply