FC2ブログ

日本酒感想日誌

【1306】松の司 純米大吟醸 2018SP

  0   0


年末のお布施に。
2019とかR1って書いてあるけど箱には2018って書いてあったし、まあ2019ってことはないと思う。
リリースとかビンテージ、BYが紛らわしいのはなかなか困る。

SP商品で愛山とセットでした。
一昨年から愛山を使ってるという話で、おそらくはせがわの愛山21かな、今回200キロの仕込みで愛山のほうが非常によくできたんだって。
それをうけてせっかくなので山田錦と愛山の個性を感じてもらおうというセットだそうです。
クリアで透明感のある山田錦vs濃醇な旨味の愛山だそうです。

東条産山田錦35。
唯一の懸念はカプじゃないと良いなあというくらい。







はいはい、さす松さす松。
カプじゃないといいなあとか言うのは全くの杞憂でした。
一発目から鳥肌ビンビン。

さらりと適度な甘み、香りはカプ系ではない。
適度な酸味がキリっと、そしてとろみがありゆらゆらとしたテクスチャで、スローに味わいがいつまでも。
お米の味わいを感じさせつつ、ミネラル香の立つキレ感は当然。

これは凄いの来たな。
凄いのっていうかレアなんだよな。
アルティマスとか、あるいは最近飲んでないですが陶酔、黒などの純大は華やか系だったはず。
かといってブラックアゾラは違うし、まあブルーの完成形というか、ちょこっとだけ普通の純大仕様にしましたという感じ。
しずくとかもそうだけど、基本的に世に出さない実験用の小仕込みのものを何本も仕込んでいるようだが、やっぱうめえの造ってるんだなあ。

うんめえわ。
200キロの超小仕込みでできた愛山が素晴らしかったのでっていうのも気になるけど、さすがにこの蔵が良くできたっていうお酒の対抗馬に出してくるお酒ですわ。

静かに白ブドウ、少しメロンのようなニュアンスでしょうか。
とにかくしっとり、つーっと滑るようなテクスチャはピカピカではなくで青磁のよう。
スッキリとしたクリアーさにミネラル感の発露、粒立ち立体感拡散を感じつつ、まさにクリアーに透明感を担保しつつ甘み・お米の旨味も感じさせる。
先ほどはより甘みをしっかり感じたのだか、次第に果物のフレッシュさ、そしてそこからの舌への響き、天に昇るミネラル香。

温度が上がってきても甘さは程々の抑えめで、少し熟れたお米ジュースに。
酸味、キレ。

おほーうめえ。
脳天に突き抜ける、もはや麻薬。
文句ない出来。
うまいっす。


2日目。
フルーツを食べた後に含むと、確かにブルーなんかも連想される、ある意味で金属的な収斂性もあるように思う。
しっかりとした状態で飲めば、マスカットのような甘やかさ、クリアーにお米の味わいも保ちつつ、ビシッと。
余韻にはふわっと軽やかなんだけどお米的なあまうまがふんわりと長くどこまでも。
うめえ。

甘ミネラルなんだけど、ほんの少し色がついてるのが良いのかなあ。












Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/3190-ce699e2d