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日本酒感想日誌

【1288】松の司 ブラックアゾラ 2008

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別に何もないですがとっておきのお酒をば。
1年くらい前に2009をやったはずですが(非公開だったかな?)、もう本当に最後。
あるとこにはあるんでしょうが僕が手に入れることはないでしょう。


松の司の前杜氏、瀬戸清三郎氏時代のブラックアゾラ。
なお瀬戸清三郎氏は今年5月5に94歳で逝去されました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。









どう開いていくか。
ワンポイント一瞬でいいのでベストの状態で痺れるものがあればいいなあと思います。

チョーキーなミネラル感に、軽い焙煎的な熟成感、仄かに甘やかさとエキス的な旨味を感じる。
決して華やかなお酒ではないが、かといって枯れ切っているわけでもなく、そっけなさの中にはまだ若さも感じるよう。
さらに温度がおすすめの15~20度くらいになってくると、極わずかにマスカットのニュアンスや、蜜っぽさなどが出てきます。
また非常に低く静かにバニラ、あとは少し柑橘。
やや酸が高めでもう少しほどけていってどうかな。


きたきたき、この余韻。
なげー、そして独特の甘やかさ。
ピュアなんだけど、素朴である種の太さ、野趣や素朴さ。
エレガンスとかってのはあまりしっくりこないんだよなあ、フィネスも。

うーむ幽玄の中のミルキー。
ピュアな輝き。
甘みも出て来て、いいなあ。
あえて言えばもっとズバッて来てもいいかな。
ゆったりしてるけどでも詰まってはいるか。


2019/12/29
少し寝かせておいたのを、今年のアゾラと飲み比べ。
全然落ちてないのがビビるよな。
熟成によるミルキーさ。
茶色い雰囲気は纏うが味わい的には雑味なくクリアー。
酸味とともにまだフルーツのニュアンスに、少し熟成的な色付きで洋酒っぽいカラフルさを極わずかに。
いつまでも口内にとどめておいても続く味わいと、優しい密やかに甘い余韻を残してミネラリーなアタック。
やっぱこのお酒は違うなあ。

うめえ。
柔らかく円熟のミルキーな味わいがふわふわと広がっていくようで、酸味から洋酒っぽいカラフルさ。
濃いエキス感を感じるようなお酒ではなくて、それがちょうどよい味わいと綺麗さのバランスになっていて、クリアーにふわりと優雅でそれでいて響きの深さ、カッチリした収斂性。
おーこれは美味い、脳が痺れる。
涼やかさもあれば深みもある。
まだこれが1合は残ってることにただただ感謝。


























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