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日本酒感想日誌

Levi Serafino2001 ロマーノ・レヴィ

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イタリア、グラッパ界伝説の生産者ロマーノ・レヴィ。
すでに個人で彼の作品は随分と高騰しています。

彼は売るためにお酒を造っているという人ではなくて、知人にプレゼントするために造っているような人物だったそうで、頑なに昔ながらの製法である直火式蒸留を続けていたようです。直火式蒸留器を扱うには温度調節が非常に難しく、かなりの経験と知識を必要とするんだって。
そして中身だけでなく一部に手書きラベルのものがありそのアート性も評価されています、特にドンナ・セルヴァーティカという女の子の書かれたラベルのものなんかは大人気です。
存命中も直接買いに行かないと分けてもらえない、行っても売ってもらえるかはわからないとかそんな感じの人。

残念ながらこれはプリントラベルですが、その分お手頃でした。
Levi Serafino(レーヴィ セラフィーノ)という記載があり、レーヴィが幼少の頃に亡くなった父親セラフィーノに捧げられたグラッパということらしい、いくつかこんな感じで種類があるみたい。

中身の色は樽の木材の種類による違いのようで、以前バーで飲んだことがあるが、無色透明なものもあればガッツリ色がついたもののあり、どちらがいいとかっていうわけでないらしい。


・トネリコとサクラの樽に入ったグラッパは5-6年後でも白い(透明)
・オークは茶色、10年くらい入っていると焦げ茶色
・アカシアは縁の部分が赤がかった茶色
・栗は縁が緑がかった茶色



どの程度の熟成品かもわからないし、これがどれに該当するかは何とも。
そのほかにもブドウの種類とか味を決める要素は色々あるらしい。






おっとちょっと違いありますね。
粕取り焼酎みたいな少しクセのある感じを前に飲んだグラッパに感じていたんですが、これはそこを少し超えて、その上にフレッシュさや芳醇さを感じます。
酸味にフルーツのスイートさ。

味わいも全然違う、これ凄いな!
やっぱ別格のものって一口飲んで違うオーラあるわ、マジか!

ドライなんですが、ブドウの皮や種っぽいような感じに、微妙なニュアンスでサクランボみたいな果実。
酸味を出しながらオーク系のウッディさに、いい意味で少しロウや樹脂、ストーブのような。
さらにじんわり収斂性やフルーティさ、酸味が響く味わい。


かなり特殊な生産者なので、詳細不明だが、ちょいと普通のものとは違うニュアンスのフレイヴァーもある。
うわーこれは酔えるね。
フルーツブランデーみたいなニュアンスに直火的な自家製スモーキーニュアンスで、かつ味わいもぐっと出るよ。

やっぱ拘りイタリアおじさんはたまに凄い。
カポヴィッラもそうだったけど。
まだ若いくらいなのかもしれないけど、やっぱり独特のウッド感あるなあ。


2日目。
まだまだこれから開いてくるものなんだけど、何とも言えない旨さ。
少しフルーツやフラワリーなニュアンスも立ちつつ、少しウッディな感じをまとって甘み。
微妙な香味の溶け合う感じ。
さらにチョコレートも少し。
またオーキーな感じが絶妙に爽やか。














2 Comments

みりん says...""
こんにちは

>別格のものって一口飲んで違うオーラあるわ、マジか!

本当にそう思います。
マールやグラッパも妻の影響で色々と飲んだつもりでしたが、さらに経験が豊富だった妻も私も昨年ロマーノ・レヴィさんのグラッパを飲んだ時に、その格の違いに甚く感動しました。
なかなかここまでのギャップを経験することも少なくなりましたが、こうした嬉しい体験は人生の宝のような気がします。
2019.12.30 15:55 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: みりんさん"


味覚にしたらほんのちょっとした違いなんですけど、雰囲気ありますよねえ。
ちょっとした酸味やウッドのニュアンスにやられてしまいます。

僕は札幌に行ったときに寄ったバーがロマーノ・レヴィに強いバーでして、それがきっかけでグラッパを飲むようになりました。
マールも飲んでみたいのですがなかなか手が回りません。
しかしマールやグラッパ好きの奥様とは素敵です(笑)


2019.12.31 05:40 | URL | #- [edit]

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