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日本酒感想日誌

【1322】本金 すっぴん太一 本醸造 無濾過生 2019BY

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昨年飲んで好印象だったのでこちらも再登場。
諏訪の本金
からくち太一という定番酒があるのですがそれの新酒しぼりたてバージョン。

お米は一般米ということみたいです。
磨き60、7号酵母。
+4の1.8、1.0だって。






そこそこ辛いな。
これをどうとるかというとこなんだけど、割と最初から最後までドライな風合いが上に抜けていくような感じがある。
だからそれを少し辛いなとか、あるいはアルコール感とかに感じて嫌な人は嫌かもね。
ただシャキシャキの心地よいドライさ、またサラッと少し粉っぽいような風合いも歯切れよく、個人的にはべたっと扁平なシェイプのお酒よりも断然気持ちいい。

味わいはというとこなんだけど、
ほんの少しとトロピカルでうっすら乳酸系のコクも香るような中で、ある程度のシトラス~グレフルの中間くらいの酸味がありそこからほんのり甘やかさを。
そこから再び辛口がじわじわきてスカッと切れる。
ミネラル感でビシッととかシュパッととかというより、ドライな風合いという表現で、悪い意味ではなく少し粗い粒感でビーズを机の上に注いで跳ねるようなそんな感じ。
でもちょっとクリーミィに旨い。

今年も変わらずいいっすね。
こういうバランスのお酒ってあんまりないんですよ。
某ラノベを引用すれば、『学校では評価されない項目ですからね』という味わいなんですが、僕はこのバランス感は満点で評価したい、評価しなくて何が日本酒ブロガーかという味わい。
アル添的なドライな軽さ、少し跳ねるような感じを出しつつ、そこからのつながりで少しクリーミィに旨味、さらにつながって乳酸っぽいメローな抑揚の流れが中にある。
少しだけジューシーなんだけど、ガワ、あるいは芯はシャープでドライな造形。
ほんのり乳酸系のとこからトロピカルなニュアンスや、またこれも極控えめだがブドウやナシのニュアンスを引っ張ってきてるんだな、少しのクリーミィさとともに。
ところがそれも嫌らしくないくらい控えめで、くどくなりそうなとこでクリアーさもあり、ドライさがカチッと脇を固める。
旨い、旨いよね。

このほんの少しの香りとかメローな乳酸っぽい味わいや旨味が秀逸で、これが無いとただのドライでそっけない、なんもないお酒になっちゃうんだけどねえ。
味わいも質感も香りも少しの補填があり、それでいてぱっとドライな粒立ち・拡散が軽やかで、またそのドライさが美味いんですよね。
軽さ重さもバランスがとれている、クリアーだけどメロー。

やっぱり僕はこれは良いお酒だと思うんですよね。
すげえっていうようなお酒とはジャンルが違うんですが、1升2500円のお酒として細かいとこまで整っていて、素晴らしく秀逸。
めちゃくちゃ進むんですよね、合わせても単体でも。お酒に強い人なら1升で買ってクオリティも含め最強コスパ。
本金自体も凄く良いんでしょうけど、辛口の分だけこれが好きなのかな、基本は柔らかくメローで、ビシッとってお酒じゃないからね。
でも今年もう1本くらいは飲んでみようと思います。


あっ、良いね、凄く良いわ。
纏まってきていい意味でシュガーな甘み、そこにドライな旨味とか酸味とかで表情がついて、深みを感じる。
酸味と香りにニュアンスの関係で、すこーしウッディだったり洋酒っぽかったりするのかな?
やっぱこれほんと良いと思いますね。

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