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日本酒感想日誌

【1331】KURAMOTO 64 山田錦 無濾過生 2019BY

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奈良の倉本酒造、先日金嶽しぼりたてをやりましてなかなか好印象だったので別な商品ということで。

山田錦64の7号酵母。
日本酒度+1、酸度2.0で蔵元いわく、ふくよかだけどキレのあるふくキレ系だそうで。
ちなみに自家田の夢山水を使った倉本という純米酒もリリースされたそうで、これが良かったらそっちも行きます。







なるほどなるほど。
金嶽と同じようなニュアンスも感じる。
少し緩いかな、基本的な考え方は嫌いじゃなくてどう仕上げるかという問題。

7号ということで、香りや甘みが強いお酒ではないです。
自然なとろみのある生酒らしい芳醇さが、少しライトでブラインドで飲んだら少し加水でもしてるのかとか、アル添でもしてるのか?と思うような点を、少し緩いと評したのですが、優しさや飲みやすさでもあるのかな。個人的にはどこかでもう少し焦点を合わせて行けるともっともっと響いてきそうなんだけど。

酸味は数値通り豊かで、グレープフルーツは少し砂糖をかけて、甘苦い柑橘のようなニュアンス。
乳酸っぽいコクのような感じで甘やかさを感じ、少しイソアミル、そこからブドウとかトロピカルに少し感じるという感じ。
味わいは生っぽい芳醇さで広がりがあって、実際に甘みや旨味やエキスなんかはさほど多くないというのが面白いポイント。
柔らかくするっと飲めるので、その分もう少し香り的なニュアンスとか、キレ感とかでもビッと解像度をもって焦点を合わせたものも飲んでみたいかなあ。
金嶽をソフトに飲みやすくしたような感じか。

辛口感もズバッと行く感じではなくて軽さもありつつ、ばっとドライに程よくというような感じでアル添っぽいんだよな。
ミネラル感は意外と少し塩気のあるような感じでワインっぽくあって、ほんのりとした青さとかスパイシー感とかも、他の要素とのバランスで楽しい。

各要素の表現なんかは凄く良いものが散見されるので、これがさらに上のステージで結実するかどうか。
もう少し甘さや香りを出してみてもそれはそれで重し良いと思うし、逆にもう少しビッと研ぎ澄ましたものも飲んでみたい。
磨き64だし求めすぎなんですが、なかなかそういった期待を掛けたくなるようなお酒。
好きですよ僕は。




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