FC2ブログ

日本酒感想日誌

【1308】金嶽 しぼりたて 無濾過生 2019BY

  0   0


クラシックな5合瓶のインパクト!
奈良から金嶽、あるいはここ最近はKURAMOTO(倉本)という銘柄も出していますね。

このお酒については味がどうこうというよりも、よくあんな所に蔵元があるもんだなと。
奈良市といっても旧都祁町、三重との県境のほうの山奥というか、大和高原で少し開けたところというような。
たぶんたいていの人にとってすげーどうでもいいんですが、古代このあたりに所謂ヤマト王権とは違う勢力があったのではといわれており(おそらく古代奈良は葛城、三輪など複数の勢力が争っていたと思われるが……)、三輪の奥の院ともうしますかこのあたりが日本神話のにおける高天原の1つじゃないのかなあなんて妄想してる地域で、一度ゆっくり徘徊しなければと思っている土地なんです。
だからまるめちさんに先を越されてちょっと悔しい(笑)。

というわけで正直KURAMOTOとかありきたりな特約店向け新ブランドはやめて、なんかもっと土着感や秘境感、古代ロマン的なものを売りにしていけよと思ったりもします。
まあよくある話で息子さんが東京農大を卒業後一般企業に就職していたのを、戻ってきてお酒造りをやっているそうです。
蔵の前の自営田でお米を育てて造っているドメーヌ的な蔵でなかなか面白そうだと思うのですが。

今回はルックスを見れば一目瞭然ですが、地元向けのこの時期のしぼりたて。
ぬきおとし(にごり)もありますが澄酒のほうで、アルコール度数20度のガツンとした普通酒になります。
磨き70で7号らしいです。







わりと美味しくて思わずニッコリ。

乳酸系の甘みに、ややトロピカルでパインなんかを思わせるようなニュアンスもあります。
適度な甘酸の味わいで、甘みのほうは乳酸系のコクで程よく練れており、また全体的に雑っぽさはあまり感じずスッと飲みやすい。
後半はアルコール感からくるようなキレ感がややびビリリと収斂性強めというかスパイシーというかそんな感じではありますが、ジャンルがこういうジャンルなので別に全然OKなレベルですけどね。

柔らかさとか甘みの綺麗さ、アルコール感はともかくとしての雑味のなさ、なんかは光るものがあるともいますけどね。
想像以上に結構いい出来で、僕自身こういう系が好きだってこともあるんですが、例えば〆張鶴のしぼりたてだとか、あるいは厳寒水とか、その辺とも遜色なく楽しめます。
1升2500円を切り、4号じゃなくて5合瓶だしコスパもいい。


いや本当に良い出来ですね。
これはKURAMOTOのほうの新酒も飲んでみたいな。
だからありきたりなKURAMOTOとかじゃなくて闘鶏とか都祈野みたいなる土地のルーツにちなんだパッケージにした方がいいってマジで今からでも。
絶対そっちのほうがインパクトあるよ。
なんかこういうお酒をきちんとした酒屋が適切に育ててあげてほしい。


2日目。
悪くないんだけど、パイナポー系のニュアンスからの変化で、ちょっと樹脂っぽいようなオフフレーバー系のニュアンスに感じてしまうかな今日は。
あるいは青いスパイシーさが強いのか。
それでも蕩けるような甘みや綺麗さは光るものがあるなと感じます。
このお酒けっこう良いですよ。
ガス充填してやればもう少し長く楽しめそうな感じはある。










Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/3195-2d79c293